旅行記 2018年GWの小笠原【5-2】大神山公園にて「おがさわら丸」を待つ
2018年5月5日(金) |
東京都最南端の路線バス、小笠原村営バス
10:05
大村地区を目指すため、小笠原村営バスに乗ります。
この路線バスは東京都で一番南を走る路線バスで、ここ小港海岸は東京都最南端のバス停です。父島の西海岸の都道を通り、島内の各集落を結んでいます。概ね1~2時間の1本と、離島にしては本数が多いため、観光の足としても十分に利用可能です。
バスは比較的コンパクトな車体。最初は空いていましたが、扇浦、境浦と進むにつれて、地元民やら観光客やらが乗ってきて、結局座れない人が出るくらいの混雑になりました。しっかり地元民の足になっているようで良かった。
大村地区の中心近くにある「青灯台」というバス停で降りました。
大村地区を一望する大神山公園へ
10:30
大村地区に着くころには空はスカッと晴れ渡っていました。雲1つない空が気持ち良い!
せっかく晴れたので、「海渡」の女将さんから勧められた、大村地区から歩いていける絶景ポイント、大神山展望台を目指すことにします。事前の情報の通り、スーパー小祝さんの脇の道を山側に進んでいきます。
住宅街の裏手にある急な坂道を登ります。女将さんからは「急な階段を避けるルート」ということで教わりましたが、これはこれでなかなかキツイですな…。5月初旬とは思えないほど強い日差しが照りつけ、ジンワリと汗ばんできました。
さらに階段。大神山神社も通り過ぎ、さらに登っていくと展望台に到着しました。
10:40
おおおお!絶景!
到着した大神山公園の展望台からは、予想を上回るほどの良い景色を見ることができました。しかも展望台には誰もおらず、絶景を独占!
こうして上から眺めてみると、青い海は沖縄と似ていますが、街並は別物ですねぇ。
人が住み始めてからの歴史の浅さ、ほんの四十数年前まで続いたアメリカによる統治、地理的にも文化的にも本土から遠く離れた孤島、アメリカからの古い移住者と日本本土からの新しい移住者の共存。それらの要素がそうさせたのかは分かりませんが、良い意味で素朴さのない洗練された街並。
これが小笠原らしさなのかな…なんて思ってみたり。
10:45
おっ!?
「おがさわら丸」です!「おが丸」が帰ってきました!
「ボーッ」と汽笛を響かせ、1000km以上の行程を経て、「おが丸」が3日ぶりに父島に戻ってきました!マラソンランナーのゴールを見守るような気分で、入港風景を眺めます。
あれだけ大きく感じた「おが丸」も、父島の大スケールの大自然の前では何だか小さく見えますね。
GW後半だからか、デッキにいる人は少な目。我々が乗る船が出航したら、父島は一気に静かになるのかもしれません。
「おが丸」が巨体を器用に旋回させて、無事二見港着岸。
美しい海を眺めるのも良いですが、ぼちぼちお昼の時間。お腹が空いてきました。乗客たちが下船したら大村地区の飲食店が混雑すると思われるので、着岸を見届けるとすぐに下界へと下り始めました。
お昼は父島の人気居酒屋でいただきます。
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|投稿:2018.09.11 | 最終更新:2019.02.14 |カテゴリ: 旅行記