白米千枚田 おススメの時期、イルミネーション情報など(石川県輪島市)
能登半島の北部、輪島市には石川県屈指の絶景スポット、白米千枚田(しろよねせんまいだ)があります。
これが白米千枚田です!
大海原をバックに広がる雄大な棚田!海へと続く狭い斜面を、小さな棚田がビッシリと埋め尽くしています。まさに絶景!
この記事では、白米千枚田の見頃はいつなのかということを中心に、白米千枚田の楽しみ方をお伝えしたいと思います。
白米千枚田 おススメの時期は?
「白米千枚田って絶景らしいけど、いつが見頃なの?」
田んぼなので、季節によって景色はどんどん変化します。
結論から言ってしまうと、「どの時期にもそれぞれの良さがある」ということになるんですが、特におススメする時期は以下の4つ!
①5月中旬の田植え前後
②8月~9月の実りの季節
③10月中旬から3月にかけてのイルミネーション
④冬の雪景色
5月中旬の田植え前後
©輪島市交流政策部観光課
春は田植えの季節。4月下旬から田んぼに水が張られ、5月中旬ごろに田植えが行われます。
この時期の白米千枚田は、棚田の一枚一枚が鏡のようになります。棚田に空の青さや夕日が反射し、思わず写真が撮りたくなるような美しさ!
8月~9月の実りの季節
©輪島市交流政策部観光課
稲が成長し、棚田が最もイキイキとするのがこの時期。8月頃には鮮やかな緑。そして9月中旬の収穫の時期には黄金色に輝く棚田を見ることができます。
10月中旬から3月にかけてのイルミネーション
稲刈りが終わり、10月以降は白米千枚田の景色は少し地味になります。
その代わり、10月から翌年の春にかけては、棚田でイルミネーションを見ることができるのです!昼間とは一味も二味も違った棚田は、一見の価値あり!
イルミネーションについては、後程詳しく書きますね。
冬の雪景色
©輪島市交流政策部観光課
冬は何と言っても雪景色。
ただし、能登半島は意外と雪の少ない地域です。写真のような雪景色は、なかなか見られない光景。どうしても雪景色が見たい方は、天気予報をよーくチェックする必要があります。
白米千枚田の今の様子はライブカメラでチェック!
輪島市のホームページに白米千枚田のライブカメラの映像が公開されています。出かける前に現在の棚田の状態をチェックできるのは嬉しいですね。
■輪島市ホームページ(トップページから「ライブカメラ」をクリック!
冬の棚田を彩るイルミネーション 「あぜのきらめき」
先ほどチラッとお話ししましたが、10月から3月の夜には、棚田でイルミネーションを見ることができます。これがまた、とってもキレイなので、おススメしますよ。
「あぜのきらめき」と名付けられた、このイルミネーション。日没から4時間、棚田のふちを美しい灯りが彩ります。30分ごとに灯りがピンク色から黄色へと変化していきます。
この絶景を作り上げるのが、棚田のふちに設置された25,000個のLED。昼間は太陽光で充電し、暗くなると自動的に光る仕組みになっているようです。
拠点となるのは道の駅「千枚田ポケットパーク」
白米千枚田のすぐお隣には、道の駅「千枚田ポケットパーク」があります。白米千枚田を訪れる際の拠点にもなるので、紹介しておきます。
駐車場

駐車場は普通車49台、大型車5台分。通常の土日でも結構混み合うことが多く、GWなどの連休は満車になる可能性も。
空いている時間を狙うのであれば、朝8:30の開店前後が良いでしょう。
遊歩道
道の駅からご覧のような階段を下って棚田の近くへ行くこともできます。スロープを通って棚田へ向かうルートもあるので、車いすの方でも安心です。
棚田を一周するような遊歩道が作られています。ちょっとした散策には最適です。色々な角度から棚田を見ると、また違った魅力を発見できるかもしれません。
棚田米を使ったおにぎり
道の駅では、白米千枚田のお米を使ったおにぎりをいただくことができます。1個180円。「天然塩むすび」、「お母さんの梅」など、メニューは5種類。
私は「イカのゴロ」入りのおにぎりを食べてみましたが、とても美味かったです。
塩製品など、お土産も充実
お土産の品揃えも充実しています。地元の海産物を使った加工品も多いのですが、イチオシは塩製品。
実は、輪島市は天然塩の産地。小さなパックに入った塩や、塩を使ったお菓子はお土産で配ったら喜ばれるかも!
白米千枚田へのアクセス
車でのアクセス
■金沢から のと里山海道、国道経由で約2時間
■和倉温泉から のと里山海道、国道経由で約1時間15分
■能登空港から 国道経由で約40分
■輪島市内から 国道249号線で約20分
■珠洲市から 国道249号線で約50分
※金沢方面からのアクセスで使われる「のと里山海道」は、無料で走れる自動車専用道。まるで高速道路のような快適な道ですが、羽咋市より北は対面通行でカーブが多いので要注意。
※能登半島の北海岸を通る国道249号線は、ひたすら日本海を見ながら走る絶景ルート。ドライブやツーリングにおススメ!
路線バスでのアクセス
最寄りのバス停は「白米千枚田」
■輪島市内から 北鉄奥能登バス 町野線で約20分
※輪島市内へは、のと鉄道穴水駅から北鉄奥能登バス穴水輪島線で40~50分(飛行機の到着時刻に合わせて、能登空港にも停車)。
※「あぜのきらめき」の時期は、臨時バスが運行されます。また、料金も割引になるようです。
■参考:北陸鉄道株式会社(トップページ>路線バス)
定期観光バスも便利
北陸鉄道は定期観光バスも運行しています。「免許持ってない!」とか「運転はちょっと…。だけど効率よく観光地を巡りたーい!」という方におススメ。
金沢からなら「わじま号」、和倉温泉または輪島市内からなら「おくのと号」が便利。
■参考:北陸鉄道株式会社(トップページ>観光に便利なバス)
各種情報
白米千枚田 : 白米千枚田の公式ホームページ
輪島たび色 : 輪島市観光協会が運営する情報サイト。
輪島市ホームページ : 白米千枚田のライブカメラが閲覧可能。
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|投稿:2013.08.04 | 最終更新:2019.03.27 |カテゴリ: 石川県