大凸部(東京都青ヶ島村)
東京の南方358km、八丈島の南方65kmに位置する青ヶ島。
火山島として知られており、島の南部には直径1.5kmのカルデラ(池之沢火口)があります。
島自体も海底から聳え立つ外輪山の一部であり、世界的にも珍しい二重式カルデラ火山となっています。
そんな青ヶ島のカルデラを一望できる場所があります。
青ヶ島で最も標高が高い、大凸部(おおとんぶ:標高423m)です。
島で唯一の集落から、徒歩10分のところから遊歩道が始まります。
遊歩道と言っても、整備されているわけではなく、ご覧のようなジャングルのような道です。
本当に合っているか不安になりますが、ところどころに案内板があり、また危険な箇所はないので、自信を持って進んでください。
10分程度登ると、大凸部に到着します。
正面にはカルデラが広がっています。
写真では分かりづらいですが、険しい外輪山の向こうには大海原が広がっています。
山肌をクネクネ曲がりながら、カルデラの中へ下りていく道が見えますが、集落から港へ向かう唯一の道です。
視線を移せば、カルデラの中にコンモリとした山。
丸山と呼ばれる火口丘で標高は223mあります。
斜面が縞模様に見えるのは、縞状に椿が植林されているからだそうです。
北を向けば、青ヶ島唯一の集落を望むことができます。
晴れた日は70km離れた八丈島も見ることができるそうです。
さて、この大凸部は集落から20分というお手軽さで、雄大なカルデラを見ることができますが、青ヶ島自体が気軽に来ることができません。
八丈島から船またはヘリコプター(それぞれ1日1便)というのが、青ヶ島への交通手段です。
私は行き帰りともに、就航率の高いヘリを利用しました。
着陸シーン、離陸シーンを撮影してありますので、よければご覧ください。
青ヶ島の険しい地形が、分かると思いますよ。
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|投稿:2013.07.17 | 最終更新:2018.07.27 |カテゴリ: 東京都