「ペンションぽらりす」は北海道らしさを体感できる素敵な宿(北海道弟子屈町)
北海道の東部。摩周湖や屈斜路湖、川湯温泉などで有名な弟子屈町に素敵な宿があります。
ペンションぽらりす。北海道を旅する方には是非ともおススメしたい宿です。2018年の11月に宿泊する機会があったので、その魅力をお伝えしたいと思います。
■この記事の目次
1.ペンションぽらりすとは?
2.ペンションぽらりすのお部屋
3.ペンションぽらりすの館内
4.ペンションぽらりすの食事
5.入浴は川湯温泉で
6.ペンションぽらりすの周りの大自然を楽しもう!
7.ペンションぽらりすへのアクセス
1.ペンションぽらりすとは?
2.ペンションぽらりすのお部屋
3.ペンションぽらりすの館内
4.ペンションぽらりすの食事
5.入浴は川湯温泉で
6.ペンションぽらりすの周りの大自然を楽しもう!
7.ペンションぽらりすへのアクセス
ペンションぽらりすとは?
ペンションぽらりすがあるのは、北海道東部の自然豊かな町、弟子屈町。畑や森に囲まれた静かな場所にあります。
市街地から離れたこの宿には、都会では味わうことができない数々の魅力があります。満天の星空、野生動物や野鳥、雄大な景色などなど。
そして北海道を愛するオーナーの温かいもてなし。決して派手さや豪華さはありませんが、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
“五感で北海道を感じることができる宿”。実際に泊まってみて、そんな感想を抱きました。
ペンションぽらりすのお部屋
ペンションぽらりすは、ツインルームが3部屋のみという小さな宿。
部屋は広々としており、エキストラベッドを入れると3人までは泊まれるようです。
とても清潔感があり、木のぬくもりに溢れる部屋。とても心地よいですね。
館内の床はほとんどが木製。裸足で歩き回ることができます。木製の床は柔らかいため、重い荷物を置くために敷くマットが用意されています。
窓に面したカウンターテーブルには、この宿で楽しく過ごすためのアイテムが…。
(左の写真)
デジタルフォトフレームには、オーナーが撮影した北海道の風景写真が映し出され、旅情をかきたてます。そして北海道関連、天体観測関係の書籍。
(右の写真)
動物や野鳥観察用の双眼鏡。
曇天で星空が見られなかったときのためのホームスター。実際に試してみましたが、ボタン1つで天井が夜空に早変わり。なかなか面白いです。
なお、テレビはありません。多くの宿泊施設に当たり前のように置いてあるテレビですが、「旅の間は俗世間から離れて欲しい」というオーナーの考えから、置いていないようです。実際に一晩泊まりましたが、テレビがないことに気づかない程、濃密な時間を過ごせた気がします。
ペンションぽらりすの館内
館内の至る所にこのような小物があります。
だいぶピンボケになってしまいましたが、こちらはオーナーのコレクションが置いてある「おもちゃ箱」と名付けられた部屋。オーナーの趣味の多彩さが伺えます。
図書コーナーには北海道関連、天体関連はもちろん、様々なジャンルの書籍や漫画本が揃っています。
館内をウロウロしていると、必ず出くわすのが飼い猫の「クマくん」(左)と「キキちゃん」(右)。好奇心旺盛なクマくんと大人しいキキちゃん。対照的で可愛いです♪
ペンションぽらりすの食事
ペンションぽらりすは食事にもこだわっています。
夕食
夕食は、地元産の食材をふんだんに使ったコース料理。コースと言っても、堅苦しいものではなく、気軽に楽しむことができます。
ミニトマトのカプレーゼ、ラーメンサラダ。ラーメンサラダは、北海道の居酒屋では定番の隠れた北海道グルメ。
メニューにまつわる豆知識が書かれた紙が食事と一緒に出されます。それを読むのもまた楽しいですね。
たまねぎのコンソメスープ(左)。
北海道産小麦の自家製パン(右)。温かいうちに口に運ぶとフワッフワ!こりゃ美味いです。
具だくさんチーズフォンデュ。濃厚でクリーミーなチーズに、様々な具材やパンをディップしていただきます。なお、チーズはおかわり可能なので、遠慮せずにたっぷり付けて食べて欲しいとのこと。
メインディッシュはエゾシカ肉のロースト。ガーリックソースでいただきます。臭みは全く無く、サッパリとした味わい。
