【宿泊記】襟裳岬はすぐそこ!えりも観光館に宿泊してみた(北海道えりも町)
襟裳岬。
北海道をひし形に例えた場合、下の角にあたる位置にある岬です。森進一さんの歌のタイトルにもなっている有名な岬で、ダイナミックな絶景が楽しめます。
今回はそんな襟裳岬に泊まってみました。襟裳岬周辺は小さな港町になっており、新鮮な海鮮を使った食事が自慢の旅館が何軒かあります。今回は襟裳岬近くにある宿の1つ、えりも観光館に泊まってみたので、その様子を紹介したいと思います。
襟裳岬近くの旅館、えりも観光館
今回宿泊したえりも観光館は、襟裳岬から徒歩圏内にある旅館。襟裳岬を存分に堪能するには最適の宿と言えるでしょう。
宿は非常に年季が入った建物。そして、学校の校舎のように長く入り組んでおり、意外と部屋数が多いのも特徴です。実はこの宿、元々はユースホステルとして営業していました。その名残もあってか、比較的リーズナブルなお値段で宿泊することができることも大きな魅力の1つです。
えりも観光館のお部屋
こちらが今回泊まったお部屋。6畳の和室で、トイレとバスは無し。共同のトイレ・大浴場を利用する必要があります。
他にも8畳、10畳のお部屋があり、10畳のお部屋にはバスとトイレが付くそうです。
お部屋は古い感じがしましたが、非常に清潔に保たれていました。手作りの周辺案内図が置いてありましたが、情報量が非常に多く、えりも町を観光する方は必見だと思います。
えりも観光館の食事
えりも観光館の一番の魅力と言えば、何といってもお食事!夕食、朝食ともに、美味しい海の幸を味わうことができます。
えりも観光館の夕食
こちらがえりも観光館の夕食です!
品数が多いので、一枚の写真に収めきれませんでした。地元の食材が所狭しと並んでいます。
特筆すべきは、えりも産のシシャモのフライ(左上)、えりも昆布の煮物(真ん中上)、ハマボウフウ(海岸に生えている多年草)の胡麻和え(真ん中)。えりも町まで来た甲斐がある地元食材の数々にテンションが上がります。
ちなみに刺身の盛り合わせも、真ツブやアブラボウズなど、地元の食材ばかり。これは美味しい!
そしてえりも観光館の看板メニューとも言える料理がこちら。ツブの灯台焼き!
貝殻を模した陶器にツブ貝と野菜がギッシリと盛られ、それを陶器諸共丸ごと炎上させるという豪快な料理。
#旅館の食事
— 代官@旅ブログ「47の記憶」 (@daikan_47) August 14, 2020
夕食に凄い料理が登場した。 pic.twitter.com/T0byyYSs0l
動画も撮ってみました。歯ごたえがあるツブ貝と甘みのあるタマネギが絶品でした。
お鍋は石狩鍋ですね。これぞ北海道という一品。
季節によっては、アブラボウズと旬野菜のお鍋になることもあるそうです。こちらも気になる…。
さらには茹でタラバガニ、エゾ鹿のしゃぶしゃぶ。
エゾ鹿のしゃぶしゃぶは、北海道広しと言えども、他の宿ではなかなか食べられないのではないでしょうか。全く臭みはなく、サッパリといただけます。
…というわけで、非常に盛りだくさんな内容の夕食でした。ただし、量が多すぎるということもなく、適切な量だったと思います。
えりも観光館の朝食
朝食も美味しかったです。朝から筋子やタコの刺身が食べられるなんて嬉しい限り。季節によってはイカ刺しが出ることもあるそうです。
やはり良い宿は朝食も素晴らしいですね。
えりも観光館のお風呂
こちらがえりも観光館の大浴場です。場所柄、温泉ではありませんが、「トルマリンイオン水」という特殊な水を使ったお風呂なのだそう。体を温める効果があるそうです。
浴室には窓があり、窓からは太平洋を望むことができました。
えりも観光館へのアクセス
車でのアクセス
■帯広広尾道の大樹忠類ICから国道236号、国道336号を通って約1時間半。
■日高道の日高厚賀ICから国道235号、国道336号を通って約2時間20分
駐車場は、宿の前に30台分が用意されています。
バスでのアクセス
えりも町周辺には鉄道が通っていないため、公共交通機関で訪れる場合は、バスを乗り継いで向かう必要があります。
【札幌方面からの場合】
①札幌駅前から高速バス「ペガサス号」に乗り約3時間40分。浦河町の「役場前」停留所で下車。
②「役場前」からJR北海道バスの路線バス日勝線に乗り約40分。終点の「様似営業所」停留所で下車。
③「様似営業所」からJR北海道バスの路線バス日勝線に乗り約1時間。「えりも岬」停留所で下車。
④「えりも岬」から徒歩5分程度でえりも観光館に到着
【帯広方面からの場合】
①帯広駅バスターミナルから十勝バスの広尾線に乗り約2時間30分。「広尾」停留所で下車。
②「広尾」からJR北海道バスの路線バス日勝線に乗り約1時間。「えりも岬」停留所で下車。
③「えりも岬」から徒歩5分程度でえりも観光館に到着
いずれも長時間バスに揺られる長旅になりますが、大海原が車窓を彩る絶景ルートなので、これもまた楽しいと思いますよ。
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|投稿:2020.10.10 | 最終更新:2020.10.10 |カテゴリ: 北海道