炭鉱の町のニューご当地グルメ、石炭ザンギを食べてみた(まんぷく食堂@北海道三笠市)
北海道中央部、空知地方にある三笠市。
かつては炭鉱の街として栄え、最盛期には6万人近くの人口が記録しました。しかし1970年代から80年代にかけて、市内の炭鉱が閉山し、人口は減少の一途を辿っています。2021年現在、人口は8,000人程度。同じ北海道の炭鉱都市、歌志内市、夕張市に次いで、日本で3番目に人口が少ない市となっています。
そんな三笠市ですが、閉山した炭鉱を観光資源として掘り起こし、2008年には石炭をモチーフにしたご当地グルメまで誕生しました。それが、今回紹介する「石炭ザンギ」です。
「ザンギ」と言えば、北海道における唐揚げのことを指しますが、「石炭ザンギ」とは一体
…。非常に気になったので、三笠市の中心部に位置する、「まんぷく食堂」さんにお邪魔し、石炭ザンギを食べてきました。
この記事では、石炭ザンギを食べた感想、さらには三笠市の人気店である「まんぷく食堂」について紹介していきたいと思います。
■この記事の目次
1.三笠市役所前にある人気店、まんぷく食堂
2.三笠の新名物、石炭ザンギを食べてみた
3.まんぷく食堂はホルモン鍋も人気
4.まんぷく食堂のメニュー
5.まんぷく食堂へのアクセス・駐車場情報
1.三笠市役所前にある人気店、まんぷく食堂
2.三笠の新名物、石炭ザンギを食べてみた
3.まんぷく食堂はホルモン鍋も人気
4.まんぷく食堂のメニュー
5.まんぷく食堂へのアクセス・駐車場情報
三笠市役所前にある人気店、まんぷく食堂
今回訪れたのは三笠市にあるまんぷく食堂。三笠市のメインストリートである道道116号岩見沢三笠線沿い、そして三笠市役所の目の前に店を構えています。
店の看板には「石炭ザンギ」の文字。さらには「ホルモン鍋」、「なんこ(馬の腸)」など、元炭鉱の街らしいスタミナがつきそうな肉料理が並びます。
店内は、町の食堂兼飲み屋という感じ。10名くらいが座れるカウンターと小上がりが何席か用意されています。小上がりは広めで、ゆったりと寛ぐことができます。市外からのお客さんっぽい方もいましたが、多くは地元の常連客っぽい感じの客構成でした。
三笠の新名物、石炭ザンギを食べてみた
こちらが石炭ざんぎ定食(1000円)です!
石炭ザンギとサラダ、ご飯と味噌汁、お新香が付きます。
ご覧ください!このインパクト抜群のビジュアル!「黒いダイヤ」とも呼ばれる石炭のように、真っ黒なザンギです。
この黒いザンギ、焦げているわけではありません。この黒さの秘密はイカ墨。さらには味付けの要である醤油の色も加わり、まるで石炭のようなつやつやとした黒さが生まれているのだそうです。
味はオーソドックスなザンギ(唐揚げ)っぽい感じですが、仄かなスパイシーさと、イカ墨由来のコクを感じることができました。
まんぷく食堂はホルモン鍋も人気
石炭ザンギも人気ですが、まんぷく食堂には看板商品として愛されているメニューがあります。
それがこちら!ホルモン鍋定食(950円)です!
熱々のホルモン鍋は味噌仕立て。プリプリ、クニュクニュとした食感のホルモンがゴロゴロと入っていて、スタミナが付きそうな鍋。生姜がガツン効いていて、食べるだけで身体が芯から温まる一品です。寒い北海道内陸部の冬には最適なんじゃないでしょうか。
ご飯だけじゃなく、酒も進みそうな一品だと思いました。
まんぷく食堂のメニュー
まんぷく食堂のメニューを紹介します。
町の食堂らしく、基本的には丼物や定食、一品料理から麺類まで、色々なメニューを幅広く取り扱っています。ホルモン系の料理や焼肉がメニューに載っている辺りが、炭鉱の街らしさを感じますね。
おすすめメニューとして、「なんこ」とともに「石炭ざんぎ」が推されていますね。石炭ザンギは単品でも注文できるようです。
まんぷく食堂へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■道央道の三笠ICから道道116号岩見沢三笠線を経由して約5分
まんぷく食堂には駐車場はありませんが、店の数十m東側(桂沢湖側)に市外からの来客用駐車場があります。こちらを利用しましょう。
バスでのアクセス
■JR函館本線の岩見沢駅前から中央バスの路線バス三笠線に乗車し、約30分。「三笠市民会館」停留所で下車。
【参考】北海道中央バス(TOP>バス>市内・郊外路線バス>三笠)
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|投稿:2021.09.08 | 最終更新:2021.09.08 |カテゴリ: 北海道