流氷だけじゃない!流氷シーズンの紋別観光のモデルコースを紹介!
北海道紋別市。
流氷砕氷船ガリンコ号が運航されており、流氷観光の拠点となる街として有名です。そんな紋別市ですが、ガリンコ号以外にも楽しめる見どころがたくさんあることはご存知でしょうか?
今回実際に行ってみて分かったのですが、紋別市は、ガリンコ号だけ乗って帰るには勿体ないほど魅力溢れる街なのです!
この記事では「紋別市ってガリンコ号以外に何があるの?」という方のために、流氷シーズンの紋別市の見どころ、さらには1泊2日で行く紋別観光のモデルコースを紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.紋別に着いたら、まずオホーツク流氷科学センターで学ぶ
2.カニの爪の前で記念撮影
3.ガリンコ号で流氷観光
4.オホーツクタワーから流氷を眺める
5.出塚水産で朝食 揚げたてのカマボコを食べる
6.オホーツクとっかりセンターでアザラシに癒される
7.海洋交流館(ガリンコステーション)でお土産を買う
8.「まりーさんの木」でランチ カニチャーハンを食べる
9.2月上旬はもんべつ流氷まつり開催
10.冬の紋別観光にはシャトルバス「ガリヤ」号を上手に活用しよう!
1.紋別に着いたら、まずオホーツク流氷科学センターで学ぶ
2.カニの爪の前で記念撮影
3.ガリンコ号で流氷観光
4.オホーツクタワーから流氷を眺める
5.出塚水産で朝食 揚げたてのカマボコを食べる
6.オホーツクとっかりセンターでアザラシに癒される
7.海洋交流館(ガリンコステーション)でお土産を買う
8.「まりーさんの木」でランチ カニチャーハンを食べる
9.2月上旬はもんべつ流氷まつり開催
10.冬の紋別観光にはシャトルバス「ガリヤ」号を上手に活用しよう!
1.紋別に着いたら、まずオホーツク流氷科学センターで学ぶ
16:00 オホーツク流氷科学センター
所要時間:約1時間
紋別に着いたら、まずはオホーツク流氷科学センターへ行きましょう。
館内には、流氷が出来るまでの過程や、砕氷船の仕組みなど、紋別観光に密接に関係する展示の数々!じっくりと学ぶことができる施設なのです。事前知識を得ておくと流氷観光もより一層楽しめると思いますので、ガリンコ号に乗る前に立ち寄っておきたいですね。
-20℃の世界が体感できる展示室も、このセンターならではの魅力。様々な海の生き物が氷漬けにされた展示は一見の価値があります。
また、ガリンコ号の船上は風も加わり、かなり冷え込むので、この部屋で寒さへの耐性を付けておくのも良いでしょう。
オホーツク流氷科学センターの概要
2.カニの爪の前で記念撮影
17:00 カニの爪
所要時間:約5分
紋別に行った証を残すのであれば、「カニの爪」がおススメ。
オホーツク流氷科学センターのすぐ隣に聳える、高さ12mの巨大な「カニの爪」のオブジェはインパクト抜群!ここで記念写真を撮れば、思い出に残ること間違いなしですね。
なお、夜にはライトアップされており、なかなか神々しい姿を観ることができます。
「カニの爪」の概要
■見学可能時間:24時間・年中無休
※夜間はライトアップ有り
3.ガリンコ号で流氷観光
7:10 海洋交流館(ガリンコステーション)到着
7:30 ガリンコ号乗船
所要時間:約1時間
翌日はいよいよ流氷観光。
朝7時前に紋別市内の宿を出発して、ガリンコ号で流氷観光を楽しみましょう!
通常、ガリンコ号の始発は9時なのですが、流氷シーズンの土日・祝日は増便され、6時発、7時半発の便が運航されます。シーズン中の休日には混雑するガリンコ号ですが、早朝の便は比較的空いていることが多いのだそうです。これはあくまで推測ですが、団体客はホテルで朝食を済ませてから出発するので、9時発の便に人気が集中するのでしょうね。
朝早いガリンコ号に乗る場合は、ホテルは素泊まりにした方が無難です。「それじゃあ、朝食はいつ食べれば…」という方、ご安心ください。ガリンコ号に乗った後に食べられるとっておきの朝食を後ほど紹介します!
