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旅行記 2018年GWの小笠原【終章】GWの「おがさわら丸」

2018年5月5日(金)

小笠原諸島の無人島に思いを馳せる

おがさわら丸は東京を目指す

15:55
おがさわら丸」が父島を離れ、見送りの大船団が見えなくなると、少しずつデッキから人が減っていきます。

飲み物を買うために船内に入ると、なんとエントランスは宴会場状態!人が通るスペースを除き、エントランス内のあらゆる場所で輪が出来上がっており、床に座り込んで酒盛りが行われていたのです。グループで旅行に来ている人たち、島で出会って仲良くなった人たちが輪になって飲んでいるのでしょう。

…それにしても、尋常ではない混み具合。ラウンジは勿論満席。4階から7階まで、エントランスは飲み会グループでいっぱい!さすがGW、恐ろしい!既に盛り上がっている飲み会の輪に加わるのもハードルが高く、行き場のない我々は再びデッキに戻りました。


弟島

16:00
父島を離れてしばらくは、父島列島の構成する無人島が見えています。

これは父島列島で一番北にある島、弟島。かつては約100名の住民が暮らしていましたが、現在は無人島になっています。


嫁島

16:45
父島列島が見えなくなる頃、水平線の辺りにうっすらと島影が見えてきます。小笠原村の一番北に点在する聟島列島の島々です。

まずは、嫁島沖を通過。こちらも20名もの人々が暮らしていた過去があります。

媒島

17:00
媒島。「なこうどじま」と読みます。27人の住民がいましたが、現在は無人島。

針之岩

17:10
針之岩。海からニョキッと聳える塔のような岩の集合体で、一番高いもので、136mもあるそうです。

聟島

17:11
聟島(別名:ケーター島)。針之岩のすぐ北にある、聟島列島最大の島です。他の島に比べれば平坦な島で、約25名の住民がサトウキビ栽培や製糖業に携わっていたそうです。

この聟島に上陸するツアーがあるようです。

北之島や中ノ島

17:15
小笠原諸島最北端にあたる北之島中ノ島などなど。人を寄せ付けない険しい岩山のような島が点在しています。人が定住したことはないようです。


北之島を過ぎると、何もないエリアに突入します。570km先の、伊豆諸島青ヶ島までは陸地を見ることはできません。途中で、海からそそり立つ奇岩「孀婦岩」や、今なお活動を続ける活火山「鳥島」の沖を通過しますが、深夜であるため姿を見ることはできません。


混雑する「おがさわら丸」の食事事情

小笠原諸島の無人島をたっぷり眺めた後、シャワーを浴びたり、夕日を見たりしたわけですが、往路とかぶるので、ここでは割愛します。

行きとは大きく事情が違った、混雑する「おがさわら丸」の食事事情をお伝えしたいと思います。

おがさわら丸の夕食

まずは夕食

予想通り、レストランは大行列、ラウンジは宴会客に占拠されてしまっていました。仕方なく、ミニサロンの立食スペースを確保し、昼間に弁当屋で買った島寿司、総菜に加えて、船内の自販機で売っている台湾飯を慌ただしくいただきました。

食事くらい座って摂りたかったものですが、まぁ仕方ないですね。船に乗る前に弁当屋に立ち寄っておいて、本当に良かった…。


写真はないですが、朝食は売店で売っていた菓子パンをデッキのベンチで食べました。デッキであれば座れることが多いですが、如何せん風が強く、食事どころではありません。デッキで食べるのであれば、パンなど簡単に食べられるものにしておくのが無難です。


おがさわら丸の昼食

やらかしてしまったのが、昼食

ラウンジで売っていたカレーが美味しそうだったので思わず購入。しかしラウンジは飲み会グループで埋まっており、空席は1つもなし!やむを得ずカレーを持ったまま、デッキのテーブルへ…。

強風の中カレーなんて食べたら、結果は見えていますよね。風に乗って、カレーが飛散してしまいました…。テーブルはティッシュで拭きましたが、Tシャツにシミが…(涙)。

「汁気があるものを買う時は、席を確保してから!」良い教訓になりました。


…というわけで、散々だった帰りの「おがさわら丸」のお食事。しかしまぁ、行列に並ぶことも、目当ての店に入れないことも、大型連休ではよくあること。避けられることではないですよね。


2018年5月6日(土)

ただいま本州!

房総半島が見えた 

11:45
ついに見えました!本州です!

房総半島の先端、南房総市の辺りでしょうか。建物もうっすらと見えます。

我々の日常に帰ってきてしまったんだなー。あまりに距離が遠すぎて、小笠原で過ごした日々が、まるで夢だったんじゃないかと思えるほど。

洲崎沖を通過

12:10
館山市洲崎沖を通過。いよいよ東京湾に入ります。

東京に近づくにつれ、海の色もだんだんとくすんできた感じ。小笠原のあの青い海が恋しい…。

羽田沖

14:50
羽田沖通過。

そして15:20
予定よりも10分程早く、竹芝港に到着しました。竹芝から浜松町へ、浜松町から東京へ、東京から新宿へ。ノンビリとした小笠原の雰囲気から、一気に東京の大混雑に巻き込まれ、現実に引き戻される思いでした。もう少し小笠原の余韻に浸らせてほしい!

新宿から新型になった特急「スーパーあずさ」に乗り、自宅のある松本に帰宅しました。


小笠原で買ったお土産

小笠原からの土産

最後に小笠原で購入したお土産を紹介します。自分たち用のものも含めて、結構買ってしまいましたね。

上段左から、西之島Tシャツ、ラム酒、パッションフルーツリキュール、パッションフルーツパイ。
中段左から、パッションフルーツカレー、メカジキカレー、パッションフルーツゼリー、パッションフルーツ寒天ゼリー、レモンソーダ、はちみつ味噌ポン酢、とうがらし味噌ポン酢、島辣油、オガスコ(タバスコ)。
下段左から、島はちみつグミ、パッションフルーツ、パッションフルーツチューハイ。

主に大村地区にある土産店やJAで購入したものですが、どれも美味しい物でしたよ。

個人的には、やはりパッションフルーツと、島はちみつグミを強くオススメしたいです。


長く続いた小笠原父島の旅行記もこれで終了です。長々とした旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。


旅行記 2018年GWの小笠原 完


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|投稿:2018.09.24 | 最終更新:2019.02.14 |カテゴリ: 旅行記

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