溝ノ口洞穴 鹿児島の山奥に眠る神秘の洞穴 アクセス・駐車場情報も(鹿児島県曽於市)

鹿児島県の東部、宮崎県との県境付近に位置する曽於市。曽於市の外れの山の中に、近年SNS映えすると話題のスポットがあることはご存知でしょうか?
そのスポットの名前は、溝ノ口洞穴。
2019年の11月、鹿児島をレンタカーで旅する機会があったので、溝ノ口洞穴を訪れてみました。非常に神秘的で、尚且つ写真映えする場所でした。この記事では、溝ノ口洞穴の魅力やアクセス・駐車場情報、訪れる際の持ち物について、お伝えしたいと思います。
溝ノ口洞穴へのアクセス
溝ノ口洞穴は鹿児島県の端っこ、あと数百メートル北上すると宮崎県という場所に位置しています。鉄道の駅や町からは離れた山の中にあるため、車で訪れるのが無難です。
車でのアクセス
■東九州道の末吉財部ICから約30分
■宮崎道の都城ICから約40分
■九州道の溝辺鹿児島空港ICから約55分
どのインターチェンジからアクセスする場合も、メインルートからは外れているため、アクセスする道は少し分かりにくいかもしれません。カーナビでも検索されない可能性もあるので、地図を読むのが苦手な方はGoogleマップのナビ機能を使うことをオススメします。
また、道中には小さな看板があるので、見落とさないようにすれば、辿りつくことができると思います。
近くまで来れば、大きな看板が出てきます。上のストリートビューで示した場所から先は一本道なので、迷うことはないでしょう。ただし、すれ違いができない道が1km程続くので、注意が必要です。所々に設けられている離合スペースを有効活用しましょう。
鉄道・バスでのアクセス
■都城駅から高崎観光バスが運行する霧島神宮行きの路線バスに乗り、約40分。「堤」停留所で下車し、そこから徒歩で約3km。
歩く距離が長いうえ、バスの本数が非常に少ないので、公共交通機関で訪れるのはあまりおススメすることはできません。
■参考:高崎観光バス(TOP>霧島⇔都城駅)
溝ノ口洞穴の駐車場・トイレ情報
溝ノ口洞穴には無料の駐車場があります。駐車場は洞穴の目と鼻の先にあるので、ほとんど歩く必要はありません。そこまで広い駐車場ではありませんが、2019年現在、「知る人ぞ知るスポット」という感じなので、そこまで混み合うことはないでしょう。
駐車場には、公衆トイレが設置されていました。人里離れた山の中ですが、とても綺麗に管理されていました。ありがたい限りです。
溝ノ口洞穴に入ってみた!
こちらが溝ノ口洞穴です!
山の斜面にポッカリと口を開けた大きな洞穴。入口の横幅14.6m、高さ6.4m、全長209.5m。約33万年前の加久藤カルデラ(霧島山を含むカルデラ)の火山活動、約2万9千年前の姶良カルデラ(桜島を含むカルデラ)の火山活動などにより堆積した地層が、浸食と崩壊を繰り返すことにより、このような洞穴が出来上がりました。
外側から見るだけでは、溝ノ口洞穴の本当の魅力に気づくことはできません。是非とも洞穴の中に入り、振り返ってみてください。
これが溝ノ口洞穴内部から見た景色です!!
なんて神秘的な光景なのでしょう!真っ暗な洞穴の中に差し込む陽光。そして光に照らされた真っ赤な鳥居。
洞穴に数歩足を踏み入れるだけで、こんな素敵な光景を見ることができるのです。洞穴の入口と鳥居の位置関係、そして光の差し具合が違っていれば、この光景は生まれなかったことでしょう。まさに神様が降臨しそうな、そんな光景です。
洞穴は奥行きがあり、バリケードがある位置までは入ることができます。ただし、ある程度まで進むと外の光が届かないので、明かりを持っていない方は光が届く範囲までにしておきましょう。足元はデコボコしており、転倒の可能性があります。
一番奥まで来ると、こんな感じです。洞内が少しカーブしているため、入口の光は全くと言って良い程届きません。照明を消すとこのとおり全く何も見えないので、わざわざ一番奥まで行く必要はないと言えるでしょう。
溝ノ口洞穴を訪れる際の持ち物・靴
溝ノ口洞穴に行かれる際に持って行った方が便利な物、そして靴について述べておきます。
洞穴内には灯りは無し!奥まで行く場合には照明の準備を!
洞内には照明設備は一切ありません。一番奥まで行く場合には、照明を持参するようにしましょう。
先述しましたが、洞内は緩いカーブを描いているため、奥の方は本当に真っ暗です。スマートフォンのライト機能では力不足でしょう。強力な照明を持っていない方は、自然光が届く範囲までで留めておくのが無難だと思います。
上のような写真を撮るだけであれば、奥まで行く必要はないため、照明はなくても問題ないと思います。
洞内はデコボコや傾斜有り!歩きやすい靴が良い
洞内はデコボコしているうえに、傾斜している箇所もあります。洞穴に入る場合は、スニーカーなどの歩きやすい靴を履き、踵の無いサンダルやヒールが高い靴は避けるようにしましょう。
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|投稿:2019.12.16 | 最終更新:2020.02.19 |カテゴリ: 鹿児島県