三陸の穴場、「潮吹穴」 遊歩道やアクセス方法も紹介 (岩手県宮古市)
岩手県宮古市。リアス式海岸で有名な三陸海岸に面した港町で、市内には浄土ヶ浜や陸中海岸などの景勝地が数多く存在します。今回は、そんな宮古市の中から、穴場とも言うべき景勝地を紹介したいと思います。
それが、潮吹穴。
「潮吹穴」とはどういう場所なのか?名前のとおり、クジラのように潮を吹く穴があるのか?非常に気になったので、2022年の年末に現地に足を運んでみました。
この記事では宮古市の潮吹穴について、さらには駐車場や遊歩道についても説明していきたいと思います。
潮吹穴の駐車場
まずは潮吹穴の駐車場を紹介します。
駐車場は、道路の行き止まりにあり、5台ほどが停められる小さなもの。公衆トイレも併設されています。
先述した駐車場が満車になることは恐らくあまりないとは思いますが、100m程手前にも駐車場があります。混雑時にはこちらに停めると良いでしょう。
潮吹穴への遊歩道
駐車場から潮吹穴までは徒歩5~10分程。林の中の遊歩道を通り、海に向かって下っていきます。駐車場が高台にあるため、上り坂となる帰り道の方が時間が多めにかかるでしょう。
遊歩道は途中から階段になります。舗装されている箇所が多いものの、急な階段があったり、落ち葉が積もって滑りやすい箇所もあるため、歩きやすい靴で訪れるのがおススメです。
海を望む崖の手前で遊歩道は終点を迎えます。そして、ここが潮吹穴を見るための展望所なのです。
展望所から潮吹穴を見た
こちらが潮吹穴です!
実際に展望所から穴が見えるわけではありませんが、上の写真の丸で囲んだあたりが潮吹穴です。波打ち際に洞窟(海食洞)ができており、押し寄せた波が狭い洞窟に集約することで圧力がかかり、穴から勢い良く噴き出すというメカニズム。上の写真でも僅かに水煙が立ち上っているのがお分かりいただけますでしょうか。
波が荒い時などは、高さ30mまで潮が噴き上がることもあるのだそうです。残念ながら訪れた日はベタ凪。あまり期待できませんが、少し様子を見てみることにしましょう。
ちなみに奥に見えている島は、宮古市最大の島、日出島。クロコシジロウミツバメの国内最大の繁殖地として知られています。
しばらく潮吹穴の様子を見ていると…。
お?
おおっ!?
おおおお…。
…まぁ、それなり…。
今日は穏やかな海況でしたが、それでも1mくらいの水柱を見ることができました。海が凪いでいるからと言って、諦めずに見に来て良かったです。
こちらは現地にあった看板を撮影したもの。調子が良ければこれくらいの水柱が見られるようですね。これは見てみたい…。波が激しい日にリベンジしてみたくなりました。
潮吹穴へのアクセス
車でのアクセス
■三陸道の宮古北ICから国道45号線等を経由して約15分
国道45号線から脇道に逸れる必要があるのですが、交差点手前には「潮吹穴」を示す案内標識が建っています。その後も分岐が数か所ありますが、看板が建っているため、見逃さないように進めば到着することはできると思います。
バスでのアクセス
■宮古駅前から岩手県北バスの路線バス「休暇村宮古行き」に乗車し、約20分。「潮吹穴入口」停留所で下車。
【参考】岩手県北バス(トップ>路線バス)
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|投稿:2023.01.09 | 最終更新:2023.01.09 |カテゴリ: 岩手県