面不動鍾乳洞はモノレールに乗って向かう楽しい鍾乳洞!(奈良県天川村)
奈良県南部の山間部にある天川村。門前町として有名な洞川(どろがわ)温泉、水や景色の美しさで知られるみたらい渓谷などの観光地を抱え、休日には全国から多くの観光客が訪れます。
そんな自然豊かな天川村には関西最大級の鍾乳洞があります。それが今回紹介する面不動鍾乳洞です。
面不動鍾乳洞は、洞川温泉の目と鼻の先にある鍾乳洞。山の中腹にあり、入口までモノレールに乗って行くことができる珍しい鍾乳洞です。
この記事では面不動鍾乳洞の魅力、モノレールの乗り方、アクセス方法や駐車場の情報について紹介したいと思います。
モノレールに乗って面不動鍾乳洞へ!
面不動鍾乳洞は洞川温泉を取り囲む山の中腹にあります。麓を通る県道から山道を10分程歩けば到着するのですが、モノレールに乗っていくことも可能です。僕が訪れた日は雨が降っていたので、迷わずモノレールを選択しました。
モノレールの乗り方
車道から登り始めて1分程でモノレール乗り場に到着しました。僕が訪れた時には、乗り場にはスタッフはおらず、代わりにいくつか貼り紙がしてありました。
貼り紙の内容をザックリ説明すると、
①乗り場にモノレールがいない場合は、インターフォンで呼び出すこと
②係員がいない時には、プラットホームに立ち入らないこと
③料金は往復大人500円、子供300円(ペットは子供料金)
④上(モノレールの終点)にもトイレはあるということ
こんなことが書かれていました。
インターフォンを押すと、「今迎えに行くので、待っていてください」とのこと。
3~4分でモノレールがやってきました。
車両は丸太のような可愛いデザイン。スタッフを含めて10数名が乗ることができます。行楽シーズンには順番待ちになるかもしれませんね。
モノレールが到着すると、すぐに乗ることができます。料金は終点に着いてから徴収するとのこと。我々と家族連れが乗り込むと、モノレールはすぐに出発しました。
モノレールは驚くほど急な斜面を、じわりじわりと登っていきます。かなりの勾配で、背中がシートに押し付けられてしまう程。急勾配のせいでかなりの高度感があるため、高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。
なお、モノレールには屋根が付いているため、雨でもほとんど濡れること無く、鍾乳洞近くまで移動することができます。窓がないため、多少雨が降り込んでくることはありますが…。
モノレールに揺られること約5分。山の中腹にある終点に到着しました。
料金はモノレールの終点で支払う
モノレールの終点駅のすぐ近くには、「面不動茶屋」があります。その名のとおり、面不動鍾乳洞の入口にある喫茶スペースです。名物はわらび餅なのだとか。
なお、面不動鍾乳洞、モノレールの料金はこちらで支払うことになります。また、お土産屋、トイレも併設されており、気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。
「面不動茶屋」からは、洞川温泉の街並を一望することがでます。
この日は生憎の天気でしたが、霧が立ち込めている様子も、絵になって良いものですね。
面不動鍾乳洞は関西最大級の鍾乳洞
「面不動茶屋」でチケットを購入し、いよいよ面不動鍾乳洞へ!階段を登っていくといよいよ鍾乳洞のお出ましです。茶屋から鍾乳洞までの階段は、結構急な階段ですので、足元には十分に注意してください。
面不動鍾乳洞、いざ入洞!
面不動鍾乳洞は全長約280mを誇る関西最大級の鍾乳洞。鍾乳洞が少ない関西地方では、かなり珍しい存在なのだそうです。
洞内は年間を通じて8度前後に保たれており、非常にヒンヤリとしています。
洞内はキチンとライトアップされているため、大人から子供まで安心して楽しむことができます。ただ、足元は滑りやすく、アップダウンが激しいため、歩きやすい靴で訪れるのが必須です。
また、頭上から雫が垂れて来ることもあるので、濡れても良い服装がおススメです。
色々な見どころがある面不動鍾乳洞ですが、僕の拙い写真の腕では、ピンボケ写真ばかりになってしまい、その魅力を十分に伝えることができません。是非とも実際に訪れて、美しい鍾乳洞をその目に焼き付けていただければと思います。
面不動鍾乳洞へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■京奈和道の御所南ICから国道309号線経由で約1時間
■京奈和道の五條ICから国道168号線経由で約1時間
※天川村周辺は、道幅が狭い県道が多いです。運転に自信がない方は、御所南ICから整備された国道309号線で向かうのが無難です。
面不動鍾乳洞の麓を通る県道48号線沿いに7台分の無料駐車場があります。台数が少ない上に、狭い県道に面しているので、停めるのは少し大変です。
混雑時には、日帰り入浴施設である洞川温泉センター前にある「洞川駐車場」を利用するのもおススメです。1時間あたり200円かかる有料駐車場ですが、かなり広い駐車場であるため、行楽シーズンでも安心して停めることができます。
バスでのアクセス
■近鉄吉野線の下市口駅から洞川温泉行のバスに乗り、約1時間。終点の洞川温泉で下車。
バスは1日6~7往復。平日または休日により、ダイヤが異なるので、事前に調べておくようにしましょう。
【参考】
奈良交通(トップ>時刻・運賃・バス位置情報)
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|投稿:2019.07.29 | 最終更新:2019.07.29 |カテゴリ: 奈良県