甑島列島旅行記【1-8】旅館石原荘 宿泊記
2022年7月17日(日) |
甑島列島旅行の1日目が終わりました。今夜は上甑島の里集落にある「旅館石原荘」に宿泊します。
旅館石原荘は里集落のトンボロ上に位置する旅館。甑島列島の玄関口である里港に近く、さらには船釣りや瀬渡しのサービスを行っていることから、釣り人に高い人気を誇る宿です。また、ご主人自らが採ってくる魚介類が食卓に並ぶということもあり、食事が自慢の宿でもあります。
僕も、せっかく甑島に来たのであれば新鮮な魚介類を味わいたかったので、この宿を選んだわけです。
こちらが今回宿泊する旅館石原荘です。石原荘には本館と、2019年にオープンした新館がありますが、今回は本館に宿泊しました。
旅館石原荘の部屋・風呂
こちらが旅館石原荘のお部屋です。石原荘には和室と洋室がありますが、今回は和室。バスとトイレは共同。Wi-Fiやテレビなど、最低限のものは揃っており、全く不便さは感じませんでした。
ちなみにお風呂は3~4人が入浴可能なもの。旅館の規模から考えると比較的大きめです。温泉ではありませんが、足を伸ばすことができるお風呂があるというのは嬉しいですね。
旅館石原荘の夕食
18:30
いよいよお待ちかねの夕食。
夕食、朝食ともに広めの食堂でいただきました。海の絵が描かれたロールカーテンがあったり、大きなウミガメの置物があったり、南国の雰囲気を味わえる空間になっています。
キビナゴの酢味噌和え、ところてん、タカセガイ、刺身盛り合わせ…。夕食は甑島の海の幸がズラリと並び、どれから食べるべきか迷ってしまうほど。
ビールか焼酎か究極の選択でしたが、蒸し暑かったのでビールを注文しました。美味しい魚介類にビールが良く合います。
さすがは鹿児島の離島。キビナゴづくしです。酢味噌和えと刺身にキビナゴが入っていましたが、ザルに豪快に盛られたキビナゴまで登場。どのようにして食べるのでしょうか。
このキビナゴは網で塩焼きにするのです。まさにシンプルイズベスト。網で焼かれたキビナゴは程よい塩味と香ばしさを感じることができ、絶品!
「これは焼酎に合いそうだ」と思い、甑島産の焼酎を注文。ロックや水割りで焼酎を楽しみつつ、キビナゴをつまみました。これは至福…!
さらには蟹の甲羅に入ったグラタン。このグラタンは他の宿泊者の口コミにも登場していました。石原荘の人気メニューなんですかね。美味しいです。
鯛(?)のあら煮と天ぷら。
あら煮は何とも優しい味。潮の香りがするお出汁をすすり、焼酎を一口…。美味い…。
〆は白飯とあら汁。
焼酎でほろ酔い気分になったところであら汁。たまらんですね。魚の出汁が効いたあら汁が五臓六腑に染みわたります。「あぁ、日本人で良かった」と思う瞬間。
味も良く、ボリュームも満点で、素晴らしい夕食でした。
2022年7月18日(月) |
旅館石原荘の朝食
こちらが旅館石原荘の朝食です。
一見定番の和朝食という感じですが、地魚のカルパッチョ、キビナゴ、さつまあげなど、他ではあまり見られない料理が並びます。こういうちょっとした郷土色は嬉しいですね。
非常に健康的かつ、美味しい朝食でした。
旅館石原荘、今回は1泊のみでしたが、事務的になり過ぎず、干渉し過ぎず、距離感が程よい宿という印象を受けました。食事も美味しかったので、次に甑島を訪れた際にも宿泊したいものですね。
次回は甑島列島旅行記の2日目。下甑島の鹿島集落へ向かいます。
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|投稿:2023.04.18 | 最終更新:2023.04.18 |カテゴリ: 旅行記