池なのにタイやヒラメの舞い踊り!?萩の明神池で魚の餌やり体験!(山口県萩市)
山口県の北部、日本海に面した城下町、萩市。吉田松陰や高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允など、明治維新に関わる重要人物を多数輩出した地で、市内には歴史ファンにはたまらないスポットがたくさん存在します。
今回はそういった有名な観光地は敢えてスルーして、萩市の隠れた名所を紹介します。
それが「明神池」。
この池、ただの池ではありません。この記事では明神池の楽しみ方やアクセス方法について紹介したいと思います。
明神池とは?
萩市街地から北東に4~5kmの場所に、笠山という火山があります。標高112mの小さな火山。日本海に浮かぶ島のように見えますが、幅200m程の細い砂州で本州と繋がっています。
その砂州の付け根にあるのが、今回紹介する明神池。実は明神池は、元々は海の一部でした。砂州の発達に伴い、海から切り離され、現在のような池になったのだそうです。
こちらが明神池です。
一見するとただの池。しかし、海と池を隔てる溶岩の隙間を介して、地中で海と繋がっているのです!そのため、この池は淡水と海水が混ざりあう汽水湖。こういった特殊な環境にある明神池では、他の池では見られない珍しい光景を目にすることができるのです。
明神池で魚の餌やりを楽しもう!
なんと明神池は、池でありながら普通に海水魚が泳いでいるのです!
明神池で見られる魚はマダイ、イシダイ、ボラ、エイ、スズキなど。小さな池に大量の海水魚がウヨウヨと泳ぐ姿はなかなか衝撃的です。魚たちを観察するだけでも十分に楽しいですが、ここは是非、魚に餌をあげてみましょう。
明神池の目の前にある小さな商店では、魚の餌としてサイコロ状にカットした食パン(1袋50円)が売られています。
魚が食パンを食べるのだろうか…と、半信半疑ながら、購入。
試しに一切れのパンを投げ込んでみました。
すると、バシャバシャバシャーッ!っと飛沫をあげながら、大量の魚が現れて、押し合いながらパンの奪い合い!まるで公園の鯉のような感じで、おびただしい数の海水魚が群がる光景はかなり新鮮。
ついつい童心に返り、夢中で魚に餌をあげていました。楽しかった!
明神池へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■萩市街地から約15分
■山陰道の萩ICから約20分
明神池の目の前に、24時間営業の有料駐車場があります。駐車料金は1時間200円で、それ以降は30分ごとに100円加算されるようです。滞在時間としては、1時間以内を見ておけば良いでしょう。
バスでのアクセス
■萩バスセンターから防長バスの「奈古駅前行き」または「堀越行き」に乗車し、約15分。越ケ浜停留所で下車し、そこから徒歩2分。
※バスは概ね1時間あたり1~2本運行されています。
※一部の便を除けば、JR山陰本線の東萩駅にも寄ります。
【参考】防長バス(TOP>時刻表>萩地域時刻表)
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|投稿:2020.06.04 | 最終更新:2020.06.04 |カテゴリ: 山口県