大阪府唯一の村にある下赤阪の棚田 アクセス方法や駐車場情報も(大阪府千早赤阪村)
大阪府の南部に、大阪府唯一の村である千早赤阪村があります。大阪市中心部の難波から鉄道とバスを乗り継いで1時間半程度で行ける場所とは思えないほど、長閑な風景が広がっている村です。
今回は千早赤阪村で絶景が楽しめる場所を紹介します。それが、下赤阪の棚田。
下赤阪の棚田は、千早赤阪村の北部にある棚田で、「日本の棚田百選」にも選ばれています。この記事では、下赤阪の棚田の駐車場やアクセス情報などについてもお伝えしたいと思います。
下赤阪の棚田の駐車場
まずは、下赤阪の棚田周辺の駐車場について解説します。周辺には駐車場が2ヶ所あります。
おススメは府道705号線沿いの駐車場
おススメの駐車場は大阪府道705号線沿い、富田林市消防署千早赤阪分署隣にある駐車場です。千早赤阪村のホームページでもこの駐車場を推奨しており、ここがメインの駐車場と考えて良いでしょう。
駐車場は普通車5台、軽自動車1台分という狭いものなので、棚田の見ごろのシーズンや行楽シーズンには満車になってしまう可能性もあります。
なお、駐車場や棚田周辺にはトイレはありません。トイレを利用する場合は、道の駅「ちはやあかさか」を利用するよう、案内がされていました。
混雑時には千早赤阪村民運動場の駐車場の利用を
消防署横の駐車場が満車の場合は、少し距離は遠くなりますが、千早赤阪村民駐車場を利用しましょう。棚田までの距離は約1.3kmです。
村のホームページで案内されている駐車場はこの2ヶ所。路上駐車などは住民や田畑で作業する方のの迷惑となりますので、絶対にしないようにしましょう。
駐車場から棚田までの道のり
消防署横の駐車場から棚田までの道を紹介します。駐車場から棚田までは約800m。徒歩で10分程度の道のりです。
棚田まではこのような用水路に沿った狭い道が続きます。車同士はおろか、車とバイクのすれ違いも難儀するでしょう。
歩いて向かう分には長閑な道ですが、時々農家の方の軽トラが通るので、十分に注意しましょう。
駐車場を出て2分程で見事な棚田が現れますが、ここはまだベストビューポイントではありません。棚田の中をウネウネと続く道を歩き、どんどん北へと向かいましょう。
ここも十分に見応えがある棚田です。時々通る軽トラに注意し、何枚も写真を撮りながら進みました。
途中、一旦棚田が途切れますが、気にせず進みましょう。この先、小規模な棚田や放棄された棚田を横目に進みます。
駐車場を出てから10分程度、右側に千早赤阪中学校が見えてきます。すぐに上のストリートビューで示した交差点が現れるので、ここを左折してください。左折すると、目の前が下赤阪の棚田のベストビューポイントです。
これが下赤阪の棚田だ!
こちらが下赤阪の棚田です!
なだらかな傾斜地に広がる、広々とした棚田。あまりにも長閑で、ここが大阪府であることを忘れてしまいそう。
訪れた時期はちょうど稲刈りのシーズン。黄金色の稲穂が斜面を覆いつくし、農家の方が作業をされていました。春先の水が張られた棚田や、夏の青々とした棚田も良いですが、黄金色に輝く秋の風景も良いものですね。
なお、現地にあった案内板によると、千早赤阪村の棚田の歴史は古く、鎌倉時代の頃から続いているようです。
ちなみに棚田の目の前は、このような展望公園として整備されています。東屋とベンチ、棚田の解説の看板が設置されています。
展望公園がある場所は、実はかつての山城跡。城の名前は下赤阪城と言い、鎌倉時代末期に楠木正成の手によって築かれたと言われています。残念ながら城らしい遺構は、ほとんど残っていませんでした。
下赤阪の棚田へのアクセス
車でのアクセス
■京奈和道の御所南ICから約20分
■阪和道の美原北ICまたは美原南ICから約20分
■南阪奈道路の太子ICから約25分
バスでのアクセス
■近鉄長野線の富田林駅から金剛バスの千早線に乗車し約20分。「消防分署」停留所で下車。そこから徒歩10分
※バスは休日は概ね毎時2本、平日は毎時1本間隔で走っています。
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|投稿:2020.09.30 | 最終更新:2020.09.30 |カテゴリ: 大阪府