国内屈指の裏見の滝、鍋ケ滝は冬も美しい!(熊本県小国町)
熊本県の阿蘇山の近くに、国内屈指の人気を誇る滝があります。
それが小国町にある鍋ケ滝です。規模的にはそこまで大きな滝ではありません。見た目がとても美しいこと、大量のマイナスイオンを感じられること。これらが鍋ケ滝の魅力です。
2018年の2月に鍋ケ滝へ行ってきました。この記事では、鍋ケ滝の魅力や冬の様子、行き方などを紹介します。
国内屈指の裏見の滝、鍋ケ滝
こちらが鍋ケ滝です。
落差12m、幅20m。そこまで大きな滝ではありませんが、形が整った美しい滝です。
鍋ケ滝の魅力はこれだけではありません!
滝の裏側に入ることができるのです!
こういった滝を「裏見の滝」と呼びます。全国を見渡せば、「裏見の滝」は他にもあるのですが、鍋ケ滝は滝の裏の空間が特に広いことで有名です。
滝の裏側から見る「水のカーテン」は最高ですよ!全身でマイナスイオンを感じることができます。
この清涼感溢れる風景が関係者の目に留まったのか、松嶋菜々子が出演する「生茶」のCMにも使われたそうです。
冬の鍋ケ滝の様子
鍋ケ滝というと、爽やかな新緑の季節や夏のイメージがあると思います。しかし、今回は2月に訪れたので、冬の鍋ケ滝の様子についてお伝えします。
九州と言っても、鍋ケ滝があるのは阿蘇に近い山の中。冬になれば雪は降りますし、路面が凍結したりもします。駐車場から滝へ向かう遊歩道には写真のような急な階段やスロープもありますので、滑らないように注意が必要です。
滝の裏もとても滑りやすいです。飛沫が凍り付いて、滝の裏はスケートリンク状態!気を付けて歩いても転倒してしまいそうな程です。
それでも岩からは無数のツララが垂れ下がっており、とても綺麗。夏にはお目にかかれない神秘的な光景です。
鍋ケ滝の開園時間・入園料
■入園料 : 大人200円、小中学生100円、小学生未満無料
■開園時間: 9:00~17:00
※ただし、ライトアップの時期は夜も開園するようです。
鍋ケ滝とその周辺の森は公園になっており、入る場合は上の写真の料金所で入園料を支払う必要があります。また、営業時間外は門が閉じられてしまい、中に入ることはできません。
鍋ケ滝へのアクセス
車でのアクセス
■大分自動車道の玖珠ICまたは九重ICから約50分~1時間
■九州自動車道の八女IC、植木ICまたは熊本ICから約1時間30~50分
近くを通る国道387号線沿いに「鍋ケ滝」への入り口を示す標識が建っています。そこから何か所か分岐点がありますが、標識に従って進めば、迷わず駐車場に着くことができると思います。やや狭い箇所があるので、対向車には注意しましょう。
駐車場は48台が駐車可能です。混雑する時期には、遠くの小学校が駐車場となり、そこからシャトルバスが運行されるそうです。
バス・レンタサイクルでのアクセス
①福岡から高速バスを利用
■福岡市内から産交バスの「黒川温泉線」に乗り、「ゆうステーション」停留所で下車。福岡から約2時間40分。1日4往復。
②阿蘇駅から路線バスを利用
■JR豊肥本線阿蘇駅から産交バスの「阿蘇杖立線」に乗り、「ゆうステーション」停留所で下車。阿蘇駅から約1時間。1日6往復。
バスが到着する「ゆうステーション」は小国町の中心部にある道の駅。「ゆうステーション」から鍋ケ滝までは約4.5kmあり、歩いて訪れるのは少し大変な距離です。
そこでオススメしたいのがレンタサイクル。道の駅「小国ゆうステーション」では、電動自転車を比較的安く借りることができます。起伏が多い小国町の道でも、電動自転車なら楽々です!
【参考】
各種情報
小国ツーリズム協会 : 小国町を巡りたい方はこちらをチェック。
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|投稿:2018.11.20 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 熊本県
COMMENT
こんばんは
maruichi様
今まで見た裏見の滝の中では、ここと長野県の雷滝が特にお気に入りです。
高速道路や新幹線から離れた場所にありますが、また夏にも行ってみたい場所ですね。
| 代官 | 2018/11/22 20:48 | URI |
今春に九州遠征した折、ここも行きたかったのですが帰りの新幹線の都合でパスしました。九州はこんな感じの滝が多いですが、ここは裏見も出来るのですね。
| maruichi | 2018/11/22 10:27 | URI | ≫ EDIT