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対馬・壱岐旅行記 【1-2】 雨の対馬 厳原でお土産選び

2019年8月15日(木)

台風の影響で船便が終日欠航という状況下、何とか空路により対馬入りを果たしました。雨は降っていますが、そこまで荒れてはいなさそうです。

8:45
レンタカーを借り、早速対馬ドライブ開始

ただ、午前中は雨が降り続けそうな予報なので、まずは雨でも楽しめる場所へ向かいましょう。






「ふれあい処つしま」でお勉強&お土産選び

対馬壱岐

9:40
やってきたのは、対馬市南部の港町、厳原(いづはら)。

厳原は「対馬の海の玄関口」として知られ、博多からのフェリーやジェットフォイルが到着する場所です。対馬一の繁華街だけでなく、対馬市役所も厳原にあり、名実ともに対馬市の中心部と言えるでしょう。

大通り沿いには離島とは思えぬほどの高層ビル。2017年にオープンした「東横イン対馬厳原」。増加する韓国からの観光客を受け入れるべく、建てられたのでしょう。

他にもハングル文字が書かれた店が多く建ち並んでおり、「受け入れ体制万全!」といった印象を受けましたが、僕が訪れた2019年の夏は日韓関係が悪化しており、韓国からの観光客が激減していると聞いていました。確かに、対馬に来てからほとんど韓国人に出会っていません。それどころか、街中を歩く人自体が少ないように感じました。


対馬壱岐

そんな厳原の中心部に位置するのが、「ふれあい処つしま」。

対馬のことを学ぶことができるうえ、お土産を購入したり、ご当地グルメを食べることもできます。しかも観光案内所や路線バスの乗り場まで併設されており、まさにここは「ビジターセンター」兼「道の駅」兼「ターミナル」と言えるでしょう。




「観光の間」では、対馬の歴史や自然について学べる!

「ふれあい処つしま」はいくつかのフロアに分かれています。「観光の間」では対馬について学ぶことが出来る展示が用意されています。


対馬壱岐

こちらは歴史について学べるコーナー。なかなかよく出来たパネル展示があり、対馬の歴史についてジックリと学ぶことができます。

日本史の教科書には「対馬」の名はほとんど登場しませんが、国境の島として、たびたび大陸側の国との戦や貿易の舞台となりました。ここでは、古代から近世までの対馬の歴史がかなり詳しく書かれており、非常に読み応えがありました。


対馬壱岐

歴史の展示の隣には、対馬の生物に関する展示。大陸に近い離島である対馬には、日本の生物だけでなく、対馬固有の生物や大陸系の生物も生息しており、非常に独特な生態系が成り立っています。ツシマヤマネコだけでなく、鳥類や昆虫まで、対馬に生息する様々な生物について知ることができます。


「特産品の間」では、対馬の名産品が買える!

特産品の間」では、対馬の名産品を買うことができます。店自体はそこまで広くありませんが、食べ物やお酒から様々なグッズまで、幅広い商品を取り扱っており、お土産探しには最適です。


対馬壱岐

僕はこちらで対馬の郷土料理、「いりやき」のセット、対馬産の焼酎「やまねこ」を購入しました。




「ふれあい食堂憩い」では対馬の郷土料理や海の幸が味わえる!

今回は開店前で立ち寄ることはできなかったのですが、「ふれあい処つしま」には食事ができる場所もあります。それが「ふれあい食堂憩い」。

対馬の郷土料理の対州そばろくべえ上対馬とんちゃんや、対馬で獲れる新鮮な海の幸を味わうことができます。


観光案内所では、ツシマヤマネコの重さのぬいぐるみが抱ける!

是非とも立ち寄っていただきたいのが、併設されている観光案内所。対馬の観光情報を聞けたり、パンフレットをいただけるのは勿論、ここではちょっとした素敵な体験ができます。


対馬壱岐

ツシマヤマネコと同じ重さのぬいぐるみを抱くことができるんです。対馬に来ても、なかなかツシマヤマネコに出会うのは難しいと思います。実際に同じ重さのぬいぐるみを抱っこすることで、少しは身近に感じることができるかも。


厳原の中心にある「ふれあい処つしま」は観光客にも便利な立地!



「ふれあい処つしま」は厳原の中心部、フェリーターミナルや大型ホテルの近くに位置しており、観光客にとっても非常に便利な場所にあります。ただし、中心街という立地上、専用の駐車場がないため、車で訪れる場合には隣接する対馬市交流センターの地下駐車場を利用する必要があります。




「いづはらショッピングセンター・ティアラ」を覗いてみるのも楽しい

対馬壱岐

「ふれあい処つしま」を訪れたのであれば、そのお隣にある「いづはらショッピングセンター・ティアラ」(以下、「ティアラ」と記す)を覗いてみるのも良いと思います。

「ふれあい処つしま」は比較的新しい施設ですが、「ティアラ」は少し昭和の香りが漂う施設。昔ながらの地方都市のショッピングモールという雰囲気で、中を歩いているとどこか懐かしい気分になります。

「ティアラ」の一角には「日本観光物産館」もあり、韓国人観光客向けの日本のお土産が色々と売られています。勿論、対馬土産も置いてあるので、日本人の方にもおススメですよ。




食堂「やま喜」でようやく昼食にありつけた

10:40
ドライブ再開。今夜の宿は対馬の北端にある港町、比田勝にあります。厳原市街地を離れ、国道382号線で北上を開始します。


対馬・壱岐_国道

国道382号線は細長い対馬を縦断する、対馬にとっては背骨のような道。そのため、厳原を出発してしばらくは交通量が多いです。しかし、町を通り過ぎるたびに車はどんどん減っていき、対馬の中央辺りに位置する豊玉の町を過ぎると、鬱蒼とした森の中の道となり、すれ違う車もかなり少なくなります。

「失敗したなぁ」と思ったのは、昼食の店に入るタイミングを完全に失ってしまったこと。お盆休みのためか、台風のためか、はたまた韓国人観光客が激減しているためかは分かりませんが、事前に調べていた店は軒並み臨時休業!昼食にありつけないまま、国道をひたすら北上し続けていました。

このままでは飢餓旅行になってしまうと思い、車を一旦停め、スマートフォンで周辺の飲食店をリサーチ。念のために電話連絡もして営業中であると確認できた店に行くことにしました。


対馬壱岐

13:20
リサーチの結果なんとか見つけた店が、東海岸沿いの佐賀集落にある食堂、「やま喜」。

丼物や定食系が食べられる町の食堂という感じ。せっかく対馬に来たので刺身を食べたかったのですが、「台風の影響で漁に出ていないため、魚がない」とのこと。やっぱりそうですよねー。


対馬壱岐

…というわけで、カツ丼をいただきました。

うん、これは美味い!ほんのり甘さを感じる懐かしいカツ丼。お肉も柔らかくてジューシー。きっと他の料理も美味しいんだろうなぁ。

昼食難民になりかけていましたが、思いがけず良い店に出会うことができました。



「やま喜」は国道382号線からは外れた東海岸沿いにあります。カツ丼だけではなく、寿司や刺身、ウナギ、天ぷらなども扱っているので、魚の入荷がある時にもう一度行ってみたいですね。


次回、対馬をさらに北上。ツシマヤマネコについて学べる「対馬野生生物保護センター」、日本最北西端の地、棹崎へ向かいます。

対馬・壱岐旅行記 【1-3】 対馬野生生物保護センターと日本最北西端の地、棹崎
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|投稿:2019.11.09 | 最終更新:2019.11.11 |カテゴリ: 旅行記

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