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鶴江の渡し 手漕ぎの渡し舟でのんびり水上散歩(山口県萩市)

鶴江の渡し

山口県の北部、日本海に面した城下町、萩市。吉田松陰や高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允など、明治維新に関わる重要人物を多数輩出した地で、市内には歴史ファンにはたまらないスポットがたくさん存在します。

今回はそういった有名な観光地は敢えてスルーして、萩市の隠れた名所を紹介します。

それが「鶴江の渡し」。

萩市内に残る現役の渡し舟です。しかも手漕ぎ!観光客はもちろん、地元でもマイナーな存在ですが、非常に良かったので紹介させていただきます。






鶴江の渡しとは?



萩市の市街地は阿武川の三角州の上にあり、町全体が川に挟まれた島のようになっています。今回紹介する「鶴江の渡し」は、そんな阿武川の下流にある鶴江地区浜崎地区を結ぶ渡し舟です。


鶴江の渡し

こちらが「鶴江の渡し」が運航されている阿武川。川の西側(つまり萩市街地側)から東側の鶴江地区を見ています。川幅は約80m。海が近いせいか、ほとんど流れはなく、岸辺には多くの船が係留されています。

江戸時代、萩市内には10ヶ所に渡し舟がありました。しかし現在では橋が架けられ、残っているのはこの「鶴江の渡し」のみ。この場所には現在でも橋が架かっておらず、歩くと20~30分かかるところを渡し舟が5分程度で結んでいます。萩市が運営しており、萩市民でなくても誰でも運賃は無料。生活の足としてだけでなく、観光客も利用できるようになっています。


鶴江の渡し

特筆すべきは、何と言っても手漕ぎの船であること!渡し舟自体は全国各地に残っていますが、手漕ぎの渡し舟というのはかなり貴重なのではないでしょうか。


鶴江の渡し

なお、運航時間が決まっています。

①7:00~11:00

②13:00~15:00

③16:00~18:00


毎月第1、3日曜日は船の点検のために休み。また、天候不良の場合も運休になるため、ご注意ください(運休の場合は、鶴江側の待合室に赤旗が掲げられるそうです)。




鶴江の渡しの利用方法

鶴江の渡し

浜崎側(川の西側)の船着場にやってきました。道端に小さな小屋(待合室)があるだけで目立ちませんが、確かに「鶴江の渡し」と書いてあります。


船頭さんは基本的には鶴江側(川の東側)の待合室で待機しています。観光客の場合、萩市街地がある浜崎側(西側)から利用することが多いと思うのですが、浜崎側から利用する場合は、待合室に設置してあるインターフォンを押すか、対岸に向かって大きく手を振ることになっています。なお、インターフォンは調子が悪い時があるとのことで、後者の方法が確実だと思われます。


鶴江の渡し

手を振ると、船頭さんが人数分の救命胴衣を持って待合室から出てきます。この時、船頭さんは目視で人数を確認するため、複数人で乗る場合は全員が対岸から見える位置にいた方が良いでしょう。


鶴江の渡し

船頭さんが器用に櫓(ろ)を操り、こちらに向かってきます。5分足らずで、浜崎側の船着場までやってきてくれました。

なお、船着場付近は、コンクリート上にアオサが生えており、滑りやすいので注意が必要です。




鶴江の渡しを堪能する

鶴江の渡し

船頭さんが船着場に船を寄せ、いよいよ乗船です。「えいや」と船に乗り込み、救命胴衣を着込みます。

なお、この船は船頭さんも含めて定員は6名。そのため、客が5名を超える場合は、2回に分けて運ぶのだそうです。

全員が乗り込むと、船頭さんから「向こう(鶴江)まで行く?対岸に行っても観光地はないから、この辺をグルっと周って戻ることもできるけど…。」との言葉。基本的には両岸を行き来する渡し舟ではありますが、柔軟な対応も可能だそうです。…ということで、「周遊」をお願いしました。


鶴江の渡し

船は、ほとんど音を立てずに、波の無い川面を進みます。川沿いの漁村風景を眺めながら、船頭さんとの会話を楽しみました。

船頭が2人いて、週替わりで担当しているということ、この渡し舟は萩市の市道(萩市道 浜崎鶴江線)であるということ、通学や通勤での利用はほとんど無いこと、かつては工場で働く人たちを大勢乗せていたことなど、色々な話を聞くことができました。「海の男」というイメージのいかつい船頭さんでしたが、非常に親しみやすい方でした。


鶴江の渡し

鶴江の船着場近くまで漕いでいただき、そこでUターン。浜崎の船着場で下ろしていただきました。所要時間13分という短い船旅でしたが、とても楽しいひとときでした。




鶴江の渡しの乗り場へのアクセス

車でのアクセス

山陰道の萩ICから約10分

中国道の美祢東JCTから、小郡萩道路国道262号線などを経由して約50分


船着場の周囲には駐車場はありません。車で行く場合には、近くにある萩商港(定期船乗り場)の有料駐車場を利用しましょう。駐車場から船着場までは徒歩で3分程度です。


バスでのアクセス

萩循環まぁーるバスの「御船倉入り口」停留所、または「定期船のりば入口」停留所下車。

※萩循環まぁーるバスには、萩バスセンター東萩駅萩駅などから乗車可能。

※運賃は1乗車につき100円。「1日乗車券」などのお得な切符も有り。


【参考】萩市(TOP>市民便利帳>交通機関)


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|投稿:2019.10.20 | 最終更新:2019.10.20 |カテゴリ: 山口県

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