五島列島旅行記【6-1】最終日の小値賀ドライブ
2022年5月7日(土) |
五島列島旅行6日目。
本日は最終日。五島の地を離れ、自宅がある長野県まで帰らなければなりません。そのためには10:55に小値賀港を出港する船に乗る必要があります。残された時間は短いため、最終日は早起きをしました。
6:35
こちらが「島宿御縁」の朝食。
夕食に引き続き、野菜たっぷりのラインナップ。品数も多く、健康的かつ美味しいです。料理が自慢の宿と聞いていましたが、評判どおり、素晴らしい食事をいただくことができました。
■この記事の目次
1.笛吹の街並みを散策
2.柳漁港 納島、宇久島へ向かう定期便が発着する小値賀島第二の玄関口
3.長崎鼻 牛が闊歩する牧歌的な岬
4.五両ダキ 崖の下にヒッソリと存在するプライベートビーチ
1.笛吹の街並みを散策
2.柳漁港 納島、宇久島へ向かう定期便が発着する小値賀島第二の玄関口
3.長崎鼻 牛が闊歩する牧歌的な岬
4.五両ダキ 崖の下にヒッソリと存在するプライベートビーチ
笛吹の街並みを散策
7:20
まずは小値賀島の中心部である笛吹。小値賀島の玄関口でもある笛吹の街並が素晴らしいと聞いていたので、朝から散策してみようと思います。
おおおお、凄い…!
江戸時代に捕鯨基地として栄えた笛吹の町。江戸時代から昭和時代にかけての古い家々が残っています。古い家の間を縫うように、細い路地や階段が張り巡らされており、非常に散策しがいがある町です。
全体的に平坦な小値賀島ですが、笛吹の町は緩斜面に位置しているため、高低差のある街並みを見ることができます。全体がまるで迷路のようですね。
笛吹の集落内を夢中で歩き回っていたら、いつのまにか30分以上が経過していました。
柳漁港 納島、宇久島へ向かう定期便が発着する小値賀島第二の玄関口
8:00
小値賀島北部にある柳港にやってきました。
小値賀町の玄関口と言えば島南部の笛吹集落近くにある小値賀港ですが、北部にある柳港からも他の島へ向かう船が発着しています。
こちらが柳港。小値賀港のような大きな待合所は無く、かなりローカルな雰囲気です。
柳港からは同じ小値賀町内にある納島へ向かう小値賀町営船、さらには佐世保市の宇久島へ向かう佐世保市営の定期船が発着しています。
柳港からは納島(手前)と宇久島(奥)を眺めることができます。
納島は人口約20名の小さな島。ピーナッツやアスパラの生産が盛んなのだそうです。納島へ向かう定期船は日曜運休。今日は島へ行くことも島から出ることもできないんですね。近くに見えて、かなり遠い島なのだと感じました。
長崎鼻 牛が闊歩する牧歌的な岬
8:10
島の最北端に近い長崎鼻にやってきました。所々にある「長崎鼻」と書かれた小さな看板を見落とさないよう、細い道を進んでいくと到着。車が3台程停められる駐車スペースがありました。
こちらが長崎鼻です!
こちらは小値賀島の北部にある岬。ご覧の通り、岬周辺は牧草地となっており、肉牛が放牧されています。
牧草地の前には「開けたら閉める 牛が逃げます。」という看板が括り付けられたゲート。一応、ゲートを開けて進んでも良いようです。
ゲートの真横に牛がおり、かなり躊躇しましたが、サッと開けてサッと閉め、無事に牧草地に進入。牛は突然の侵入者にもまったく動じることなく、のんびりと草を食んでいました。
あとは、牧草地を歩き、長崎鼻の先端を目指します。視界270度に海が広がる雄大な景色ですが、牛糞がたくさん落ちているので、足元にも十分に注意しましょう。
長崎鼻の先端からは昨日訪れた斑島と斑大橋を一望することもできました。しばし、この絶景を堪能…。
長崎鼻の先端から車のところに戻ると、牛が激しく車に興味を示していました。柵があるとは言え、ここまでグイグイ来られると、かなり怖いですね…。
五両ダキ 崖の下にヒッソリと存在するプライベートビーチ
長崎鼻で絶景を楽しんだ後は、そのすぐ隣にある五両ダキへ。すぐ隣と言っても、直接向かうことはできないため、グルリと回り道をして向かいます。
五両ダキへ向かう道は上の写真で示した砂利道。「五両だき」と書かれた看板がなければ、この道にはなかなか入れないでしょう。すれ違いができないような砂利道を数百m進む必要があります。
こちらが五両ダキの入口。こちらも長崎鼻と同様に放牧地の中にあるため、ゲートを開けて進む必要があります。
左奥へ進んだところに、1~2台が停められる仮設駐車場がありますので、車はそちらに停めましょう。
8:45
放牧地を歩いていくと、断崖の下にひっそりと存在するプライベートビーチが現れました。こちらが五両ダキです。
「ダキ」とは小値賀の方言で「崖」のこと。こちらの崖は、かつての噴火口が波に侵食された結果、形成されたものだとされています。
周囲を崖に囲まれた秘境めいたビーチ。時間があれば、ここでノンビリと海水浴を楽しみたいくらい魅力的な場所でした。
次回は最終回。出港のギリギリまで、小値賀島を楽しみます。
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|投稿:2022.12.18 | 最終更新:2022.12.18 |カテゴリ: 旅行記