法体の滝は末広がりの流れが美しい秋田県を代表する滝(秋田県由利本荘市)
秋田県と山形県の境界に聳える鳥海山。標高2,236mの活火山で、富士山のような形に見えることから「出羽富士」と呼ばれ、地域で愛されている山です。
そんな有名な鳥海山ですが、その周辺に滝が多いことは意外と知られていない事実。今回は数ある鳥海山麓の滝の中から、特に有名な法体の滝を紹介します。
■この記事の目次
1.末広がりに流れ落ちる豪快な滝、法体の滝!
2.法体の滝は実は3段の滝!?滝の全貌が見られるのは展望台から!
3.法体の滝は水量が多い雪解けの時期(5月)がおススメ!
4.法体の滝へのアクセス・駐車場情報
1.末広がりに流れ落ちる豪快な滝、法体の滝!
2.法体の滝は実は3段の滝!?滝の全貌が見られるのは展望台から!
3.法体の滝は水量が多い雪解けの時期(5月)がおススメ!
4.法体の滝へのアクセス・駐車場情報
末広がりに流れ落ちる豪快な滝、法体の滝!
こちらが法体の滝です!
鳥海山に源流を持つ赤沢川(子吉川の支流)の水流が、断崖絶壁を一気に流れ落ちます。非常に見ごたえがある滝で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。落差は57.4mと、なかなかの高さ。そして、末広がりになったフォルムが特徴的な滝ですね。
ちなみに、「法体」と書いて「ほったい」と読みます。
滝の周囲は法体園地として整備されており、広大な芝生が広がっています。まるで都市部の緑地公園のような雰囲気で、滝とのミスマッチが面白いですね。
法体の滝は実は3段の滝!?滝の全貌が見られるのは展望台から!
滝の真正面以外にも、法体の滝を楽しめる場所があります。
法体の滝の下流に架かる吊橋を渡り、石段を登っていくと、すぐに展望台が現れます。
こちらが展望台から眺めた法体の滝。斜め上から見た法体の滝は、また印象が異なりますね。
ところで、実は法体の滝は3段の滝なのです。末広がりになったメインの部分が3の滝(落差42m)。その上流に1の滝(13m)と2の滝(2.4m)が隠されています。
法体の滝の全貌を見たい方は展望台まで足を運んでみてください。
法体の滝は水量が多い雪解けの時期(5月)がおススメ!
法体の滝の魅力の1つは、末広がりの滝を形作る豊富な水量。
この写真を撮ったのは5月上旬のGW。雪解けのシーズンとも重なり、最も水量が多い時期です。水量が少ない夏にも訪れたことがありますが、見ごたえがあるのは断然雪解けシーズンだと思います。
こちらが5月。
そしてこちらが9月。
9月の方は水量が半分くらいになってしまい、末広がりにはなっていません。これはこれで良いとは思いますが、大迫力の法体の滝を見たい方は雪解けシーズンに訪れてみては如何でしょうか。
法体の滝へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■日本海東北道の本荘ICから約1時間
■湯沢横手道路の雄勝こまちICから約1時間
※法体の滝の手前では、やや道が狭い区間が続きます。見通しは良いので、対向車が見えたらすれ違える場所で待ちましょう。
駐車場は、このように非常に広いです。GWでもそこまで混雑していなかったので、満車になることはなかなかないと思います。
バスでのアクセス
バスで訪れるのは現実的ではありません。
JR羽越本線の羽後本荘駅から、羽後交通の路線バスと由利本荘市コミュニティバス中直根線を乗り継ぐことにより、法体の滝の最寄りのバス停までは行くことができます。
ただし、コミュニティバスは土日祝日は運休、さらには最寄りの「下百宅」停留所からは約30分歩く必要があります。しかもバスの本数が少ないため、平日の場合も訪れるのは大変です。
【参考】
■羽後交通(トップ>路線バス>時刻表>本荘・伏見線)
■由利本荘市公共交通情報サイト(トップ>市の運営バス>中直根線)
各種情報
由利本荘物語 : 由利本荘市観光協会のサイト
ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
花善の鶏めし 大館駅の人気駅弁をお店で食べよう(花善@秋田県大館市)
-
【宿泊レポート】乳頭温泉郷にある黒湯温泉の旅館部に宿泊してみた(秋田県仙北市)
-
法体の滝は末広がりの流れが美しい秋田県を代表する滝(秋田県由利本荘市)
-
日本一低い山、大潟富士で楽しい登山を!(秋田県大潟村)
-
寿司屋で味わう素朴な郷土料理、大曲納豆汁(鮨 弁天@秋田県大仙市)
-
|投稿:2019.01.30 | 最終更新:2019.03.18 |カテゴリ: 秋田県
COMMENT
こんにちは
maruichi様
秋田の百選は4つありますが、そのうち法体の滝と七滝は完全に観光地ですね。特に七滝は道の駅が隣にあるため、便利な反面風情はありませんね。
安の滝が程々に秘境感があって良いと思います。
| 代官 | 2019/02/03 14:26 | URI |
雪融け時は豪快ですねえ。百選は観光滝っぽいのが多いですが、ここは象徴的ですね。展望台からの眺めが救いでしょうか。
| maruichi | 2019/02/01 20:39 | URI | ≫ EDIT