伊尾木洞 長閑な農村にある異世界のような洞窟 駐車場・アクセス情報を紹介(高知県安芸市)
高知県東部にある安芸市。高知市と室戸岬の中間辺りにある、農業が盛んな都市です。そんな安芸市郊外に伊尾木という長閑な集落があるのですが、その集落の片隅にまるで異世界への入口のような場所があります。
それが今回紹介する伊尾木洞。
そこまで知名度が高くない伊尾木洞ですが、訪れてみるととても神秘的な場所で、感動しました。この記事では、そんな高知観光の穴場的スポット、伊尾木洞を取り上げ、伊尾木洞の魅力や訪れる際の注意点などについて解説したいと思います。
伊尾木洞とは?
伊尾木洞は高知県安芸市伊尾木の海岸近くにある洞窟です。
実はこちらの洞窟、波による侵食でできた海食洞。現在は海から数百m離れた場所に位置している伊尾木洞ですが、かつては海底にありました。約310万年前から230万年前の間に海底の地層が隆起を繰り返し、さらに波による侵食を受けて洞窟が形成されたのだそうです。
海底にあったことを裏付けるものとして、貝の化石が伊尾木洞の中で発見されています。
伊尾木洞の駐車場
伊尾木洞の駐車場は、高知市と室戸岬を結ぶ国道55号線沿いにあります。伊尾木洞は国道よりも山側にありますが、駐車場は国道を挟んで海側にあるので、注意しましょう(伊尾木洞の前には駐車場はありません)。「ようこそ伊尾木洞へ」、「伊尾木洞観光案内所」と書かれた大きな看板があるので、分かりやすいと思います。


駐車場は比較的広く、観光バスなどの大型車にも対応できそうなほど。駐車場には小さな観光案内所と公衆トイレが設置されていました。
駐車場から伊尾木洞までは、歩いて1~2分の距離です。
伊尾木洞を散策してみた
こちらが伊尾木洞への入口です!
閑静な住宅街の裏手に洞窟がポッカリと穴を空けています。日常と非日常が共存する不思議な光景。
入口の前には色々な看板が設置されています。
- 洞内の通路が水で浸かっている場合もあること
- 伊尾木公民館で長靴を貸し出していること(2020年現在、新型コロナウイルスの影響で停止中)
- マムシが出るのでサンダル履きは危険であること
- 自然保護のための募金をお願いしたいこと
などと書かれています。
一通り注意書きと解説を読んだので、入洞しましょう!
スロープで川まで下り、そのまま洞内へと続いている歩道を通り、いざ入洞!
伊尾木洞は延長100m、高さ5m、幅3m程の小さな洞窟。
洞内には川が流れており、僅かに高くなった部分が歩道となっています。川の水量が少しでも増えたら、あっという間に沈んでしまいそうな心許なさです。天井から水滴がポタポタと垂れていており、歩道にも水たまりができている箇所がありました。
洞内には照明の類はありませんが、そこまで長い洞窟ではないため、外からの光で進むことができました。
洞窟を抜けると、そこはまるで異世界のような空間。
垂直に切り立った崖が両側に迫る狭い谷。薄暗い谷底や岩肌には苔やシダが生い茂っており、独特な雰囲気が漂っています。崖の上には長閑な農村が広がっているはずですが、それを感じさせない静けさ。
なお、この先へ進むためには谷の中を蛇行する川を渡る必要があります。川底の石を足場にして、靴を濡らさずに先へ進むことができましたが、時期によって水量も変わりますので、長靴があった方が良いでしょう。
振り返ってみました。山側から見た伊尾木洞の姿です。
目の前の洞窟の向こうには伊尾木の集落があり、国道と鉄道、そして太平洋が広がっているのです。山奥のような風景に見えますが、ここは人里、海の近くなのです。
なお、洞窟を抜けた先、谷底を遡っていくことができます。400m程進むと滝があり、集落に抜けることができるようです。
今回はあまり歩くのに適した格好ではなかったため、奥へと進むのは辞めておきました。
再度伊尾木洞をくぐり、日常へと舞い戻りました。滝まで足を延ばさず、伊尾木洞だけを見るのであれば、駐車場との往復も含めて所要時間は20分程でした。
伊尾木洞を訪れる際の服装・靴
先述しましたが、伊尾木洞を訪れる際には、服装、靴には注意しましょう。
洞窟内は天井から水が滴っており、道にも水たまりができています。また雨が多い時期などは川が増水していることもあるでしょう。さらに、洞窟を抜けた先には川の中を歩いて渡るポイントがあります。
長靴を履き、濡れても良い服装で訪れることをおススメします。
伊尾木洞へのアクセス
車でのアクセス
■高知東部道の芸西西ICから国道55号線経由で約25分
■高知市内から高知東部道、国道55号線経由で約1時間
■室戸岬から国道55号線経由で約1時間
鉄道でのアクセス
■後免駅から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗車し約40分。伊尾木駅で下車し、そこから徒歩7分程度
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|投稿:2021.01.09 | 最終更新:2021.01.09 |カテゴリ: 高知県