【イベントレポート】スカイランタンで有名な「つなん雪まつり」2019に参加してきた!
新潟県津南町で行われる「つなん雪まつり」はご存知でしょうか。
雪まつりの中で行われる「スカイランタン打上げ」がとても幻想的だと、インターネットやSNS上などで話題となっているため、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回、2019年3月に行われた「つなん雪まつり」に参加してきたので、当日の様子やスケジュールなどをお伝えしたいと思います。
なお、別の記事で、「つなん雪まつり」に行く前の準備や当日の注意事項についてまとめたので、併せてご覧ください。
「つなん雪まつり」(スカイランタン) 服装・持ち物・当日の注意点などを紹介!
■この記事の目次
1.「つなん雪まつり」とは?
2.当日のスケジュールはこんな感じ!
3.駐車場に到着!駐車場からのバスの乗り間違えには注意!
4.「農と縄文の体験実習館なじょもん」で雪を使った体験
5.中心街で津南のグルメを楽しむ
6.大割野特設会場は、巨大かまくら、雪ん子コスプレが魅力
7.シャトルバスで大割野特設会場からニュー・グリーンピア津南会場へ移動
8.ニュー・グリーンピア津南会場もイベントが盛りだくさん!
9.お待ちかね!メインイベント、スカイランタン打上げ!
10.帰りのシャトルバスはやや混雑
11.まとめ
1.「つなん雪まつり」とは?
2.当日のスケジュールはこんな感じ!
3.駐車場に到着!駐車場からのバスの乗り間違えには注意!
4.「農と縄文の体験実習館なじょもん」で雪を使った体験
5.中心街で津南のグルメを楽しむ
6.大割野特設会場は、巨大かまくら、雪ん子コスプレが魅力
7.シャトルバスで大割野特設会場からニュー・グリーンピア津南会場へ移動
8.ニュー・グリーンピア津南会場もイベントが盛りだくさん!
9.お待ちかね!メインイベント、スカイランタン打上げ!
10.帰りのシャトルバスはやや混雑
11.まとめ
「つなん雪まつり」とは?
「つなん雪まつり」は、新潟県の豪雪地帯、津南町で毎年行われているイベントです。スノーボードの大会や雪を生かした催し、地元のグルメを販売する露店などが並び、地元だけでなく観光客からも人気を集めています。
「つなん雪まつり」は幻想的なスカイランタンで有名!
©公益社団法人 新潟県観光協会
「つなん雪まつり」の知名度を一躍全国区に押し上げたのは、何と言っても「スカイランタン打上げ」でしょう!
2012年から行われている「スカイランタン打上げ」。雪まつりの締めくくりにあたる夜に行われます。
参加者も打上げに参加できるこのイベント。打ち上げるランタンの数、なんと2000個!冬の夜空に2000個ものランタンが舞う光景は、とても美しくて幻想的です。
スカイランタン打上げ参加の場合、車で来場する場合はチケットを予約する必要アリ!
スカイランタンの数にも、駐車場の数にも限りがあります。
スカイランタン打上げに参加する場合、車で来場する場合は、事前に「スカイランタン引換券(駐車場利用券)」を購入する必要があります。「スカイランタン」と「駐車場」は必ずセットになっています。津南町にはコインパーキングはないため、スカイランタンに参加しない場合でも、車で来場する方は必ず事前に購入しておく必要があります。
2019年の「つなん雪まつり」のチケットの販売期間は11月~12月でした。意外と早い時期なので、参加を検討している方は早めに販売期間を確認しておきましょう。
「つなん雪まつり」の会場は大きく分けて2ヶ所
「つなん雪まつり」の会場は大きく分けて2ヶ所あります。
スカイランタン打上げやスノーボードの大会「SNOW WAVE」が行われるのは、ニュー・グリーンピア津南会場。市街地から少し離れたスキーリゾートです。
それに対して津南町役場の目の前にあるのが大割野特設会場。こちらでは、津南町の商店街を巡りながら、名物を食べることができます。
両会場は10km以上離れているため、シャトルバスで移動することになります。移動には30分程かかりますので、訪れる際にはこの移動時間を頭の片隅に入れておく必要があります。
当日のスケジュールはこんな感じ!
参考までに、ザックリとしたスケジュールをお伝えします。
僕は、当日こんな感じで雪まつりを楽しみました。
お昼は、大割野特設会場周辺の商店街で地元のグルメを楽しみ、午後にニュー・グリーンピア津南に向かいました。
スノーボードの大会をガッツリ見たい方や、スカイランタンの前にウィンタースポーツを楽しみたい方は、ニュー・グリーンピア津南会場に直行しても良いでしょう。また、停める駐車場によって入庫できる時間が異なるため、事前に入庫可能時間を確認しておく必要があります。
次の章から、時系列順に雪まつりの様子を紹介します。
駐車場に到着!駐車場からのバスの乗り間違えには注意!
