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対馬・壱岐旅行記 【終章】 壱岐郷ノ浦港から博多港へ

2019年8月18日(日)



本日はこの対馬・壱岐旅行の最終日。壱岐の郷ノ浦港からフェリーに乗り、九州の博多港へと戻ります。

これで対馬を2日間、壱岐を1日かけて周った島旅もおしまい。名残惜しいですが、最後まで楽しむことにしましょう。






早朝の郷ノ浦港

対馬壱岐

6:05
まだ薄暗さが残る中、壱岐マリーナホテルを出発。時期的には日の長い夏ですが、西の方に来ているので、日の出が少し遅いようです。

博多行きのフェリーが出発するのは6:45。時間には余裕がありますが、勝手が分からないので、早めにフェリーターミナルへと向かいます。

朝の穏やかな湾を横目に、海辺の歩道を歩いて行きます。お盆で漁がお休みのせいか、この辺りも非常に静かです。写真にも写っていますが、湾を一跨ぎにする郷ノ浦大橋の下をくぐると、フェリーターミナルに到着します。


対馬壱岐

6:15
フェリーターミナルに到着。博多行きのフェリーきずなが既にスタンバイしていました。


対馬壱岐

フェリーターミナル内はお盆休みの割には人が少ない印象。早朝の便だからでしょうか。チケットを購入したり、手続きを済ませていたら、乗船時間がやってきました。

なお、ターミナル内の売店でお弁当が売られていたので、ここで朝食を調達。フェリーきずなの中には、食堂や売店はないため、ありがたい限りですね(一応、船内にはカップ麺やお菓子が買える自動販売機は用意されています)。




フェリーきずなの船内はこんな感じ

6:30
出港の約15分前、アナウンスと共にフェリーきずなに乗船。


対馬壱岐

カーペット敷きの2等室を陣取りました。昔ながらのプライベート空間の無い雑魚寝スタイル。旅情がそそられますね。そこまでの混雑はなく、足を伸ばして寛げる程度のスペースは確保できました。

2等室の料金にプラス数百円で、「2等指定席」あるいは「1等」に乗ることができますが、博多までは2時間程度の船旅なので、2等室で十分でしょう。ただ、混雑する場合には、広々としたスペースを確保するため、グレードアップも一考する価値はあると思います。


対馬壱岐

デッキにも結構な座席数。デッキから玄界灘の島々を眺めるのも一興ですね。


対馬壱岐

対馬壱岐

船内には飲み物、お菓子、カップ麺が買える自動販売機給湯器があります。万が一、出航前に食事が摂れない場合でも、最低限の食料は船内で調達することができます。

船内の設備は大体このくらい。あとは小さなゲームコーナーくらいでしょうか。そこまで長い距離を結ぶフェリーではないため、船内も非常にシンプルです。




フェリーきずなで郷ノ浦から博多へ

対馬壱岐

出港前、デッキにて先程買ったお弁当を食べます。おにぎりと肉系のおかずがギチっと入った肉食系弁当。美味いです。


対馬壱岐

6:45
定刻通りに出港。手際良く係留ロープが外され、船がゆっくりと岸壁を離れます。朝のため、見送りの人は少なめ。


対馬壱岐

さらば、壱岐!

今回の旅では1日のみの滞在でしたが、それだけでは全然足りないくらい奥が深い島でした。壱岐と言えば弥生時代の遺跡や、古墳も数多く存在することで有名ですが、その辺りは時間の関係上立ち寄ることができませんでした。今度はゆっくりと時間をかけて巡りたい島ですね。


対馬壱岐

6:55
郷ノ浦港の防波堤をすり抜け、外海に出ると、3つの小さな島が見えてきました。壱岐島の沖合に浮かぶ大島長島原島という小さな島です。訪れるためには飛行機か船で九州から壱岐島に渡った後、郷ノ浦港から壱岐市営渡船に乗る必要があります。なかなか到達するのが大変な島ですが、美しい海が密かに人気なのだそう。

こういったマイナーな島を訪れるというのも良さそうですね。


しばらくするとフェリーは大きく旋回し、壱岐島の南の沖合を進みます。疲れのせいか、事前に飲んだ酔い止め薬のせいかは分かりませんが、猛烈に眠くなってきたため、一旦船室に戻りました。




対馬壱岐

8:30
ほんの数十分の仮眠のつもりだったのですが、ハッと目を覚ますと1時間半も経っていました。デッキに戻ると、目の前に陸地が!スマホで位置を確認すると、目の前の陸地は九州の糸島半島のようです。

糸島半島を過ぎると、博多湾に入っていきます。


対馬壱岐

博多湾の入口に浮かぶ玄海島の沖を通過。小さいながらも標高は200m以上ある急峻な島です。

玄海島の他にも博多沖には小さな島がいくつも点在しています。博多港だけでも、志賀島玄海島能古島小呂島への船が出ているのです。博多を拠点にして、小島への小旅行を楽しむのも楽しそうですね。


対馬壱岐

対馬壱岐

左右には小さな島が、前方には博多のビル群が見えています。しばらく島に行っていたので、久々の大都会。これ程の都会の目の前に、長閑な島がポツンポツンと点在するのは、何だか不思議な感じがしますね。

博多港が近づいてきたので、下船の準備を始めます。


対馬壱岐

9:10
博多港到着!3日ぶりの九州に戻ってきました。

出発前は台風が重なり、島に渡ることさえ危ぶまれていましたが、なんとか無事に旅をしてくることができました。しかも初日を除けば、概ね天気に恵まれたと言っても良いでしょう。ありがたい限りですなー。


対馬壱岐

博多港前はフェリーから降りた人たちで賑わい、タクシー乗り場は長蛇の列。帰ってきて早々、都会の洗礼を浴びることに…。急ぐ旅でもないし、行列に並ぶのも嫌なので、路線バスで博多駅へと向かいました。


これで4日間に及ぶ対馬・壱岐旅行は終わり。特に対馬はあまり事前情報が無かった島ですが、非常に素晴らしい島でした。日本人の旅行先としてはあまりメジャーではないですが、多くの人におススメしたいですね。

それでは、長々とした旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました!


- 対馬・壱岐旅行記 完 -


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|投稿:2020.02.06 | 最終更新:2020.02.06 |カテゴリ: 旅行記

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