東橋(富山県射水市)
愛用する地図、「ツーリングマップ」の富山県のページを見ていると、ちょっぴり気になる記載があります。
「珍しい屋根付きの橋は日本版『マディソン郡の橋』?」。
確かに、屋根付きの橋というものは、なかなか見かけませんね。
また、「マディソン郡の橋」って何ぞ?と思って調べてみたら、アメリカ映画のようですね(詳しくはWikipediaを参照)。
前から気になっていたので、富山に行った際に立ち寄ってみました。
場所は射水市新湊地区の住宅街。
こちらが目的の橋、「東橋」です。
新湊地区を流れる内川に架かる短い橋です。
ご覧のように、目を引くビジュアル。
橋は三角屋根が取り付けられ、とてもおしゃれな外見。
両側にも、これまた三角屋根の塔のようなものがあり、どこか異国情緒を感じます。
このどこか異国の雰囲気を醸し出し、かつ景観に溶け込む橋はスペインの建築家セザール・ポルテラ氏がデザインしたもの。
「渡るだけでなく、立ち止まり、時を過ごす憩いの橋」をコンセプトに作られました。
内部は木を基調とした、落ち着いた造り。
コンセプトのとおり、非常に居心地の良い橋です。
ちなみに橋へは階段を使って入るわけですが、スロープもあるため、自転車を押して渡る事もできます。
橋から内川を眺めてみます。
内川はかつては運河として使われており、漁船や交易船が行き交っていました。
その名残か、両岸には多くの小船が係留されています。
この内川には他にも風情がある橋が架かり、また見所もあるので、散策してみるのもオススメです。
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|投稿:2013.07.31 | 最終更新:2018.08.07 |カテゴリ: 富山県