11:30
駐車場のある「農と縄文の体験実習館なじょもん」に到着しました。イベント運営の関係上、駐車場に入れる時間が決まっていて、「なじょもん」の駐車場へは10:00~11:30に入らなくてはなりません。ギリギリの到着になってしまいました(汗)
町内にある各駐車場からは、2種類のバスが発着しています。
①シャトルバス:ニュー・グリーンピア津南へ直行(大割野特設会場へは行かない)
②巡回バス:大割野特設会場と町内の駐車場を巡回するバス(ニュー・グリーンピア津南には行かない)
乗り間違えないよう、注意が必要です。
駐車場にいるスタッフから、バスのチケットを購入します。チケットは500円。このチケットがあれば、シャトルバスと巡回バスに何回でも乗ることができます。
「農と縄文の体験実習館なじょもん」で雪を使った体験
これから「なじょもん」から巡回バスに乗り、大割野特設会場に向かうわけですが、バスが来るまで約40分かかるとのこと。待ち時間がありますが、心配はいりません。
「なじょもん」の前には体験コーナーが設けられていて、バスの待ち時間の暇つぶしができるようになっていました。
行われていた体験は、弓矢体験と雪の重さ当て。
雪の重さ当てにチャレンジしてみました。自分が申告した重さの雪をバケツに入れるというシンプルな内容。50グラムの誤差まで近づけることができ、ニアピン賞として縄文風(?)のアクセサリーをいただきました。
「なじょもん」の館内で暖をとることもできます。館内には、津南で発掘された土器や、津南の地形に関する展示、津南周辺の写真展があったりして、まったく退屈せずに過ごせましたよ。
中心街で津南のグルメを楽しむ
12:40
巡回バスに乗って、津南の市街地にやってきました。商店街で津南の名物が味わえるので、散策してみましょう。
メインストリートである国道沿いには雪で造られた灯篭が並んでいますが、当日は春の陽気となり、溶けてしまわないかヒヤヒヤ。
新潟と言えば日本酒!…ということで苗場酒造にやってきました。
こちらでは利き酒ができる他、地の物を使った料理を露店で買い求めることができます。
地元のブランド豚、長岡ポークの串焼きや舞茸おこわ、粕汁をいただきました。
また、近くにある肉屋さんでは「つなんポーク」の丸焼きの実演販売が行われていました。タレを塗りながら炙った豚肉のコンガリ焼けた部分をナイフで削いでくれます。
いやー、絶品ですね!
大割野特設会場は、巨大かまくら、雪ん子コスプレが魅力
13:50
津南町役場の向かいにある大割野特設会場を訪れました。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」でお馴染みのチコちゃんの雪像がお出迎え!会場では大道芸やステージイベントも行われ、なかなか盛り上がっているようです。
こちらの特設会場では、巨大かまくらと雪ん子のコスプレが人気を集めていました。雪の精である雪ん子の衣装を着て、かまくらの前で記念写真を撮ることができます。
地元の小学生による、雪で作った河岸段丘も必見。津南町と言えば、国内屈指の規模を誇る河岸段丘が有名。それを雪で表現するとは面白いですね。
大割野特設会場は、全体的に素朴でアットホームな雰囲気でした。
シャトルバスで大割野特設会場からニュー・グリーンピア津南会場へ移動
14:10
津南町役場前からシャトルバスに乗り、スカイランタン打上げの会場であるニュー・グリーンピア津南へ向かいます。このシャトルバスは約15分おきに出ているようです。
バスは満席で、立っている方が数名いました。バスは河岸段丘の坂を登り、30分程でニュー・グリーンピア津南に到着しました。
ニュー・グリーンピア津南会場もイベントが盛りだくさん!
ニュー・グリーンピア津南会場も、楽しいイベントが目白押しです。
14:50
まずはスノーモービル乗車体験。こちらは1人500円で乗車することができます。
大人気のようで、行列ができていました。スノーモービルで牽引する「バナナボート」か、操縦者の真後ろに乗って疾走する「タンデム」の2コースがありましたが、2人以上で乗ることができる「バナナボート」の方が人気があるようでした。
「バナナボート」を体験してみましたが、かなりスリリングで楽しかったですよ。なお、荷物は落としてしまう恐れがあるため、受付に預けることができます。
15:05
こちらは「かまくら神社」。かまくらの中には縁結びの道祖神が祀られていて、こちらも大人気でした。
夕方には大行列ができていたので、早い時間に入っておくことをおススメします。
ニュー・グリーンピア津南会場にもたくさんの露店が建ち並んでいます。地元のグルメもあったりするので、覗いてみると良いですよ。
他にもスノーボード大会「SNOW WAVE」を観戦したり、雪上自転車を体験したり、色々なことをしながら過ごすことができます。
ただ、夕方にかけて気温が下がってくるため、スカイランタン打上げに備えて、休憩しておいた方が良いかもしれません。
体育館が休憩所として開放されています。料金は1人500円かかりますが、確実に寒さがしのげる場所なので、払って損はないと思います。
なお、料金を支払うとリストバンドが支給され、バンドを装着していれば、何度でも休憩所を出入りすることができます。
お待ちかね!メインイベント、スカイランタン打上げ!
