甑島列島旅行記【2-4】釣掛埼灯台と瀬尾観音三滝
2022年7月18日(月) |
本日は甑島列島旅行の2日目。下甑島南端の手打集落で昼食をいただき、充電満タン!
午後は下甑島南部の景勝地を巡りたいと思います。
釣掛埼灯台 甑島列島の最南端に建つ灯台
13:55
甑島列島の最南端に位置する釣掛埼灯台にやってきました。
手打集落から、細く険しい道を10分程走ると到着します。道がやや分かりにくいため注意が必要です。
こちらが釣掛埼灯台です!
眼前に広がる大海原と灯台。このどんよりとした雲がスカッと晴れてくれれば最高の景色だと思うのですが…。生憎の曇り空で、空と海との境界が非常に曖昧になってしまっていました。
それでも駐車場から一歩も歩かずにこの景色を拝めるのは嬉しい限り。斜面にはカノコユリが咲き乱れており、夏ならではの美景を楽しむことができました。
孤島の野犬像 山中にポツンと佇む凛々しい犬
14:45
孤島の野犬像を見に来ました。
孤島の野犬像は下甑島南部の山中、まさに峠と言うべき場所にポツンと建っている像。周囲はちょっとした公園といった趣で、芝生が植えられ、東屋が整備されています。
この像は、児童文学である「孤島の野犬」(著:椋 鳩十)の舞台が下甑島であることを記念して建てられました。私は読んだことはありませんが、軍用犬として島の施設で育てられたものの、敗戦後島に置いて行かれた犬の物語のようです。
確かに凛々しくも、どこか悲哀に満ちた表情。本のレビューを読んでみると、考えさせられることが多いような内容のようなので、読んでみたいものですね。
瀬尾観音三滝 三段に分かれた美しい滝
14:55
瀬尾観音三滝にやってきました。甑島列島のパンフレットなどでも必ず紹介される、甑島列島を代表する景勝地のうちの1つです。
駐車場からご覧のような遊歩道を通り、滝へ向かいます。舗装されており、歩きやすい道です。
展望台もあるようですが、訪れた時は入口から封鎖されていました。
駐車場を出発して2~3分。木々の間から瀬尾観音三滝が、その姿を現しました。
真っ黒な岩肌を末広がりに流れ落ちる美しい滝。周囲のジャングルのような雰囲気も相まって、とても見応えがある滝です。滝壺の近くまで寄れることも、この滝の魅力の1つと言えるでしょう。
実は瀬尾観音三滝は、その名のとおり3段に分かれている滝。先ほど見た滝は1段目の滝で、さらに登っていくと2段目、3段目の姿が見られるのだそうです。全部を合わせた落差は約55m。階段を登り、滝の全てを見に行ってみることにしました。
ここから先は階段ですが、そこまで険しい場所はないのでご安心を。1段目の滝から2分程で2~3段目の滝を見に行くことができます。
こちらが瀬尾観音三滝の2段目、3段目です。
2、3段目だけでもかなり見応えがあります。末広がりの1段目とは対照的で、スラッとした端正な姿の滝ですね。パンフレットなどでは1段目の姿ばかりが紹介されていますが、是非とも上にある展望台まで足を運んでいただくことをおススメします。
なお、瀬尾観音三滝周辺にはキャンプ場もあります。口コミによると良く整備された、評判が良いキャンプ場らしいので、利用してみるのも良いかもしれません。
次回は下甑島の西海岸にある瀬々野浦地区方面へ。甑島、いや国内屈指の規模を誇る巨岩、ナポレオン岩を見に行きます。
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|投稿:2023.05.25 | 最終更新:2023.05.25 |カテゴリ: 旅行記