唐沢そば集落で長芋入りのやまっちそばを食べてみた(山法師@長野県山形村)
長野県の中信地方、松本市の郊外にある山形村。広々とした畑や果樹園が広がる長閑な村です。
そんな山形村の北のはずれに唐沢という小さな集落があります。わずか数百メートルの通り沿いに7軒もの蕎麦屋が建ち並び、通称「唐沢そば集落」と呼ばれています。集落を流れる唐沢川の清らかな水を使って打った蕎麦が絶品ということで、県内外から蕎麦通が訪れているのだそうです。
唐沢そば集落には、山形村の特産品を使った蕎麦があります。それが今回紹介するやまっちそば。
変わった名前の蕎麦ですね。やまっちそばとは、山形村産の長芋を使った蕎麦。
今回は唐沢そば集落にあるそば店、山法師にてやまっちそばを食べてきましたので、紹介したいと思います。
唐沢そば集落にある蕎麦の名店、山法師
今回訪れたのは、唐沢そば集落でも西の方、唐沢川の上流側にある山法師。
まるで民家のような店構え。「そば」と書かれた看板が無ければ、多くの人はここが飲食店だとは思わないでしょう。親戚の家を尋ねるような感覚で、引き戸を引いて入店。
店内に入ると、まさに実家に帰ってきたかのような安心感!広い床の間にテーブルが並べられています。今回は、庭が見える縁側の席に座らせていただきました。
山形村名物のやまっちそばを食べてみた
こちらがやまっちそばです!
非常に斬新なビジュアル!蕎麦の上に麺状にカットされた長芋が…。まさに「麺on麺」!
通常、長芋は擦りおろしてとろろそばとして食べることが多いですが、やまっちそばに入っている長芋は細切り。これにより独特の食感が生まれます。ツルツルとした蕎麦と、シャキシャキとした食感の長芋は相性が抜群ですよ!
どのように食べるか非常に迷いましたが、最初は蕎麦と長芋をつゆにくぐらせながら食べ、最後はつゆを蕎麦と長芋にぶっかけていただきました。個人的には前者の食べ方の方が好みだったと思います。
公式には「ぶっかけて食べる」ことが正解のようですが、店によってもつゆの味が違う場合があるので、店の方におススメを聞くのが良いかもしれませんね。
なお、蕎麦の味を引き立てる薬味は3種。大根おろしとネギ、ワサビ。こちらも良いアクセントになりましたね。
完食!
蕎麦が盛られていた皿にはゆるキャラが書かれていました。その名も「やまっち」。なんと「やまっちそば」の名前の由来はゆるキャラだったんですね!完食して初めて知る驚きの事実。
山法師のメニュー
山法師のメニューを紹介します。
非常にシンプルな構成のメニュー。蕎麦はざるそば、天ざるそば、とろろそば、やまっちそば、温かい天ぷらそばの5種。その他にはそばうすやき(そば粉を使った長野県の郷土料理)、天ぷら、馬刺しなどがあります。
最低限の種類ではありますが、ドリンクメニューも扱っているようです。
山法師へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■長野道の松本ICから国道158号、県道25号線などを通って約20分
■長野道の塩尻北ICから県道27号、25号線などを通って約25分
県道25号線沿いに「唐沢そば集落」と書かれた大きな看板が建っています。松本IC、塩尻ICどちら側から来ても目立つ看板なので、見逃すことはないでしょう。
店の前には10台程度が停められる砂利敷の駐車場があります。
バスでのアクセス
■アルピコ交通の波田駅から松本市コミュニティバスのC線またはD線に乗車し、約8分。「唐沢」停留所で下車。
【参考】松本市公式HP(TOP>くらし・手続き>交通>バス>松本市内バス路線>西部地域コミュニティバス)
徒歩でのアクセス
■アルピコ交通の波田駅から約3.2km。徒歩で45分程度。
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|投稿:2021.01.24 | 最終更新:2021.01.24 |カテゴリ: 長野県