琵琶湖と余呉湖を一望! リフトで賤ヶ岳に登ってみた(滋賀県長浜市)
滋賀県長浜市木之本(旧木之本町)。
琵琶湖の北の端とも言えるエリアに、賤ヶ岳(しずがたけ)という山があります。琵琶湖と、その北にある余呉湖の間に聳える標高420m程の小さな山です。
賤ヶ岳。日本史を学んだことがある方であれば、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。
そう、羽柴秀吉が柴田勝家に勝利した賤ヶ岳の戦いの舞台となった山なのです。そんな戦国時代好きにはたまらない賤ヶ岳ですが、現在はリフトで楽に登ることができます。山頂からの絶景も魅力ですので、歴史に興味が無い方にもおススメです。
この記事では賤ヶ岳リフトの情報や山頂までの道のり、山頂での楽しみ方などについて紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.賤ヶ岳リフトとは?
2.賤ヶ岳リフトの駐車場とトイレ
3.賤ヶ岳リフトと遊歩道で山頂へ
4.絶景!賤ヶ岳山頂からは琵琶湖と余呉湖と伊吹山が望める
5.賤ヶ岳合戦の解説も必聴!
6.賤ヶ岳へのアクセス
1.賤ヶ岳リフトとは?
2.賤ヶ岳リフトの駐車場とトイレ
3.賤ヶ岳リフトと遊歩道で山頂へ
4.絶景!賤ヶ岳山頂からは琵琶湖と余呉湖と伊吹山が望める
5.賤ヶ岳合戦の解説も必聴!
6.賤ヶ岳へのアクセス
賤ヶ岳リフトとは?
今回は、賤ヶ岳リフトを利用して賤ヶ岳に登りました。賤ヶ岳の東側の斜面に設置されたリフトで、360mの高さまでリフトで登ることができます。
賤ヶ岳リフトの営業時間、料金は以下のとおりとなっています。
【営業時間】
9:00~17:00
※11月以降は16:00までの営業
営業期間は例年は4月上旬~12月上旬ですが、2020年度は短縮されているようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。
【料金】
■大 人:片道450円 往復900円
■小学生:片道250円 往復500円
■幼 児:無料
※往復チケットを購入すると、プレゼントとしてオリジナルうちわがもらえます。
賤ヶ岳リフトの駐車場とトイレ
賤ヶ岳リフトの駐車場は2ヶ所あります。
こちらはリフト乗り場に一番近い第1駐車場。26台程が停められる比較的小さめの駐車場です。
駐車場には公衆トイレがあります。山頂の方にもトイレはありますが、処理能力が低いバイオトイレだそう。可能な限り、リフトに乗る前に駐車場のトイレを利用しましょう。
第1駐車場よりも少し手前(国道より)に第2駐車場があります。こちらは40台が停められる大きな駐車場。混雑時にはこちらを利用しましょう。
駐車場からこのような細い階段を登っていくと、リフト乗り場に到着します。
賤ヶ岳リフトと遊歩道で山頂へ
まず、リフト乗り場の前の券売機でチケットを購入しましょう。先述しましたが、チケットは片道と往復の2種類。登山道もあるので片道でも問題ないですが、歩いて登るのはしんどいので、お金で解決することにしました(笑)
なお、往復チケットを買うと、ここでオリジナルうちわをいただくことができます。
リフトは1人乗り。高低差200mの斜面を約5分かけて登ります。
この日は今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、リフトにはしっかりと屋根が付いていました。
ちなみに背後には、木之本の広大な田園地帯が広がっています。下りのリフトから堪能することができる絶景です。
リフトの終点から、斜面に造られた階段をえっちらおっちらと登っていきます。看板も出ていましたが、この辺りには山ビルが出るそうなので、要注意です。
ゆっくりと写真を撮りながら登って、約10分の道のりでした。
何の写真を撮っていたかと言うと、登山道の途中から見える琵琶湖。
ここから見えているのは、琵琶湖の中でも一番北の端。「奥琵琶湖」と呼ばれている水域です。琵琶湖の北側から突き出した半島と賤ヶ岳に挟まれて湾のようになっており、静かな湖面がとても美しい…!
余談ですが、対岸に見えている半島には、昭和後期まで道路が通じておらず、船でしか行くことができなかった菅浦集落があります。広い琵琶湖の中でも、特に秘境めいたエリアですね。
絶景!賤ヶ岳山頂からは琵琶湖と余呉湖と伊吹山が望める
賤ヶ岳の山頂に到着しました!
比較的平坦で、広い山頂です。実は、ここには砦が建っていました。賤ヶ岳の戦いの際には、羽柴軍の砦として利用されていたようです。
山頂にはベンチが何カ所かに配置されていて、登ってきた人たちが思い思いに休んでいました。
山頂からの景色は抜群です。
北を見ると、眼下には余呉湖を望むことができます。余呉湖は琵琶湖の北側にある小さな湖で、賤ヶ岳の戦いの舞台となりました。
南東を見ると、木之本から長浜にかけて広がる、広大な田園地帯。そこを通る北陸本線や北陸自動車道など、この辺りの大動脈も見ることができますね。
また、この日は雲がかかってしまっていましたが、滋賀県を代表する山、伊吹山の姿も…!
なお、琵琶湖の景色は、登山道途中からの眺めの方が素晴らしかったです。
賤ヶ岳合戦の解説も必聴!
山頂で楽しめるのは景色だけではありません。
ここからは賤ヶ岳の戦いの舞台を一望することができるのです。
僕が訪れた時には地元のボランティアのおじいさんが山頂に待機していて、賤ヶ岳の戦いについて詳しく解説してくれました。実際の景色や地図を指さしながら話してくれるので、非常に分かりやすいのです。
日本史の授業ではなかなか詳しく知ることができない賤ヶ岳の戦いについて、ミッチリと教えていただくことができました。山頂で運良くボランティアの方に会うことが出来たら、是非ともお話を聞いていってみてください!
賤ヶ岳へのアクセス
車でのアクセス
■北陸道の木之本ICから約5分
※国道8号線を敦賀方面へ進み、「賤ヶ岳古戦場 リフト」という看板に従って進んでください。
バスでのアクセス
■JR北陸本線の木ノ本駅から長浜市コミュニティバス深坂線に乗り、約8分。「大音」停留所で下車し、徒歩5分。
※リフトの営業時間に運行されるバスは1日4往復のみなので、要注意。
【参考】長浜市(TOP>暮らし・手続き>公共交通)
レンタサイクルでのアクセス
木ノ本駅から賤ヶ岳リフト乗り場までの距離は約2.5km。リフト乗り場手前を除けば、概ね平坦なので、レンタサイクルで向かうのも良いでしょう。
木ノ本駅に併設されている観光案内所において、レンタサイクルを取り扱っているようです。北国街道の木之本宿や鶏足寺、琵琶湖など、周辺には見どころも多いので、自転車で周遊するのも良いかもしれませんね。
周辺の見どころの1つである鶏足寺、木之本で売っているご当地パン「サラダパン」についても記事を書いていますので、併せてご覧になってみてください!
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|投稿:2020.07.09 | 最終更新:2020.07.09 |カテゴリ: 滋賀県