徳島の秘境、大釜の滝 アクセス情報などを紹介(徳島県那賀町)
険しい山々が連なり、深い谷がどこまでも続く徳島県中南部の内陸部。道も険しく、観光で訪れるのも大変なエリアですが、非常に美しい自然を楽しめる地域でもあります。
澄んだ川の流れを横目に緑鮮やかな森の中を歩けば、癒されること間違いなし!
今回はそんな大自然の癒しを体感できる徳島県内陸部でも、特に美しい滝として知られる大釜の滝を紹介します。
豪快な流れと青く澄んだ滝壺が美しい滝、大釜の滝
こちらが大釜の滝。日本の滝100選にも選ばれている滝です。
写真で撮るとコンパクトに見えてしまいますが、落差が20mある大きな滝。そして、滝を取り囲む崖の高さは約100m!
周囲の自然のスケールが大きすぎて、滝の目の前に立っていると圧倒されそうになります。
そんな豪快さとは裏腹に、滑らかな曲線を描いて流れる優美な滝でもあります。
青みがかった滝壺もまた魅力的。水が澄みきった美しい滝壺ですが、意外と深く、なんと深さ15m!長い年月をかけ、この豊富な水流が深く深く削り取ったのでしょう。
大釜の滝へのアクセス
四国山地の奥深くにある大釜の滝。滝の傍らを国道が通っていますが、アクセスはなかなか困難です。
車でのアクセス
大釜の滝へ行くためには、必ず国道193号線を通ります。この国道193号線がドライバー泣かせな道なのです。
すれ違いができない1~1.5車線の細い山道が延々と続く酷道。所々ガードレールのない崖っぷちの道もあり、初心者にはあまりおススメできない道です。
敢えて言えば、狭路を走る距離が短い南側(那賀町側)からアプローチするのが良いと思います。
狭いトンネルを抜けたところに大釜の滝への入口があります。駐車場はなく、路肩が少し広くなった場所に停めるしかありません。
国道の脇の崖を覗けば、眼下に大釜の滝を臨むことができます。崖に据え付けられた階段を下っていくと、すぐに大釜の滝に到着することができます。
…というわけで、車を降りてからは難なく滝まで行けるのですが、現地に行くまでの道路がかなり険しいのが難点ですね。
バスでのアクセス
「自分の運転で行く自信がないから、公共交通機関で行こう!」と考えている方!それはもっと困難です。
一応、2018年12月現在では、徳島市から日帰りで訪れる方法があるので、一応書いておきますね。
①徳島バスの路線バス「丹生谷線」に乗り、「徳島駅前」から「川口営業所」(那賀町)へ。
※便によっては、途中の「阿南共栄病院前」で乗り継ぎが必要です。
②南部バスの路線バスに乗り、「川口営業所」から「出合」へ。
③那賀町町営バスに乗り、「出合」から「沢谷」へ。
④「沢谷」停留所から大釜の滝まで約5km。ここから先は徒歩のみ!
3つのバス路線を乗り継ぎ、終点からは徒歩5km!2018年現在日帰りは一応可能なようですが、一日がかりになってしまいます。もし、これでも公共交通機関で行かれる方がいる場合は、最新のバスの時刻を調べてから行くようにしてくださいね。
【参考】
■徳島バス(TOP>路線バス情報)
■南部バス(TOP>路線バス)
■那賀町(TOP>行政・まちづくり>道路・交通)
各種情報
清流と森のナカ : 自然豊かな那賀町の観光協会のHPです。
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|投稿:2018.12.30 | 最終更新:2019.08.05 |カテゴリ: 徳島県
COMMENT
こんにちは
maruichi様
確かに、もう少しアクセスが良いとありがたいんですけどねぇ。
北側の神山町側からアクセスしたのですが、延々と険しい山道が続き、いっぱいいっぱいでした^^
下流の滝には気が付きませんでした。
同じ徳島県の海陽町にある轟の滝にも行ってみたいのですが、こちらも負けず劣らず行くのが大変そうですね。
| 代官 | 2018/12/31 14:56 | URI |
四国は酷道が多いですが、この道も然りですよね。百選なんだから、せめて4~5台駐められる場所が欲しいです。まあ、再訪はしませんがね。この下流に小釜の滝も在るのですが、滝音はすれど姿が隠れて見えない変わった滝?です。わざわざ標識を付けるな!と言いたいですね。
| maruichi | 2018/12/31 11:33 | URI | ≫ EDIT