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対馬・壱岐旅行記 【2-5】 鮎もどし自然公園と豆酘岬~対馬南部を巡る~

2019年8月16日(金)

対馬滞在2日目。

時刻は14時過ぎ。本日の夕方までにはレンタカーを返却する必要があります。残された時間を使い、まだ訪れていない対馬の南部を巡ることにしましょう。

厳原市街地から南へ向かうためには、標高250m以上の峠を超える必要があります。ガソリンの残量が心許なかったため、厳原の市街地で給油をしてから向かいました。






鮎もどし自然公園で渓谷美を楽しむ 川遊びも可

対馬壱岐

15:05
まずは対馬南部随一の観光地、鮎もどし自然公園を訪れました。

鮎もどし自然公園は、巨大な花崗岩の一枚岩の上を川が流れるという全国的にも珍しい場所。ペターンとしたツルツルの岩肌が広がり、その上を水が流れている様子はかなり独特です。水流によってえぐられた穴(甌穴)も点在しており、見ているだけで面白いですね。


対馬壱岐

川には吊橋が架かっており、橋の上から、この珍しい地形の全体像を見ることができます。


対馬壱岐

川原に下りることも可能です。訪れた日はお盆休みだったので、多くの家族連れが川遊びを楽しんでいました。


対馬壱岐

川原が平坦であることに加え、プールように流れが少ない箇所も多いため、川遊びに適した場所だと思います。ただし、場所によっては流れが速い場所や深い場所があったりするので、遊ぶ場合は十分に注意しましょう!


対馬壱岐

鮎もどし自然公園には広めの駐車場が何ヶ所か用意されています。それでもかなり多くの車が停まっており、第1駐車場はほぼ満車の状態でした。今回の旅で訪れた対馬の観光地の中でも一番の賑わいだったのではないでしょうか。




豆酘岬で大迫力の断崖絶壁と大海原を堪能する


15:35
対馬の南海岸沿いにある豆酘岬にやってきました。「豆酘」と書いて「つつ」と読みます。初見では絶対に読めない難読地名ですね。


対馬壱岐

岬をぐるりと周るように、遊歩道が整備されています。舗装がひび割れていたり、落石が転がっていたり、なかなかワイルドな状況ですが、割と歩きやすい道です。駐車場から約5分程度で岬を一望する展望台に到着しました。


対馬壱岐

こちらが岬の先端付近にある展望台からの眺め。

目の前には大海原!しばらく先までポツポツと岩礁が続いており、岩礁が途切れる所には灯台が建っています。まさに島の先端!「これぞ岬!」という光景!

よく晴れていますが、遮るものがないため風は非常に強いです。海も白波が立っており、見た目よりも荒れていそうな雰囲気です。


対馬壱岐

東の方角を見ると、神崎という岬が見えました。この神崎が対馬最南端の地なのです。神崎からの景色も素晴らしいそうですが、道が荒れており、訪れるのが結構大変なんだとか。今回は断念しました。



駐車場への帰りは、西海岸沿いの道を通ってみました。この西海岸沿いの遊歩道から見る景色こそが、豆酘岬のベストビューポイントだったのです。


対馬壱岐

ここが豆酘岬のベストビューポイント!

対馬を南北に貫く稜線が険しい断崖絶壁となり、まさに海に没する様子を一望することができます。

大海原に向かって突き出した矢じりのような姿!両側から押し寄せる風と波!荒々しい断崖絶壁!

北海道の襟裳岬や神威岬など、絶景の岬として知られる全国各地の岬にも決して見劣りしない素晴らしい岬だと思いました。是非とも豆酘岬西海岸の遊歩道を通り、この絶景を眺めてみて欲しいですね。


対馬壱岐

なお、豆酘岬には駐車場が2ヶ所あります。僕は岬により近い、一番奥の駐車場を利用したのですが、車の運転に自信のない方は手前の駐車場を利用した方が無難です。




岬に近い「奥の駐車場」へ向かうためには、数百メートルではありますが、すれ違いができない崖っぷち道を通る必要があるのです。この道で対向車と出会ってしまったら、悪夢としか言えないですよね…。幸いにも訪れる人があまり多くなかったため、対向車と出会うことはありませんでした。




手前の駐車場は広々としており、公衆トイレも設置されています。岬までの距離が400m程度遠くなりますが、崖っぷちの道を運転することを考えると、大した距離ではないですね。


次回、いよいよ対馬ドライブも大詰めです。今夜の宿、「宿坊対馬西山寺」についても紹介したいと思います。

対馬・壱岐旅行記 【2-6】 対馬藩お船江跡を観たり、宿坊対馬西山寺に泊まったり
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|投稿:2019.12.13 | 最終更新:2019.12.18 |カテゴリ: 旅行記

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