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民宿いさりび 清水サバやカツオが味わえる宿に泊まってみた(高知県土佐清水市)

民宿いさりび

高知県の南西部に位置する土佐清水市



県庁所在地の高知市から100km以上離れているうえ、鉄道や高速道路が通っておらず、訪れるのはなかなか大変な場所です。調べてみると、「日本国内の市の中で、東京から最も時間がかかる市」なんだとか。

非常に辺鄙な場所にある土佐清水市ですが、景勝地である足摺岬竜串海岸、近年人気急上昇中の足摺海洋館があり、是非とも足を伸ばして欲しい町です。また、カツオや清水サバなど、魅力的な海産物も揃っています。

そんな土佐清水市を満喫するため、2020年の秋、土佐清水市に宿泊しました。泊まったのは名物の清水サバが食べられる宿、「民宿いさりび」。この記事では、民宿いさりびの宿泊記を書いていきたいと思います。






土佐清水市の海岸沿いにある宿、民宿いさりび

民宿いさりび

今回宿泊した民宿いさりびは土佐清水市北部の海岸沿いにある宿。少し大きな民家といった佇まいでのアットホームな宿です。


民宿いさりび

宿は集落から少し離れた場所にポツンと建っており、とても静かな環境。また、海を見下ろす高台に建っているため、雄大な太平洋の景色を独占できるのも魅力です。

そしてこの宿の最大の魅力は、リーズナブルな宿泊料金で、美味しい海の幸をいただけること。食事の内容は後述しますが、海の幸がズラリと並ぶ夕食と朝食が付いて、7,000円(今回は料理の品数が多い8,500円のプランにしました)。こんなに安く泊まらせていただいて良いんですかね…?




民宿いさりびの食事

民宿いさりびの食事について紹介します。夕食、朝食ともに、1階の食堂でいただくことになります。

夕食

夕食は17時30分という、かなり早い時間に設定されています。そのため、この宿に泊まる場合には、昼食が遅くなりすぎないよう注意しましょう。


民宿いさりび

こちらが民宿いさりびの夕食です!

この写真に写っている料理に加え、鍋が付きます。「多くの品数をちょっとずつ」というよりも、「少ない品数を大皿で」という、漁師宿らしいダイナミックな食卓ですね。


民宿いさりび

メインはこちら、清水サバの刺身

清水サバとは、土佐清水市で水揚げされたゴマサバのことで、ブランド鯖の1つとして知られています。鮮度を保つため、漁船が港に帰ると、サバを1匹ずつタモに入れて生簀まで走って運ぶという「サバダッシュ」が有名。

サバは鮮度が落ちるのが早いため、シメサバにして食べるのが一般的です。酢で締めていない生のサバの刺身を食べられるのは、産地ならではの贅沢と言えるでしょう。

生のサバはプリプリとした食感が楽しめ、非常に美味。これを食べられただけでも、土佐清水まで来た甲斐があるというものです。


民宿いさりび

もう1つの大皿には土佐グルメの定番、カツオの土佐造り!ネギとミョウガがタップリと入っており、ポン酢がたっぷりとかけられています。美味くないわけがないですね。

清水サバもカツオも、「本当に2人前か!?」と思うほど、タップリと刺身が盛られています。これぞ漁師宿の醍醐味と言えるでしょう。


民宿いさりび

こちらはブリの塩焼き

あまり知られてはいませんが、高知県西南部はブリやハマチの水揚げもあるようですね。他の料理もそうですが、素材の味を生かしたシンプルな料理が多いです。シンプルですが、非常に美味しいんです。


民宿いさりび

そして最後に紹介するのは、あんこう鍋

プリップリのアンコウ、そして具沢山の野菜。高知県であんこうをいただけるとは思いませんでした。あんこう鍋は北の海の料理だと思っていましたが、とても美味しいですね。

以上4品。どれも素材本来の味を楽しむことができ、ボリュームも多く、大満足の夕食となりました。




朝食

民宿いさりび

こちらが朝食です。

焼き魚と味噌汁とごはんという正統派の和朝食。宿に泊まると、このようなお手本のような日本の朝食を食べられるのが嬉しいですよね。

焼き魚はサバ、生卵は地元の地鶏「土佐ジロー」の卵。さり気なく地元のものが使われており、朝から嬉しい気分になりました。




民宿いさりびの部屋・設備

民宿いさりびのお部屋や設備関係の情報について書いていきます。

民宿いさりびの客室

民宿いさりび

こちらが民宿いさりびの客室。非常にシンプルなお部屋で、室内にあるものはテレビ、エアコン、小机くらい。美味しい魚介を食べて泊まるだけと考えれば、必要十分だと思います。

また、今回泊まった部屋の窓からは、海を眺めることができました。

なお、じゃらんの情報によると、別棟には20名が寝転がれる程の大部屋があるそうです。


民宿いさりびの風呂

民宿いさりび

こちらが民宿いさりびのお風呂です。男女共同の家族風呂となっており、他のお客さんが使っていない時間に利用することができます。基本的にはチェックイン後、夕食前にお風呂に入るのが慣例となっているようです。今回は、宿泊しているのが自分を含めて2組だったので、到着後、すぐに利用することができました。

なお、お風呂は別棟にあるため、一旦建物の外に出て向かう必要があります。


その他の設備

洗濯機が無料で使えるようです。海水浴やお遍路で訪れた方には嬉しいサービスですね。




民宿いさりびから日の出を眺める

民宿いさりびは東向きの海岸に面しているため、日の出を眺めることができます。今回泊まった部屋の窓からも見ることができましたが、折角なので宿の庭先からご来光を拝むことにしました。

民宿いさりび

民宿いさりびの玄関の前から眺めた日の出です。この日は条件が良く、水平線から昇る朝日を見ることができました。この宿に泊まる際には、是非とも日の出の時刻と天気を調べておくことをおススメします。




民宿いさりびへのアクセス

車でのアクセス

高知道四万十中央ICより国道56号、231号線などを経由して約1時間30分

足摺岬から約40分


宿の前には数台が停められる駐車場が用意されています。駐車場は宿より一段下に位置しているため、駐車場から宿までは短い坂を登る必要があります。


バスでのアクセス

土佐くろしお鉄道中村駅から高知西南交通の路線バス足摺線に乗車し、約35分。「久百々」停留所で下車。



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|投稿:2021.03.29 | 最終更新:2021.03.29 |カテゴリ: 高知県

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