たくみの里 わらアート展示2022に行ってみた(群馬県みなかみ町)
群馬県北部にあるみなかみ町。
利根川の源流があり、谷川岳などの山々が連なる自然豊かな町です。水上温泉や猿ヶ京温泉、湯宿温泉、法師温泉など、著名な温泉地を抱える北関東随一の観光地でもあります。
今回はそんな群馬県みなかみ町で、毎年行われているイベントを紹介したいと思います。
それが「たくみの里 わらアート」。
わらアートとは、その名のとおり藁を編んで作られたアート。農村風景に馴染んだ観光資源として、2017年から展示されるようになりました。
わらアートが展示されるのは、11~12月。2022年は11月1日から12月31日までの2ヶ月間、7つのわらアートが展示されていました。そのアートが、藁で作ったとは思えないほどリアルで精巧だという評判を聞いていたので、2022年の11月に見に行ってきました。
この記事では2022年の「たくみの里 わらアート」を巡った時の様子について書きたいと思います。2023年以降とは、状況が異なることもありますので、ご了承ください。
■この記事の目次
1.わらアート巡りの拠点は道の駅「たくみの里」
2.「迷惑龍」 世界一大きなわらアート
3.須川宿を通り、「カンタ塚」を見に行こう
4.「イノシシ」、「赤谷のイヌワシ」は車かレンタサイクルで
5.たくみの里へのアクセス
1.わらアート巡りの拠点は道の駅「たくみの里」
2.「迷惑龍」 世界一大きなわらアート
3.須川宿を通り、「カンタ塚」を見に行こう
4.「イノシシ」、「赤谷のイヌワシ」は車かレンタサイクルで
5.たくみの里へのアクセス
わらアート巡りの拠点は道の駅「たくみの里」
わらアートは約1kmの範囲内に点在しています。そのため、車を停めて徒歩や自転車で巡るのがおススメです。わらアート巡りの拠点となるのが道の駅「たくみの里」。
道の駅ではわらアートのパンフレットを配布していることに加え、レンタサイクルの取り扱いもあります。車で訪れた場合は、道の駅「たくみの里」に車を停めるのが良いでしょう。
道の駅にもわらアートの作品があります。
こちらは「アマビエの正体見たり」。コロナ禍の時代を象徴する作品ですね。
道の駅で見られる作品はまだまだあります。
2023年の干支である「ウサギ」。非常に可愛らしいデザインで、記念撮影をする人たちが次々とやってきていました。
こちらは「たくみの里」バス停の前にある「笑わらバス」。
こちらの作品は実際にバスの車内に入ることができます。車内にはハンドルも付けられているという凝りっぷり。車内に乗り込んで、記念撮影をするのも良いでしょう。
「迷惑龍」 世界一大きなわらアート
道の駅から300m程の場所、「たくみの里」という名前の交差点にわらアートのメインとも言うべき作品が展示されています。道の駅から歩いて見に行ってみました。
それがこちら、「迷惑龍」です!
見上げる程の高さ!藁で作ったとは思えない程の、巨大で精巧な龍です。
「迷惑龍」を見るためのスペースが畑の中に作られていました。ロープで囲まれたエリア以外は、私有地なので立入禁止です。
また、「迷惑龍」の目の前の道路も駐車禁止なので、要注意です。車で訪れた方は道の駅を利用しましょう。
「迷惑龍」は高さ9.6m、全長15.2m。わらアートとしては世界最大。「迷惑」とは、日本語の「迷惑」ではなく、中国語で「戸惑う、見当がつかない」という意味なんだそうです。
大きさもさることながら、長い首や尻尾など、藁で作るのが難しい部分が表現されているのが凄いですよね。
この「迷惑龍」は道の駅「たくみの里」の入口に位置しているので、「掴み」としては最高だと思います。
須川宿を通り、「カンタ塚」を見に行こう
道の駅の近くにあるわらアートは見終わったので、少し遠くのアートを見に行きたいと思います。道の駅から約1km離れたアート「カンタ塚」へ。
「カンタ塚」に向かう際には、須川宿を通ります。須川宿は群馬県から新潟県まで続く三国街道の宿場町。三国街道の後を継いで整備された国道17号線のルートから外れたためか、数百mに渡って当時の街並が残されています。
当時の光景に思いを馳せながら一直線に続く宿場町を歩くのは気持ちが良いですね。
「カンタ塚」に到着しました。
こちらは、かつて「たくみの里」で周遊馬車として人気を集めた「カンタ」君を模した作品。作品は馬小屋の隣に設置されており、すぐ近くでは本物の馬が草を食んでいました。
「イノシシ」、「赤谷のイヌワシ」は車かレンタサイクルで
残るわらアートは2作品。この2作品は道の駅から離れており、尚且つアートの脇に駐車スペースもあるということだったので、車で巡ることにしました。
「イノシシ」は須川宿の北西にある笠原地区にあります。集落内のちょっとした広場に設置されていました。尻尾まで表現されており、とてもリアルなイノシシ。テーブルやベンチも設置されており、アートを楽しみながらマッタリとお茶を飲むこともできます。
「イノシシ」は、「たくみの里」におけるわらアートの第1号として、愛されているのだそうです。
最後に紹介するのは「赤谷のイヌワシ」。須川地区の西側の畑の中にあるアートです。
こちらはみなかみ町の赤谷の森に生息するイヌワシをモチーフにした作品。日本のイヌワシは繁殖成功率が低下してきており、みなかみ町の森では保護活動が行われているのだそうです。
たくみの里へのアクセス
車でのアクセス
■関越道の月夜野ICから国道17号線を経由して約20分
バスでのアクセス
■上越線の沼田駅または上越新幹線の上毛高原駅から関東交通の路線バス猿ヶ京線に乗車。「たくみの里」停留所で下車。沼田駅から約50分、上毛高原駅から約20分
※「たくみの里」を経由しない便もあるので要注意。
【参考】関東交通(トップ>路線バス>沼田・昭和村・たんばら・老神・猿ヶ京方面)
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|投稿:2023.01.01 | 最終更新:2023.01.01 |カテゴリ: 群馬県