甑島列島旅行記【2-3】下甑島南端の町 手打武家屋敷通りを歩く
2022年7月18日(月) |
本日は甑島列島旅行の2日目。
レンタカーを走らせ、下甑島南端にある手打地区へ。長浜地区から手打地区までは基本的に2車線幅の道が続いており、真新しいトンネルも連続する快走路。順調に南下し、お昼ごろに手打地区に到着しました。
手打にあるてうちん浜やでランチ
12:30
手打集落の端にある食堂、「てうちん浜や」にやってきました。手打地区にある数少ない飲食店の1つです。
こちらが「てうちん浜や」。手打港の目の前にあるこの店は、かつてはフェリーの待合所として利用されていました。2023年現在、九州本土とを結ぶフェリーは上甑島の里港と下甑島の長浜港しか寄港しませんが、下甑島南端の手打港にまでフェリーが出入りしていた時期があるんですね。船は来なくなりましたが、それだけ陸路が便利になったということでしょう。
ちゃんぽんをいただきました。見た目よりもアッサリとした優しい味のちゃんぽん。派手さはありませんが、食べていてホッとする味ですね。
同じ時刻にツアーが来ていたのか、中高年の団体さんがおり、多くの方がちゃんぽんを食べていました。この店の人気メニューでしょうか。
手打麓武家屋敷通り 甑島列島南端の集落を散策する
13:20
食後は手打の集落を散策することにしました。昨日は上甑島の里集落の武家屋敷通りを散策しましたが(記事)、手打集落にも武家屋敷通りが存在します。
こちらが手打の武家屋敷通りです。
海岸から一本内陸を通る道で、約700mに渡って武家屋敷が建ち並んでいます。
両脇には整然とした石垣と生け垣で縁取られた、凛とした雰囲気の通り。緑の色が濃い所が、いかにも“薩摩の武家屋敷”という感じで良い雰囲気だと思います。
後から整備されたであろうインターロッキングや街灯も良い味を出していますね。
所々でカノコユリが生け垣を彩っているのも、甑島の武家屋敷ならではの光景。しかも夏の短い期間だけ見られる光景です。
趣深い家々と石垣、そして鮮やかな花を愛でながら、ゆっくりと武家屋敷通りを歩きました。
手打武家屋敷通りを歩いた後、全日食チェーンに立ち寄りました。本土ではあまり見られない全日食チェーンですが、離島では時々見かけますよね。
集落を歩いてあまりにも暑かったので、飲み物を購入しました。甑島列島の中でも屈指の規模を誇る商店で、品揃えもかなり豊富でした。
こちらは手打集落の目の前にある手打浜。険しい岩石海岸が多い甑島列島では珍しい弓なりのロングビーチ。残念ながら曇っていましたが、晴れていたら非常に気持ち良いのでしょうねぇ。
こちらの手打浜は映画「釣りバカ日誌9」のロケ地にもなったのだそうです。興味がある方は是非観てみてください。
次回は手打集落を離れ、下甑島南部を自然を満喫。釣掛埼灯台と瀬尾観音三滝を訪れます。
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|投稿:2023.05.16 | 最終更新:2023.05.16 |カテゴリ: 旅行記