金沢おでんを居酒屋で食べてみた! 11~12月限定のカニ面は絶品!(ごいし奴2@石川県金沢市)

冬と言えばおでんが美味しい季節ですよね。
一言で「おでん」と言っても、その特徴は地域によって様々。生姜味噌を付けて食べる青森のおでん、とろろ昆布が入る富山のおでん、生姜醤油を付けて食べる姫路のおでんなど、全国各地には非常に魅力的なご当地おでんが数多く存在するのです。
今回紹介する金沢のおでんも、そんな特徴的なおでんの1つ。今回は金沢市の居酒屋でおでんを食べてきたので、その魅力を紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.金沢おでんを出す居酒屋、「ごいし奴2」
2.これが金沢おでんだ!車麩、バイ貝など個性的な具材が特徴
3.11~12月限定のカニ面はおススメ!
4.「ごいし奴2」のメニュー
5.「ごいし奴2」へのアクセス
1.金沢おでんを出す居酒屋、「ごいし奴2」
2.これが金沢おでんだ!車麩、バイ貝など個性的な具材が特徴
3.11~12月限定のカニ面はおススメ!
4.「ごいし奴2」のメニュー
5.「ごいし奴2」へのアクセス
金沢おでんを出す居酒屋、「ごいし奴2」
今回訪れたのは、金沢市木倉町にある居酒屋、「ごいし奴2」。
木倉町は金沢市の繁華街として有名な香林坊や片町に隣接し、多くの居酒屋が建ち並ぶエリアです。「おでん」、「金沢おでん」と書かれた幟を出している店が多く、金沢のおでん熱の高さが伺えました。
「ごいし奴2」もおでんを扱っている居酒屋。おでんの他にも加賀料理を提供しているようで、観光客にはうってつけの店だと言えるでしょう。カウンター席と小上がりの席はほぼ満席となっており、店内は活気に溢れていました。カウンターの席に着き、おでんを何品か注文します。
これが金沢おでんだ!車麩、バイ貝など個性的な具材が特徴
こちらが金沢おでんです!
メニューが書かれた黒板には、色々な具材が書かれていましたが、珍しい具材を選んで注文してみました。
手前から時計回りに、車麩、金沢堅どうふ、梅貝、ふかし。金沢おでんには明確な定義はありませんが、この辺りの具材は金沢特有の具材として知られています。
車麩はバウムクーヘンのような形をした焼き麩の一種で、北陸地方を中心に食べられています。金沢おでんでは定番の具材として人気。口に含んだ瞬間に、麩からジュワっとつゆが染み出します。
金沢堅どうふは加賀豆腐とも呼ばれ、豆乳の濃度が濃いことが特徴。その名のとおり、固めに仕上げられており、箸で持っても崩れることはありません。
梅貝は北陸地方でよく食べられている巻貝の一種。串を使い、螺旋状になった貝殻から身を取り出して食べます。身が大ぶりかつ弾力があり、非常に食べ応えがある貝ですね。
ふかしは蒲鉾を蒸したもので、金沢の伝統料理の一種。蒲鉾というより、どちらかというとハンペンに似たフワフワとした食感が特徴。おでんにはとても合いますね。
おでんの美味しさの要、おでんつゆ。ここのつゆはとても優しい味で、全部飲み干してしまえる程。とても美味でした。
この店では、他にも赤カマ、ごぼ天、玉子などの具材を取り扱っているようです。
11~12月限定のカニ面はおススメ!
金沢おでんを語るうえで、外すことが出来ない具材があります。
それがこちら!カニ面です!!
なんて豪華な具材なんでしょう!
カニ面とは、北陸で水揚げされるズワイガニのメスの甲羅にカニの身や外子(受精卵)、内子(卵巣)をギッシリと詰めたもの。めちゃくちゃ手が込んでいます。
食べてみると本当に美味しいんです!カニの身は甘みがあって美味しいし、外子や内子は濃厚なカニの味を感じることが出来て、絶品。お値段は1,980円と、結構お高め。しかしカニ自体の高級さと、カニの身を取り出す手間を考えると、妥当なお値段と言えるでしょう。
なお、ズワイガニのメスは、別名「香箱蟹」と呼ばれています。「香りが詰まった箱」とは、よく言ったものですね。
なお、カニ面に使われるズワイガニのメスは、個体数を維持するために漁期が決められています。漁期は11月上旬から12月末頃まで。したがって、カニ面が食べられるのは11~12月の間だけということになるのです。期間限定のカニ面、是非ともシーズン中に訪れて食べて欲しいと思います。
「ごいし奴2」のメニュー
ごいし奴2のメニューを紹介します。
メニューは厨房にかけられた黒板にビッシリと書かれていました。
金沢港や能登で水揚げされた海の幸、加賀野菜を使った料理、加賀地方の郷土料理など、様々な料理をいただくことができます。
こちらは能登黒岩もずく。通常のもずくよりもかなり太いのが特徴。コリコリとした食感と酸味がクセになりそう。
赤いかのいしる焼き。「いしる」とは魚醤の一種で、能登地方の特産品。柔らかなイカといしるの独特な風味が抜群の相性!ついつい日本酒が進んでしまう一品です。
おでんの他にも魅力的なメニューがたくさんある「ごいし奴2」。ついつい長居してしまうこと間違いなしですね。
「ごいし奴2」へのアクセス
バスでのアクセス
■金沢駅東口から北陸鉄道の路線バスに乗り、約10分。「香林坊」停留所で下車。
※金沢駅東口の「のりば3、6、8~11」から発着するバスのほとんどが香林坊を経由します。のりばとバスの行き先にさえ注意すれば、すぐに香林坊に行くことはできるでしょう。
車でのアクセス
■北陸道の金沢東ICまたは金沢西ICから約15分
店専用の駐車場はないため、車で訪れる場合には周辺のコインパーキングを利用しましょう。
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|投稿:2019.12.24 | 最終更新:2019.12.24 |カテゴリ: 石川県