四谷の千枚田 5月の田植えの時期に行ってみた(愛知県新城市)
愛知県北東部に位置する奥三河地方。名古屋市や豊田市を有し、大都市、工業地帯というイメージの強い愛知県ですが、奥三河地方は豊かな自然や長閑な農村が広がっており、旅をするのにもおススメの地域です。
2019年の5月、愛知県新城市の山村にある棚田、四谷の千枚田を観に行ってきました。この記事では田植え時期の四谷の千枚田の様子、駐車場やアクセス情報についてお伝えしたいと思います。
山肌を覆いつくす圧巻の棚田、四谷の千枚田
四谷の千枚田は、愛知県東部、新城市の山奥にある棚田。農林水産省による「日本の棚田百選」にも選ばれています。
棚田の見ごろとしては水が張られた田植えの時期、稲が青々とした時期、稲穂が黄金色に輝く収穫時期があるわけですが、今回は5月中旬、田植えの時期を狙ってやってきました。
こちらが四谷の千枚田です!!
山の斜面を覆いつくす棚田はまさに圧巻!石垣で囲われた小さな棚田がビッシリと並んでいる様は、要塞のようにも見えます。地図で調べてみると、一番下から上まで、約100mの標高差があるようです。
四谷の千枚田の駐車場は2ヶ所
四谷の千枚田の駐車場は、棚田の上と下の2ヶ所にあります。共に愛知県道32号線沿いにあり、県道沿いに看板があるため、分かりやすいと思います。
僕は棚田の下にある駐車場を利用しました。駐車場は10数台分程度とそれ程広くはありません。今回は見ごろの時期だったということもあり、混雑していました。ちょうど1台分が空いていましたが、滑り込めたのはラッキーだったと言えるでしょう。
棚田の下の駐車場から県道32号線を約1.5km上がったところにもう1つの駐車場があります。こちらも広さは同じ位。やはり、ほぼ満車となっていました。
元々観光地として整備された場所ではないため、駐車スペースが限られています。時間に余裕を持って訪れるようにし、駐車場以外の場所に停めるようなことはないようにしましょう。
棚田を観ながら徒歩で散策しよう!
棚田を麓から見上げるのも良いですが、近くから棚田を観ながら散策するのもおススメです。
棚田の間を縫うようにして上へ登っていく細い道があります。農家の方が利用する道なので、一般車は進入禁止ですが、歩いて散策することはできます。途中に東屋も設置されているので、体力に自信のない方は休憩しながら歩くと良いでしょう。
なお、この道は「上の駐車場」の辺りまで続いていますので、逆に「上の駐車場」から下ってくることも可能です。
こんな感じで棚田を横目に見ながら登っていきます。
水が張られた田んぼにはオタマジャクシやタニシがいたりして、見ていて楽しいですよ。
ある程度上まで登ると、棚田を一望することができます。下から見るのとでは全く印象が異なりますね。
田植えの時期は田んぼに水が張られているため、水面に空が反射してとても綺麗。苦労してでも登って来る価値はあると思いますよ!
なお、今回は「下の駐車場」から「上の駐車場」まで歩いて往復しましたが、所要時間は約40分でした。ゆっくりと散策したい、時間をかけて撮影したい場合はもう少し時間を確保しておいた方が良いでしょう。
結構良い運動になるので、歩きやすい靴、飲み物を用意しておくことをおススメします。
四谷の千枚田へのアクセス
車でのアクセス
■新東名高速道路の新城ICから国道257号線、愛知県道32号線などを経由して約30分。
四谷の千枚田付近は1~1.5車線の狭い道が続きます。棚田の見ごろの時期には交通量が増えるため、譲り合って走行するようにしましょう。
バスでのアクセス
本数はかなり少ないですが、四谷の千枚田の近くまでバスで行くことができます。
■JR飯田線の本長篠駅から豊鉄バスの「四谷千枚田新城線」に乗車し、終点の「四谷千枚田口」停留所で下車。
※停留所から四谷の千枚田までは、約1kmの道のりです。
※日曜日は運休なので要注意。
■参考:新城市(トップ>くらし・環境> 交通・防犯>公共交通)
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|投稿:2019.05.26 | 最終更新:2019.05.26 |カテゴリ: 愛知県