福井県の「越前がにミュージアム」は大人から子供までが遊んで学べる博物館(福井県越前町)

福井県越前町。
日本海に面した町で、風光明媚な海岸が魅力です。また、越前ガニ(ズワイガニ)の水揚げでも名を馳せており、冬場になるとカニを求めて多くの人が町を訪れます。そんな越前がにの町、越前町には、日本で唯一となるカニをテーマにした博物館があります。
それが「越前がにミュージアム」。
この記事では「越前がにミュージアム」の基本情報に加え、楽しみ方やアクセス情報などについてお伝えしたいと思います。
越前がにミュージアムはどこにあるの?
「越前がにミュージアム」があるのは、日本海に面した福井県越前町。多くの旅行者が福井県へのアクセスとして使うであろうJR北陸本線や北陸自動車道、国道8号線からは少し離れた場所にあります。
内陸を通る北陸道や国道8号線に対して、越前町を含む日本海側を通っているのが国道305号線。ダイナミックな海岸線を見ながら走ることが出来る、福井県屈指のドライブルートです。「越前がにミュージアム」は国道305号線沿いにある道の駅「越前」の隣に位置しています。
越前がにミュージアムの基本情報
「越前がにミュージアム」の基本情報は以下の通りです。
■営業時間:9:00~17:00
■休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
※夏休み期間中は無休。11~3月は第2、4火曜日が休館
■入場料金:大人500円 子供300円
越前がにミュージアムの楽しみ方
越前がにミュージアムは3階建て。入場後、まずはエレベーターで3階まで上がります。その後は順路に従って、各フロアで展示や体験を楽しみながら、1階まで下りるのです。
越前がにミュージアムの楽しみ方を、かいつまんで説明しましょう。
①入口では越前がにのオブジェがお出迎え
最初のお楽しみは入口にあります。入口の自動ドアをくぐると、越前ガニのオブジェがお出迎え!これは記念撮影にはうってつけですね。
なお、僕が訪れたのは12月であったため、クリスマス仕様の越前ガニでした。
②カニ、カニ漁について学ぶ
越前がにミュージアムに来たら、まずはカニについて学びましょう!
様々な種類のカニや、越前ガニの生態を、パネル展示や映像で見ることができます。
越前町のカニ漁の歴史を学ぶこともできます。カニ漁全盛期であった昭和30~40年代の越前町の街並がジオラマで再現されており、当時の様子が視覚的に分かり易く工夫されているのです。
また、カニ漁の歴史に関するパネル展示や、当時の漁具の展示も必見です。
③カニや魚、海生生物を見る
実際に魚やカニを見ることができるのも、このミュージアムの魅力。
こちらの「海遊歩道」は、アーチ状になった水槽の下をくぐることができます。水槽の中を泳いでいるのは越前町の海に棲息する魚たち。室内にいながらにして、越前町の海底を疑似体験できるのです。
別の水槽には、小さくて赤い豆粒のような浮遊物が…。実はこれ、越前ガニの赤ちゃんなんです。越前ガニは、通常は2~3月に孵化するのですが、こちらの赤ちゃんたちは少し早めの10月に産まれたのだそうです。産まれて2ヶ月。遠目に見ると豆粒のようですが、よーく見ると可愛いですよ。
訪れたのが12月だったので、クリスマス企画展示も行われていました。色とりどりの海生生物とクリスマス飾りのコラボ。これは映えますね~。
④アトラクションや体験を楽しむ
子供たちに人気なのが、様々なアトラクションや体験。越前がにミュージアムには、子供が楽しめるコーナーもたくさん用意されています。
こちらは「かに漁チャレンジ」。自ら舵を握り、漁船を操作しながらカニ漁を行うシミュレーションゲームです。大画面には、うねる海が映し出され、なかなかの臨場感が楽しめます。
自分が描いた魚や生物が、大スクリーンの海の中を泳ぐ「絵画水族館」。嫁が描いたのは、真っ赤なエビ。エビの絵を専用のスキャナーで読み取ると、スクリーン上をクネクネと泳ぎ回るエビが映し出されました。これは面白い!
この他にも、ツイスターゲームのようなアトラクション「かにあつめ」、カニにまつわる昔話が紙芝居で楽しめる「かにしばい」など、子供も楽しめる施設になっています。
⑤隣の道の駅でカニを買う
越前がにミュージアムの隣にある道の駅「越前」には、「越前うおいち」があります。「越前うおいち」では地元産の新鮮な魚介類が販売されており、越前ガニも購入することができます。
こちらが「越前うおいち」で購入した紅ズワイガニ。なんと2ハイで1,500円という安さ!これだけの安さでしたが、しっかりと身が詰まっていて、とても美味しいカニでした。
越前がにミュージアムには、越前ガニを購入する際のポイントを解説した展示もあります。そちらで先に学んでおけば、より良い買い物ができるでしょう。
越前がにミュージアムへのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■北陸道の鯖江ICまたは武生ICから約40分
高速道路から最も近いのは鯖江ICと武生ICですが、せっかくなので風光明媚な国道305号線を通ってアクセスするのも一興です。
■東尋坊から国道305号線経由で約1時間20分
■敦賀市から国道305号線経由で約50分
目の前に道の駅「越前」があるため、駐車場は豊富にあります。
バスでのアクセス
■北陸本線の武生駅から福井鉄道の路線バス「武生越前海岸線」に乗り、約1時間5分。「道の駅『越前』」停留所で下車。
※バスは1日6往復(休日は4往復のみ)なので、事前に時刻をチェックしておきましょう。
※福井駅または北鯖江駅からも路線バスが出ていますが、バスのダイヤの関係上、武生駅からが一番便利です。
■参考:福井鉄道株式会社(TOP>バスに乗る)
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|投稿:2020.01.16 | 最終更新:2020.01.16 |カテゴリ: 福井県