五島列島旅行記【4-3】竹酔亭にて五島うどんの地獄炊きを食べる
2022年5月6日(金) |
五島列島旅行4日目。
中通島の北の玄関口、有川からスタートした上五島ドライブ。いよいよ中通島の南の玄関口、奈良尾へ向かいます。奈良尾の町を散策した後、名物の五島うどんを食べるため、一気に北上する予定です。
11:35
中通島の南の端にある港町、奈良尾にやってきました。奈良尾港には長崎や福江島からのフェリー、ジェットフォイルが発着しています。中通島の主要な玄関口の1つと言えるでしょう。
奈良尾の町はフェリーターミナルから1つ山を越えた湾に面しており、斜面にはビッシリと家が建ち並んでいます。奈良尾には有名な神社があるらしいので、教会巡りは一休みして、参拝していくことにしましょう。
奈良尾神社 巨樹、あこう樹がで知られる上五島屈指のパワースポット
11:40
奈良尾に到着し、最初に訪れたのは奈良尾神社。上五島屈指のパワースポットとしても知られている神社です。
こちらが奈良尾神社です。
…鳥居の後ろに何か見えていますね。
なんと鳥居の後ろには木の根で出来たトンネルが!
こちらは樹齢650年を超えるアコウの木。木の根が二股に分かれ、参道を跨ぐようにして生えています。まさに「天然の鳥居」です。アコウの木として国内最大を誇り、さらにはアコウの木としては唯一、国の天然記念物に指定されているのだそうです。
木の生命力、迫力に圧倒されながら、下をくぐりました。
こちらが奈良尾神社です。せっかくなのでお参りしていきました。
奈良尾の町を散策
奈良尾神社を参拝した後は、奈良尾の町を散策。
諸説ありますが、和歌山県広川町の漁師が、飽和状態となった瀬戸内海を離れてこの地でカツオ漁を始めたことが奈良尾町の始まりなんだそう。その後、イワシ漁なども盛んに行われ、漁業の町として発展してきました。
町の中には細い路地が張り巡らされており、散策が捗ります。古い家も多く残されており、非常に風情がある街並みです。
短い時間ではありますが、奈良尾の路地や商店街を散策しました。
竹酔亭にて五島うどんの地獄炊き
中通島はまだまだ見るべきところがあるため、名残惜しくも奈良尾を離脱。奈良尾から一気に北上します。
12:30
やってきたのは五島うどんの人気店、竹酔亭。中通島の北部、有川と青方の中間にあたる七目郷に位置しているお店です。
人気店ということもあり、駐車場はほぼ満車。店内もかなり賑わっている様子でした。「これは待つかな…?」と思いきや、たまたま1席空いていたようで、待たずに座ることができました。ちょうど僕が入店した後に、また多くの客がやってきたので、たまたまタイミングが良かったのかもしれません。
こちらが竹酔亭のメニュー。
五島うどんのお店だけあってうどんのメニューが豊富。お目当てである「地獄炊き」がメニューに載っていないので「おや?」と思いましたが、壁にデカデカと「地獄炊き」と書かれたメニューが貼られていました。
地獄炊きは単品だけでなく、いなり寿司と小鉢が付いてくるセットメニューもあります。僕はセットを、嫁さんは単品を注文しました。
うどんの他にも丼物、定食も取り扱っているようです。
こちらが「地獄炊き釜揚げセット」(1,000円)。
五島の郷土料理である地獄炊きにいなり寿司2個と小鉢が付くボリューム満点のメニューです。
地獄炊きというのは、釜揚げうどんの五島うどん版。初めて食べた旅人が「至極美味しい」と発言したところ、「地獄美味しい」と聞き間違えられ、「地獄炊き」という名が付けられたのだとか。
漬け汁は2種類。「飛び魚のダシ(あごだし)」(右側)か「生卵」(左側)に漬けていただきます。さっぱりながら奥深い味わいの「あごだし」も良いですが、まろやかな旨味が楽しめる「生卵」もまた絶品。細い麺に卵がまとわりついて、とても美味しいのです。
結構なボリュームでしたが、2種の漬け汁で最後まで美味しくいただくことができました。満足!
次回は中通島の北部へ。矢堅目、青砂ヶ浦教会などの観光地に寄りつつ、中通島最北端の津和崎鼻を目指します。

五島列島旅行記【4-4】矢堅目、青砂ヶ浦天主堂、津和崎鼻 中通島の最北部を目指す
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|投稿:2022.10.16 | 最終更新:2022.10.27 |カテゴリ: 旅行記