五島列島旅行記【1-2】うま亭の五島うどんと箕岳展望所
2022年5月3日(火) |
五島列島の旅の第1日目。今日から2日間、福江島をレンタカーで巡りたいと思います。
ごとう屋にてレンタカーを借りる
10:30
福江空港に到着。
この日から2泊する宿、「ごとう屋」のスタッフの方に空港まで迎えに来ていただいていたので、そのまま宿へと移動します。
ごとう屋では、レンタカーも取り扱っています。宿泊者はレンタル代が割引されるとのことだったので、利用することにしました。
今回借りたのはアイミーブ。電気自動車です。五島市は電気自動車の利用を推進しており、市内のレンタカー業者でも電気自動車の取り扱いが多くあるようです。島内の何ヶ所かに充電器が設置されているとの情報を得ていたので、利用してみることにしました。
急速充電器の場所、充電方法など、簡単な説明を受け、福江島ドライブに出発!
先にお伝えしておくと、電気自動車を利用してみた感想は以下のような感じです。
〇走りはかなり静かで、馬力は弱め
〇お昼前から夕方くらいにかけてのドライブなら充電しなくてもOK
〇朝から夕方まで利用するのであれば、1回充電が必要
〇急速充電器がある道の駅に行ったところ、充電器が1台しかなく(2022年5月現在)、しかもその1台が使われていたので、前の人が終わるのを待つことになった(今後の整備に期待!)。
〇福江島西部は急速充電器があるスポットが少ないので、電気の残量に要注意。
福江港前にある人気店、「うま亭」で五島うどんを食べる
11:20
ドライブの前に腹ごしらえ…ということで、福江港の目の前にある食堂、「うま亭」にやってきました。立地の良さもさることながら、味にも定評がある人気店です。早めに訪れたのですぐに席につくことができましたが、食べ終わる頃には店の前で待っているお客さんがチラホラ…(写真は店を出た後に撮ったもの)。
メニューは「町の大衆食堂」といった感じのラインナップ。各種五島うどん、ちゃんぽん、定食類、丼もの類など、種類が豊富です。
今回は数ある五島うどんの中から、つみれうどん(700円)を選択。かけうどんにつみれがトッピングされた五島らしい一品です。
五島列島を代表する郷土料理、五島うどん。通常のうどんよりもかなり細く、さらには生地に椿油が練り込んであることが特徴です。実際に食べてみると、うどんと素麺の中間くらいといった印象。ツルツルと喉越しが良い麺で、非常に美味しいですね。
フワフワのつみれもまた絶品。食べ応えがあるつみれが4つも入っており、大満足な一杯でした。
隠れた絶景スポット、箕岳展望所
12:05
昼食後、福江市街地から約7.5kmを走り、島の南東にある箕岳を訪れました。ここは福江火山群の1つに数えられる火山。
福江空港着陸寸前に見えた山の1つですね。
県道から逸れ、細い道を登っていくと、十数台が停められる程の駐車スペースがあります。
駐車スペースからは、「箕岳園地」という看板に従って、車1台がギリギリ通れる程の道を登っていきます。GWにもかかわらず、他に観光客の姿は見えず…。かなりの穴場ですね。
細い道を登っていくと、一面に芝生が生えた広場に出ました。ここが箕岳園地です。地元の家族連れらしきグループがキャッチボールや犬の散歩をして楽しんでいました。
一見野球場のように見える円形の広場。実は噴火口の跡なんです。広々とした噴火口の中でキャッチボールをする親子。なかなかシュールな光景です。
さて、目指すべき箕岳展望所は噴火口を縁取るカルデラの上にあります。芝生広場の東側に登り口があるので、そこからアプローチしましょう(上の写真の真ん中あたりに写っている階段からも登れますが、藪が深そうだったので断念しました)。
展望所までは、ご覧のように整備された歩道と階段が続いています。ちょうどカルデラの縁に沿って登っていくイメージですね。登るにつれ、周りの景色も徐々に開けていきます。
12:15
駐車スペースから箕岳園地を経て、約10分程で箕岳展望所に到着しました。
展望所からは鬼岳(写真中央)と火ノ岳(右)を眺めることができます。裾野には長閑な農村が広がっていますね。
南に視線を移すと、有人島である赤島(写真左)と黄島(右)が見えました。人口は赤島が9人(2021年当時)、黄島が35人(2021年当時)。福江港から1日2往復の船で訪れることができますが、今回は時間の関係で断念しました。
どちらもホットプレートに流し込んだばかりのホットケーキのような形をした平坦な島ですが、どちらも福江火山群に含まれる火山です。
南西を見ると、黒島。こちらの住民は1人のみ(2021年現在)。「ポツンと一軒家」というテレビ番組でこの島に住む99歳のおばあちゃんと娘さんが取り上げられていましたが、残念ながらおばあちゃんは亡くなられているとのこと。島への定期便も2021年に廃止となり、島を訪れるには海上タクシーを利用する必要があるようです。
絶景を楽しんだ後は下山。麓へ向かう道からも素晴らしい眺めを楽しむことができます。箕岳展望所、結局観光客とは出会いませんでしたが、おススメしたいスポットでした。
次回は福江島屈指の景勝地、鬼岳へ向かいます。

五島列島旅行記【1-3】福江島のシンボル、鬼岳に登ってみた
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|投稿:2022.06.05 | 最終更新:2022.06.14 |カテゴリ: 旅行記