揖保乃糸資料館「そうめんの里」 そうめんを学び、そうめんを食べよう!(兵庫県たつの市)
夏に向けて暑くなってくる今日この頃、そうめんを食べる機会も増えてくるのではないでしょうか。今回はそんなそうめんについて学んだり、そうめんを味わったりすることができる施設を紹介したいと思います。
それが兵庫県たつの市にある揖保乃糸資料館「そうめんの里」。
全国的にも有名な手延素麺、「揖保乃糸」を生産する兵庫県手延素麵協同組合が運営する資料館。ここがなかなか楽しい施設だったので、その魅力を紹介させていただきます。
■この記事の目次
1.揖保乃糸資料館「そうめんの里」の概要
2.資料館でそうめんの歴史や製造法について学ぼう
3.そうめん作りの実演は必見!
4.館内にあるレストラン「庵」では様々なそうめん料理が味わえる
5.土産屋でそうめんを買って帰ろう
6.揖保乃糸資料館「そうめんの里」へのアクセス・駐車場情報
1.揖保乃糸資料館「そうめんの里」の概要
2.資料館でそうめんの歴史や製造法について学ぼう
3.そうめん作りの実演は必見!
4.館内にあるレストラン「庵」では様々なそうめん料理が味わえる
5.土産屋でそうめんを買って帰ろう
6.揖保乃糸資料館「そうめんの里」へのアクセス・駐車場情報
揖保乃糸資料館「そうめんの里」の概要
揖保乃糸資料館「そうめんの里」は兵庫県の西部、たつの市の郊外にあります。工場に併設しており、そうめんについて学べる他、そうめんを食べたり、流しそうめんを楽しむことができる施設です。
■開館時間:9:00~17:00(最終入館時間:16:30)
■休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
■入館料:大人300円 中高生:200円 小人:100円
※資料館には入らず、売店またはレストランのみを利用する場合は入館料は不要です。
この施設は1階にエントランス、レストラン、売店が、2階に資料館があります。まずは2階でそうめんについて学んでみましょう!
資料館でそうめんの歴史や製造法について学ぼう
こちらが揖保乃糸の資料館です。干したそうめんを模した看板が出迎えてくれます。
資料館の内部はこのようにゾーン分けされています。そうめんの歴史から始まり、そうめんの製造工程やそうめんに関する雑学が学べるのです。
古代から中世、近世に至るまで、文献から紐解かれたそうめんの歴史について、パネル展示がされています。
鎌倉時代に寺院などで食べられていたそうめんが再現されていたりして、なかなか興味深い内容ですね。
揖保乃糸に関するクイズにも挑戦可能!短時間で終わるクイズですが、なかなか難問揃いでした。
クイズの他にも遊べる展示があります。
そうめんを作る工程を体験することができるのです。上の写真は、麺を引き延ばす「小引」という工程を体験する設備。
そうめんに見立てた紐を引いたり戻したりして、手延べそうめん作りを体験しますが、これがなかなか難しい。そして、なかなか腰に来ますな…。
なお、「小引」の他に、麺同士がくっつかないように気を付けながら麺を引き延ばしていく「さばき」という作業工程も体験することができます。
そんなこんなで、学べるだけでなく実際に体験ができて、楽しい資料館なのでした。
そうめん作りの実演は必見!
1時間に1回、職人さんによる実演が行われています。開始の前に放送が流れるので、興味がある方は1階のエントランスに向かいましょう。
長さ50cm程だったそうめんが、職人の手によって160cmの長さに引き延ばされていく様は圧巻!あまりに鮮やかな手さばきに、ついつい無言で見入ってしまいました。
「さばき」の作業が終わったそうめん。本来だと、この後乾燥させて製品になるのでしょう。こちらのそうめんは実演用なので、実際に触れることができます。触れてみると、モッチリと柔らかく、スベスベとした感触…!いつまでも触れていたい程素晴らしい感触でした(笑)
なお、実演が行われているのは11:00~15:00の間とのことです。
館内にあるレストラン「庵」では様々なそうめん料理が味わえる
そうめんについて学んだ後は、やっぱり舌でも味わいたいもの。1階にあるレストラン「庵」を訪れました。こちらでは揖保乃糸を使った様々なメニューをいただくことができます。
定番の冷やしそうめんだけではなく、温かいにゅうめん、揚げたそうめんを使ったメニューもあります。
また、うどんや中華麺も取り扱っているようです。
セットメニューや様々なタイプのにゅうめん、そうめん巻き寿司やソース焼きそうめんなどの変わり種メニューも存在。様々なメニューを試してみたいですね。
昼食を食べた後だったので、冷やしそうめん(小)をいただきました。細麺ながらもしっかりとした食感で、とても美味しいそうめんでした。
土産屋でそうめんを買って帰ろう
そうめんについて学び、そうめんを食べたら、あとはそうめんを買って帰るだけ。
「そうめんの里」の1階にある売店では、揖保乃糸関連商品のみならず、播磨地方の土産物を購入することができます。
そうめんだけでもかなりの品揃えで、目移りしてしまうほど。迷った挙句、人気の高い主力商品を買って帰りました。普段は食べないような高級なそうめんを買って帰るのも良いかもしれませんね。
揖保乃糸資料館「そうめんの里」へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■山陽道の山陽姫路西ICまたは龍野ICから約15分
■中国道の山崎ICから約25分
70台が駐車できる広大な駐車場があります。
鉄道でのアクセス
■JR姫新線の東觜崎駅から徒歩15分
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|投稿:2020.05.25 | 最終更新:2020.05.25 |カテゴリ: 兵庫県
COMMENT
かなり広い駐車場でしたが、やはりツアー客が多いのですね。
普段は安いそうめんばかり食べていましたが、レストランやお土産で買った「揖保乃糸」は非常に美味しかったですね。
しばらくは県外への旅行は自粛ムードなので、私も地元の長野県内を巡ろうかと思います。
| 代官 | 2020/05/29 08:43 | URI |
そうめんの里へも来られていたのですね。揖保の糸は地元では御中元ナンバーワンなんですよ。ここは姫路の観光コースにも組み入れられておりツアー客で成り立っている様なもので、今はコロナで閑散としているでしょうね。こう言う時にこそ、地元の者が応援しなきゃなりませんよね。
| maruichi | 2020/05/26 22:23 | URI | ≫ EDIT