五島列島旅行記【1-4】福江島南岸ドライブ
2022年5月3日(火) |
福江島最大の景勝地、鬼岳の訪問を果たしたところで13:20。本日残りの時間を使って福江島の南岸に沿ってドライブをすることにしました。翌日も1日福江島に滞在する予定なので、「行けるところまで行ければ良いかな」というつもりで出発。
■この記事の目次
1.鐙瀬熔岩海岸 鬼岳の溶岩が見られる荒々しい海岸
2.香珠子海水浴場 福江島南岸屈指の美しいビーチ
3.ローソン・ポプラで小休止
4.琴石のこいのぼり 秘境の集落で泳ぐたくさんのこいのぼり
1.鐙瀬熔岩海岸 鬼岳の溶岩が見られる荒々しい海岸
2.香珠子海水浴場 福江島南岸屈指の美しいビーチ
3.ローソン・ポプラで小休止
4.琴石のこいのぼり 秘境の集落で泳ぐたくさんのこいのぼり
鐙瀬熔岩海岸 鬼岳の溶岩が見られる荒々しい海岸
13:40
鬼岳の南に位置する鐙瀬(あぶんぜ)熔岩海岸を訪れました。その昔、鬼岳が噴火した際に流れ出した溶岩が海まで到達し、冷えて固まったのがこの場所です。
溶岩でできた海岸は約7kmにも渡って続いています。その一部には遊歩道が整備されており、気軽に散策することができるのです。
駐車場の近くに展望所があるようなので、行ってみることにしました。
展望所からは、先ほど頂上付近まで登った鬼岳が見えています。あそこから溶岩が流れてきたわけですね。
こちらが鐙瀬熔岩海岸です。「これぞ溶岩」といった感じの、黒くてゴツゴツとした荒々しい海岸線が遠くまで続いているのが分かります。
火山のイメージがあまりない五島列島で、このような景色が見られるとは意外でした。
展望台から南を眺めると、目の前には2022年現在住民が1名の黒島。目をこらすと、西側(向かって右側)の緩斜面に家々が寄り添うように建っているのが分かりますね。
現在では、海上タクシーで訪れるしかなく、五島列島でも屈指の到達難度が高い有人島となっています。
香珠子海水浴場 福江島南岸屈指の美しいビーチ
14:10
続いて訪れたのは、香珠子(こうじゅし)海水浴場。「鐙瀬溶岩海岸」に続き、初見で読むのが難しい地名が続きます。福江島でも屈指の美しいビーチと聞いていたので、立ち寄ってみたわけです。
海水浴場の近くには香珠子五島椿物産館と香珠子椿油工房があります。香珠子海水浴場を訪れる場合は、こちらの駐車場を利用しましょう。
ついでに物産館も覗いてみましたが、椿油だけでなく、五島うどんや海産物など、五島市のお土産を購入することができます。福江島南岸では貴重な土産店なので、良ければ立ち寄ってみてください。
駐車場から階段と急坂を1~2分下っていくと、香珠子海水浴場に到着しました。
思わず歓声を上げてしまう程、美しい海と砂浜…!海は波打ち際は透き通っており、岸から離れていくにつれて濃い青色に…というように、素晴らしいグラデーションを楽しむことができます。
ビーチに座り込んで、読書をしている青年がいましたが、羨ましいほどに贅沢な時間の使い方ですね。
波打ち際を行ったり来たりしながら、しばし美しい海を眺めます…。
南側には福江島南部の町、富江が見えています。合併して五島市になる前までは、富江町の中心として栄えていました。この後は富江を経由して、福江島の南西部を目指すことになります。
ローソン・ポプラで小休止
14:45
富江にあるローソン・ポプラで小休止。五島列島には離島には珍しく大手コンビニエンスストアがありますが、その全てがローソン・ポプラです。
山を登ったり、ビーチを歩いたりして、体が冷たいものを欲していたので、アイスとジュースを購入しました。
琴石のこいのぼり 秘境の集落で泳ぐたくさんのこいのぼり
富江からは、五島列島唯一の国道である国道384号線を通って西へ。海岸から聳える断崖絶壁の上を通るため、海の近くではあるのですが、険しい山道が続きます。人里から離れ、携帯の電波も繋がりにくくなり、まさに秘境といった区間です。
15:20
福江島南岸の僅かに開けた平地にある集落、琴石に到着しました。
この集落では、4月下旬から5月上旬にかけて、大量のこいのぼりを掲げています。
谷を横切るように吊るされたこいのぼりは圧巻!大量のこいのぼりが集落を吹き抜ける風でたなびき、まるで谷を泳いでいるよう。
季節限定ではありますが、琴石集落ではこんな素敵な光景を目にすることができます。
次回は福江島の西端へ。さらに最果てにある島山島へも足を伸ばします。

五島列島旅行記【1-5】島山島と井持浦教会 福江島玉之浦を巡る
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|投稿:2022.06.20 | 最終更新:2022.06.26 |カテゴリ: 旅行記