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羽衣の滝 落差は国内2位!天人峡を代表する名瀑(北海道東川町)

羽衣の滝

北海道中央部、大雪山系の麓にある東川町。この町には北海道、いや日本を代表する素晴らしい滝があります。

それが今回紹介する羽衣の滝

僕自身滝巡りが好きなのですが、個人的には国内で最も気に入っている滝です。滝へ向かう遊歩道沿いで発生した土砂崩れにより、2013年から長らく立入禁止となっていましたが、2018年に復旧し、再び訪れることができるようになりました。2021年の8月に再訪したので、その時の様子、アクセス方法や遊歩道についても紹介したいと思います。






羽衣の滝とは



羽衣の滝は、旭川市に程近い北海道東川町にある滝。北海道を代表する山、大雪山系の真っ只中にある滝です。周囲には、石狩川の支流である忠別川が造り上げた天人峡という深い峡谷が連なっており、羽衣の滝はその一角に存在しています。


羽衣の滝

こちらが羽衣の滝です!

写真では伝わりにくいですが、相当な高さから流れ落ちる滝です。落差は270m。1年を通して水が流れ落ちる滝としては、富山県の称名滝紹介記事)に次いで、国内2位の落差を誇ります。横浜ランドマークタワーと同じくらいの高さから水が流れ落ちているというわけですね。

高さも凄いですが、その美しさも一級品。滑らかな岩肌を、角度を変えながらサラサラと流れ落ちる様は、まさに「羽衣」のよう!

このように規模と美しさを併せ持った滝であることが評価され、「日本の滝100選」だけでなく、「世界百名瀑」にも選定されています。




羽衣の滝(天人峡)へのアクセス

羽衣の滝を含む天人峡へは、公共交通機関で行くことはできません。訪れる場合は、マイカーやレンタカー等を利用する必要があります(天人峡温泉の宿に宿泊する場合は、旭川駅から送迎有)。

道央道旭川鷹栖ICまたは旭川北ICから道道1160号、213号線を経由して約1時間



羽衣の滝の駐車場



羽衣の滝を訪れる場合には、天人峡の公共駐車場を利用しましょう。駐車場は天人峡へ至る最後のトンネル、天人峡トンネルを抜けたところにあります。


羽衣の滝

こちらが公共駐車場です。約30台が停められる広めの駐車場。ここより下流(旭川側)にも駐車場があるので、万が一ここが満車だった場合はそちらを利用しましょう。




羽衣の滝への遊歩道

羽衣の滝

駐車場から羽衣の滝の展望台までは徒歩約15分の道のり。天人峡温泉を出発し、忠別川に沿って遊歩道を上流へと進んでいきます。


羽衣の滝

スタート地点に聳える巨大な旅館、天人閣。立派な建物ですが、2018年から休業中で再開の目途はたっていないそうです。

少し下流にある天人峡グランドホテルは既に廃業し、廃墟に…。今回訪れた2021年現在、天人峡温泉で営業しているのは「御やど しきしま荘」一軒のみとなっており、寂しい雰囲気が漂っています。やはり観光の目玉でもある羽衣の滝の遊歩道の通行止の影響は、小さくなかったようです。


羽衣の滝

遊歩道は全体を通して平坦で、サクサクと進んでいくことができます。難所はありませんが、落石とヒグマには要注意ですね。熊鈴を携帯したり、音を立てながら歩くと良いと思います。


羽衣の滝

忠別川の支流である二見川に架かる橋を渡ります。羽衣の滝は二見川に架かる滝。橋を渡るといよいよ展望台に到着します。




展望台から羽衣の滝を眺める

羽衣の滝

こちらが展望台から眺める羽衣の滝です。

7段に分かれた落差270mの滝です。あまりにも巨大すぎて、全体像を見ることができません。この圧倒的なスケールに、ただただ言葉を失うばかり…。

夏に訪れたので、濃い緑に覆われていますが、秋には紅葉が美しいのだそうです。

なお、2013年に災害により通行止になるまでは、もっと近くから滝を眺めることができる展望台がありました。


羽衣の滝

こちらが2012年の9月に撮影した羽衣の滝です。

かつては滝壺の近くから滝を見上げることができる展望台が存在しました。より迫力を感じることができるため、個人的にはこちらの展望台からの眺めの方が好きでした。

また、実は、羽衣の滝は二見川(左側)とアイシポップ川(右側)という2つの川の合流地点に位置しています。かつての展望台からは、右側から合流してくるアイシポップ川も見ることができたのです。

個人的には、この展望台の復活を望みたいところですが、危険があるということでは仕方ないですね…。




時間と体力がある方は滝見台へ行ってみては

羽衣の滝には、もう1つ展望台があります。

それが羽衣の滝の全体像を遠望することができる滝見台。ただ、こちらの滝見台は高低差230m、距離にして約1.5kmの登山道を約1~1時間半かけて登らないと辿りつくことができない健脚向けの展望台。

私は訪れたことはないのですが、時間と体力がある方は訪れてみては如何でしょうか。


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|投稿:2022.04.19 | 最終更新:2022.04.19 |カテゴリ: 北海道

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