デザートはビュッフェスタイル。北海道牛乳で作った自家製プリンとバナナケーキが特に美味でした。
量的にもちょうど良く、北海道を感じることができる素晴らしいディナーでした。
朝食
ベーコン、スクランブルエッグ、ポテトサラダを中心としたお手本のような洋朝食。自家製パン、コーヒーとともにいただきます。ヨーグルトやグラノーラ、コーンフレークはビュッフェスタイル。北海道産の牛乳やご当地飲料、ソフトカツゲンも飲めますよ。
入浴は川湯温泉で
ペンションぽらりすの風呂はユニットバス。温泉はありません。
「温泉に入りたい!」という方のために、近くの川湯温泉の入浴券付きのプランが用意されています。
入浴することができるのは、名湯と名高い川湯温泉にある「お宿 欣喜湯(きんきゆ)」。レモンのような味がする酸性の温泉ということで有名です。ぽらりすからは車で20分程度の距離です。
16時くらいにぽらりすにチェックインし、川湯温泉でひとっ風呂浴びてからのディナーというのがおススメのスケジュール。温泉には22時まで入浴できるので、夕食後に行くことも可能です。
ペンションぽらりすの周りの大自然を楽しもう!
ペンションぽらりすに泊まったからには、周辺の大自然も楽しみたいもの!
夜は満天の星空を楽しもう!
市街地から離れたぽらりすは、星空を見るには絶好の場所。晴れていれば、テラスから満天の星空を見ることができます。
オーナーが天体望遠鏡を準備してくれるうえに、星の解説までしてくださり、まさに至れり尽くせり。手ぶらで行っても天体観測を楽しめます。
天体望遠鏡を使えば、スマートフォンでもこのように美しい月の写真を撮ることができます。
また、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼などをお持ちの方には、三脚の貸し出しや、星空撮影のコツの解説などもあります。
ペンションぽらりすの周りは野生動物・野鳥の宝庫
ペンションぽらりすの周辺では、数々の野生動物や野鳥を見ることができます。
こちらは朝食中に、窓から見えたハクチョウ。
周辺の畑では、キタキツネと丹頂鶴を見ることができました。この他にもエゾシカ、リスなどの野生動物や、オオタカ、オジロワシなどの鳥も現れるのだそう。
ペンションぽらりすの敷地内には、森の中を散策できる500m程の小道があります。その名も「ぽらりすのもり」。早朝の散歩などは清々しくて良いですよ。
ちょっと足を延ばして朝の湖や雲海も!
車やバイクで来ている方は、朝食前のドライブもおススメ。
絶景の湖として有名な摩周湖、雲海で有名な美幌峠や津別峠は、起床後に出発し、朝食までに戻ってくることが可能です。きっと「早起きして良かった!」と思えるような絶景に出会えるはずですよ。
オーナーは周辺の観光情報に詳しいので、おススメの場所などを聞いてみると、より旅が楽しくなるかもしれません。
ペンションぽらりすへのアクセス
車でのアクセス
道外から訪れる場合、道東地方の玄関口になるのは中標津、女満別、釧路空港。各空港からぽらりすまでの所要時間は以下のとおりです。
■中標津空港から車で約1時間10分。
■女満別空港から車で約1時間15分。
■釧路空港から車で約1時間30分。
ペンションぽらりすを初めとして、摩周湖、阿寒湖、知床などの周辺の観光地も鉄道駅からは離れているため、効率良く周るためには車やバイクが便利です。
ペンションぽらりすの近くを通る国道243号線沿いに看板が出ているので、見落とさないように注意しましょう。
鉄道でのアクセス
JR釧網本線の摩周駅から約8km。ペンションぽらりすは家族経営なので、原則として送迎は行っていないそうです。摩周駅からの交通手段は以下の2通り。
■タクシーで15分(2,500円程)
■阿寒バス「屈斜路線」で「札友内」停留所まで約10分
※バスの場合、1日2本のみ。また、始発の「摩周営業所」停留所までは摩周駅から徒歩10分程歩く必要があるため、やや不便かも。
各種情報
ぽらりす : ペンションぽらりすの公式サイト。
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|投稿:2018.11.29 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 北海道