天空の城、苗木城は絶景が楽しめる山城!アクセス・駐車場情報も(岐阜県中津川市)
岐阜県の東部、中津川市にある苗木城をご存知でしょうか。
室町時代、岐阜県の恵那地方を治めていた遠山氏によって築かれた山城です。元々はそこまで有名ではなかった苗木城。最近になって「天空の城」、「まるでマチュピチュ」、「絶景の山城」などなど、評判が評判を呼び、今とってもアツい城なんです。
今回、苗木城を見に行ってきたので、苗木城の周り方や行き方などを紹介したいと思います。
これが苗木城だ!
険しい岩山に建つ苗木城は、まさに天空の城
こちらが苗木城です!
木曽川が造り上げた、深い谷沿いに聳える山の頂上にある苗木城。天然の巨岩の上というデンジャラスな場所に築かれた城です。険しいの山肌に幾重もの石垣がそそり立ち、まさに難攻不落の山城といった佇まい。
築城当時の様子をCGで復元するとこんな感じだと言われています。よくぞこんな場所に建てたものだと感心してしまいますね。現在では建物はなく、石垣のみが残されています。
苗木城の全体図はこんな感じ。城全体を巡れるように、遊歩道が整備されています。急な階段も多いですが、綺麗に整備されているので、概ね歩きやすいです。
遊歩道の入口に地図付きのパンフレットが置いてあるボックスがあるので、もらっていくとより楽しむことができますよ。
守りの要!重厚な石垣が魅力的な大矢倉跡
遊歩道を進んでいくと、まず現れるのが、苗木城の防御の要、大矢倉跡。苗木城の入口に立つ立派な石垣がその名残で、当時は3階建てだったそうです。
上から見ても、大矢倉跡の存在感は突出していますね。何となく、マチュピチュっぽく見えるかも。
いよいよ、本丸へと入っていきます。
巨岩と石垣をうまく組み合わせた珍しい姿。まさにド迫力!
本丸に入ると、急坂と階段が現れます。歩きやすいように整備されていますが、道の脇には柵などは設置されていません。景色を見るために、崖に近づくのは危険です。
絶景!苗木城の天守跡からの眺めがおススメ!
急坂と階段を登りきると、天守跡に到着します。天守は現存していませんが、天守の土台となった巨岩を利用した展望台が作られています。
展望台からの眺めは絶景!
木曽川の流れによって出来た恵那峡や笠置山、中津川の街並、さらには遠くに御嶽山を望むこともできます。
今でこそ恵那峡には立派な橋が架かっていますが、当時は目の前には深い谷。攻めにくかったことでしょう。
展望台の土台を見てみましょう。
展望台の土台となっている骨組みは、当時の天主を復元したものなのだそうです。さらに、岩に空けられた柱を置くための凹みも、当時のものを利用しているのだとか。
かなり際どい場所に建てられているのが分かりますね。
苗木城へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■中央道の中津川ICから国道257号線経由で約15分
駐車場は数か所に分かれています。
一番アクセスしやすい駐車場は、「苗木遠山史料館」の駐車場。苗木城まで歩く距離は少し長くなりますが、駐車場は広いですし、駐車場まで狭い道を通る必要はありません。
「苗木遠山史料館」からさらに奥へ進むと、交差点が現れます。交差点に建っている看板に従って進むと、苗木城の第1、第2駐車場があります。
最も苗木城に近い駐車場は、第1駐車場。ただ、駐車場に向かうまでに数百メートル程、狭い道を通る必要があるため、要注意です。
いずれの駐車場も無料で利用することができます。
バスでのアクセス
苗木城の人気の高まりに応え、北恵那交通が中津川駅前から苗木城へ直行するバスを運行しています。
【北恵那交通 苗木城線】
■運行日 : 土日祝日(休日でも、運行されない日もあります)
■本 数 : 4往復/日
■運 賃 : 往復800円(子供は500円)
■所要時間: 約15分
※最新情報や運行時刻は北恵那交通の公式ホームページでご確認ください。
平日など、苗木城線が運行されていない日は、加子母・付知方面行きのバスを利用する必要があります。最寄りのバス停である「苗木」停留所。「苗木」停留所から苗木城までは、徒歩30分ほどの道のりです。
■参考:北恵那交通(トップ>路線バス)
ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
岐阜県の秘境!白水滝 展望台への遊歩道やアクセス方法などを紹介(岐阜県白川村)
-
中津川の新名物「とりトマ丼」が絶品だった!(神戸館@岐阜県中津川市)
-
天空の城、苗木城は絶景が楽しめる山城!アクセス・駐車場情報も(岐阜県中津川市)
-
岐阜県のソウルフード、鶏ちゃんは安くて美味い!(大安食堂@岐阜県下呂市)
-
小坂の三ツ滝コースで名瀑と渓谷美を楽しもう!(岐阜県下呂市)
-
|投稿:2019.03.29 | 最終更新:2019.03.29 |カテゴリ: 岐阜県