日が暮れ、ゲレンデのナイター照明が点灯したら、いよいよスカイランタンの時間。
19:00
まずはランタンを受け取ります。参加者が2000個のランタンを一斉に受け取るのです。ランタンの打上げは、最低2人以上で行うことになっているため、少なくとも4000人もの人が並んでいるんですね。
大勢の参加者を捌くためにいくつものレーンが設置されていますが、さすがに4000人もいるため、受取りには少し時間がかかります。
ランタンを受け取ったら、ゲレンデへ。指示灯を持ったスタッフがゲレンデの各所に立っているので、スタッフの周りに集まりましょう(あとでスタッフがランタンに点火してくれます)。
ゲレンデにビッシリと集まったスカイランタン打上げの参加者たち。壮観です。
「ランタンは指示があるまで開封しないよう」アナウンスがあったため、とりあえず待ちます。
19:30
まずは、津南の小学校6年生たちによるスカイランタンの打上げ。毎年恒例で、卒業の記念にランタンを打ち上げるのだそう。これは良い記念になりますね。いいなぁ。
なお、素人の僕がスカイランタンを撮影しようと思ったら、とても残念な感じになりました。撮影を目的に来たのでなければ、カメラはしまってスカイランタンを見ることに集中した方が楽しめるかもしれません。
19:40
6年生による打上げが終わった後は、一般参加者によるスカイランタン打上げ。
アナウンスの指示に従い、ランタンを袋から取り出し、ランタンの中に空気を入れ、点火されるのを待ちます。点火を担当するスタッフの数が限られており、一斉に点火することはできないため、しばし他の方が飛ばすランタンを見ながら待ちます。
©公益社団法人 新潟県観光協会
おおおおおおおおおおお!綺麗だ…!
打ちあがるランタンの数がどんどんと増え、空には無数のランタンがユラユラと舞います。ランタンの動きも1つ1つ違って、フワフワとゆっくりと上がっていくものもあれば、あっという間に上昇していくものもありました。
中にはガスがランタンの中に十分に溜まらないまま放出してしまったのか、上昇せずに群衆の中に墜落するランタンも…(汗)時々、そういった“落ちて来るランタン”があるので、頭上には十分に注意しましょう。
別の方角からは花火の打ち上げも行われていました。スカイランタンと打ち上げ花火の共演は、それはそれは美しいものでした。
つなん雪まつり、メインイベントのスカイランタン。
— 代官@旅ブログ「47の記憶」 (@daikan_47) 2019年3月9日
2000個のランタンが夜空を舞いました。
良かった! #津南雪まつり pic.twitter.com/arDCSk1YJb
スマートフォンで動画を撮ってみました。この美しさは、是非とも現地で見てもらいたいですね!
帰りのシャトルバスはやや混雑
20:15
スカイランタン打上げが終わるとともに、「つなん雪まつり」が終了します。それと同時に人の流れはバス乗り場へ。
ふと周辺を見渡すと、燃え尽きたランタンの残骸が…。祭りが終わった後、スタッフの皆さんがランタンの回収をするのですね。本当にお疲れ様です。
ニュー・グリーンピア津南会場の前にあるロータリーからは各駐車場へのバスが出発しています。向かう駐車場によって並ぶ列が違うため、乗り間違えないようにしましょう。
僕が車を停めた「なじょもん」へ向かう人は、他の駐車場に比べると少ないためか、行列は短めでした。バスは満席でしたが、何とか一便目に乗ることができました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回初めて参加した「つなん雪まつり」。午前中から参加し、夜までミッチリと堪能しました。スカイランタンだけでなく、雪を使った体験や地元のグルメもあり、カップルや友人同士、家族連れなどなど、色々な人にとって楽しめるイベントだなぁと感じました。
興味を持った方!是非とも参加してみてください!
なお、別の記事で、「つなん雪まつり」に行く前の準備や当日の注意事項についてまとめてみましたので、気になる方は是非!
「つなん雪まつり」(スカイランタン) 服装・持ち物・当日の注意点などを紹介!
ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
決め手は割りスープ!新潟濃厚味噌ラーメンは後を引く美味さ!(東横 紫竹山店@新潟県新潟市)
-
「つなん雪まつり」(スカイランタン) 服装・持ち物・当日の注意点などを紹介!
-
【イベントレポート】スカイランタンで有名な「つなん雪まつり」2019に参加してきた!
-
佐渡の絶景スポット、岩首の棚田(岩首昇竜棚田)への行き方(新潟県佐渡市)
-
新潟県粟島のキャンプ場事情 ~設備・持ち物など~
-
|投稿:2019.03.17 | 最終更新:2019.04.03 |カテゴリ: 新潟県