僕が乗った7時半発の便は、混雑もそこまでではなく、落ち着いて流氷クルーズを楽しむことができました。人が少な目で、狭い甲板も自由に移動できましたが、混雑していたらそうはいかなかったかもしれませんね。
流氷の間を進んでいるところ、ちょうど日が昇り、流氷が明るく照らし出されました。まさに感動の一瞬…!こんな絶景を拝めるも、朝のクルーズの魅力と言えるでしょう。
ガリンコ号の概要
■運航時間:9:00~15:00(時期・曜日によっては朝、夕方の便があります)
■料金:大人3,000円 小人1,500円
※オホーツクタワーとのセット料金・JAF割引有り。
■予約方法:乗船の3か月前から電話予約開始
■電話番号:0158-24-8000
4.オホーツクタワーから流氷を眺める
8:30 オホーツクタワー
所要時間:約40分
流氷クルーズを終え、港に戻ると、ガリンコ号の目の前にオホーツクタワー行きの送迎車が停まっていました。船からすぐに送迎車に乗り換え、そのままオホーツクタワーへ。
※本来、オホーツクタワーの営業時間は10時から。時期によっては早くから営業することもあるようです。
オホーツクタワーは港の防波堤の突端付近の海上に建つタワーで、最上階の展望テラスからは流氷の海を一望することができます。条件が良ければ、海一面を覆いつくす流氷が見られることでしょう。
エレベーターで一番下の階に下りると、そこは海面下。流氷の海の中をガラス越しに見ることができます。それだけではなく、“海底階”は小さな水族館にもなっており、オホーツク海に棲む海生生物を観察することができます。
オホーツクタワーの概要
5.出塚水産で朝食 揚げたてのカマボコを食べる
9:20 出塚水産
所要時間:約30分
朝から流氷クルーズを楽しみ、そろそろお腹が空く頃だと思いますが、朝食を食べるなら紋別港近くの出塚水産がおススメ。
こちらでは、揚げたてのカマボコをイートインコーナーでいただくことができます。ただのカマボコではありません。カニマヨ、ホタテ、コーン、チーズなど、様々な味のカマボコが揃っているのです。10種類くらいのカマボコが入った「揚げたてセット」をいただきましたが、熱々でとても美味しかったですよ。
イートインコーナーではお茶を飲むこともでき、なかなか快適♪朝食や昼食を食べるなら、おススメのお店です。
出塚水産の概要
■営業時間:8:30~18:00
■電話番号:0158-23-2012
※海洋交流館(ガリンコステーション)や流氷科学センターからは3km程度離れています。車がない場合は、バスかタクシーで移動するのがベターです。
6.オホーツクとっかりセンターでアザラシに癒される
10:00 オホーツクとっかりセンター
所要時間:約40分
ガリンコ号が発着する海洋交流館(ガリンコステーション)の目の前には、アザラシに会える施設「オホーツクとっかりセンター」があります。
主にオホーツク海で保護されたアザラシが飼育されている施設で、泳ぐ姿や日向ぼっこをする姿を見ることができます。
特におススメしたいのが、1日に数回あるえさの時間。この時間には食事だけではなく、アザラシによる芸も見ることができます。さらには、アザラシに触れたり、一緒に記念写真を撮ったり、アザラシ好きにはたまらない時間を過ごすことができるのです。えさの時間は公式サイトにてご確認ください。
オホーツクとっかりセンターの概要
7.海洋交流館(ガリンコステーション)でお土産を買う
11:00 海洋交流館(ガリンコステーション)
所要時間:約20分
ガリンコ号が発着する海洋交流館には、お土産屋さんも併設されています。流氷やクリオネにちなんだお菓子やアザラシグッズが充実しているので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
8.「まりーさんの木」でランチ カニチャーハンを食べる
12:00 まりーさんの木
所要時間:約30分
最後に、紋別市内の美味しいランチが食べられるお店を紹介します。国道238号線沿いにある「まりーさんの木」は少し懐かしい雰囲気の喫茶店。地元で人気のお店らしく、多くのお客さんで賑わっています。
こちらの名物は、「カニチャーハン」(960円)!
さすがはカニ漁が盛んな港町だけあって、カニの身が惜しげもなく使われています。立ち上る湯気は濃厚なカニの香り。口に運ぶとカニの旨みが口いっぱいに広がります。これだけ贅沢なチャーハンが1,000円以下で食べられるのは、嬉しい限りですね。
「まりーさんの木」の概要
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:日曜日
■電話番号:0158-23-1511
番外:2月上旬はもんべつ流氷まつり開催
いかがでしたでしょうか。このように紋別市内には魅力的なスポットが数多く存在しており、流氷シーズン以外であったり、運悪く流氷が見られない場合でも楽しめるようになっています。
加えて、毎年2月上旬には、海洋交流館(ガリンコステーション)前にて「もんべつ流氷まつり」が開催されます。2020年現在、58回を数える、北海道内屈指の歴史のある冬まつりです。
期間中は氷像や屋台、その他趣向が凝らされたイベントが楽しめるので、観光のついでに寄っていくのも良いと思います。
冬の紋別観光にはシャトルバス「ガリヤ」号を上手に活用しよう!
今回紹介した観光施設は、ほとんどが海洋交流館(ガリンコステーション)の周辺に集中しており、徒歩で周ることができます。ただし、揚げカマボコが食べられる出塚水産やホテルが点在する市街地はこのエリアからは少し離れています。
冬の紋別市内の移動には、シャトルバス「ガリヤ」号がおススメです。「ガリヤ」号は流氷シーズンに運行されるシャトルバスで、紋別バスターミナル、市内の主要な宿泊施設(紋別プリンスホテルと紋別セントラルホテル)と海洋交流館(ガリンコステーション)との間を結んでいます。早朝のガリンコ号にも対応したダイヤになっているため、車がない方でも安心です。
また、時間によっては出塚水産や流氷科学センターを通るバスもあるので、時刻表をチェックして、「ガリヤ」号を上手に活用しましょう。
ガリヤ号の概要
■運行期間:1月下旬~2月末(もんべつ流氷まつり期間中は増便)
■運賃:大人200円(小人100円)・1DAYチケットは500円
■問い合わせ先:北紋バス(0158-24-2165)
■参考:紋別市ホームページ(TOP>交通・アクセス)
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|投稿:2020.02.20 | 最終更新:2020.02.20 |カテゴリ: 北海道