鯖街道の名店で絶品鯖寿司を(栃生梅竹@滋賀県高島市)
鯖街道を代表する名店、栃生梅竹で絶品鯖寿司をいただく
滋賀県高島市朽木(旧朽木村)。比較的平地が多い滋賀県の中では珍しい、山中の谷沿いにある村です。
そんな朽木を縦断する国道367号線は通称「鯖街道」と呼ばれ、かつては若狭湾で獲れた鯖を京都まで徒歩で運んだ道でした。 冷凍技術などなかった時代なので、生サバを塩で締めてから運んでおり、京都に到着する頃には良い塩加減になっていたそうです。
現在、「鯖街道」沿いには鯖寿司の名店が軒を連ね、国道を走れば「鯖」の文字が刻まれた幟をたくさん見ることができます。
数ある店の中から私が特におススメしたいのがこちら。栃生梅竹。朽木の中心部からは離れ、大津市との境界に近い所に店を構えています。
鯖寿司はランクによって値段が違います。上から「極上鯖寿司」(4,500円)、「特選昆布巻鯖寿司」(4,000円)、「特選鯖寿司」(3,500円)、「元祖鯖寿司」(2,800円)。ハーフサイズ(6切れ)も取り扱っています。ちょっとお高くて手が出ない方、1人で食べる方、少しずつ食べ比べたい方はハーフを頼むのもアリだと思います。
テイクアウトする方が多いようですが、イートインスペースもあります。上の写真の左側に写っている「離れ」に飲食用のテーブルがあり、セルフサービスでお茶を飲むこともできます。
こちらが極上鯖寿司(半分)。鯖寿司が6切れ乗っています。
初めて見て目を引くのが、とにかく肉厚であること。なかなかここまで肉厚の鯖寿司は、他ではなかなかお目にかかれないと思います。
食べてみると、身がプリップリです。締めた鯖は身がパサッとしがちですが、そういった感じはまったくしません。鯖の味も塩が程よく効いており、完璧です。卓上に醤油が置かれていますが、何もつけずに美味しくいただきました。
「食べると人生が変わる鯖!」と言っても大袈裟ではないと思います。
栃生梅竹へのアクセス
車でのアクセス
今回紹介した栃生梅竹は国道367号線沿いにあるため、車で訪れるのが便利。店の隣と向かい側に、広めの駐車スペースがあります。
高速道路からやや遠い(名神高速の栗東ICまたは京都東ICから約40km、舞鶴若狭道の若狭上中ICから約30km、北陸道の木之本ICから約50km)ため、移動中にちょっと立ち寄るのは難しいかもしれません。
それよりもむしろ、朽木周辺を目的地として、じっくりと周辺を巡るのが良いと思います。三千院や寂光院が有名な京都市大原、朽木宿、マキノ高原のメタセコイヤ並木(紹介記事)など、非常に魅力的な観光地が多いエリアなのです。
バスでのアクセス
栃生梅竹に行くことができるバス路線は2とおり。
1つめは江若交通朽木線。JR湖西線の安曇川駅から約50分で、最寄りのバス停である腰越に到着します。朽木の住民が安曇川へ出かけることを想定した路線であるため、旅行者にとってはやや使い勝手の悪いダイヤです。
2つめが京都交通比良線。なんと、京都市内の出町柳駅前から一本で朽木まで行くことができる路線です。出町柳駅前から腰越バス停まで約1時間。京都市内から乗り換えなしという点は魅力的ですが、本数は少なく、朝と午後の2往復のみ。
どちらかの路線を使うのも良いですし、2つの路線を上手く組み合わせて滋賀県から京都へ抜けるという旅もアリだと思います。朽木地域のバス時刻表は、バス会社に関係なく、高島市のホームページにまとめて掲載されています(トップ→交通→市バス時刻表→朽木地域時刻表)。
各種情報
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|投稿:2013.09.18 | 最終更新:2018.10.06 |カテゴリ: 滋賀県