大東諸島旅行記【北大東島編④】ハマユウ荘宿泊記
2023年5月4日(木) |
大東諸島旅行の1日目。今夜は北大東島に2軒ある宿泊施設の1つ、ハマユウ荘に泊まりました。この記事ではハマユウ荘の宿泊記を書きたいと思います。
ハマユウ荘があるのは村役場がある中野地区。北大東島の中心地を見下ろす小高い丘の上にあります。
こちらがハマユウ荘。ご覧のように小さな離島の宿にしてはかなり規模が大きな施設です。「ロ」の字型に配置されたアパートのような施設で、屋外の廊下から直接部屋に入るスタイル。「ロ」の字の真ん中は中庭のようになっています。
ハマユウ荘の部屋
ハマユウ荘には洋室と和室、特別室があります。一番多いのは洋室で19室です。
今回は洋室に宿泊しました。
広々としたツインルーム。スーツケースなどの大荷物を広げても不便にならない程度の広さがあります。
カウンター型のデスクに加え、丸テーブルと椅子が用意されていました。非常に居住性が良いですね。テレビや冷蔵庫、ドライヤー、電気ケトルなど十分すぎる設備が整っており、Wi-Fiも普通に使えました。これで1泊2食付き8,000円は安すぎますね。
なお、部屋の中にバス兼トイレがあります。沖縄あるあるですが、バスはシャワーのみで、浴槽はありません。後述しますが、ハマユウ荘には大浴場があるので、湯船に浸かりたい方はそちらを利用すると良いでしょう。
ハマユウ荘の大浴場
沖縄の安宿には珍しく、ハマユウ荘には大浴場があります。宿泊者は17~22時の間に利用することができます。
こちらがハマユウ荘の大浴場です。三角形という珍しい形状の湯船。シャワーに加え、シャンプーとリンス、ボディソープも置いてあります。シャワーが温かくなるまで、少し時間がかかるのが難点ですが、水が貴重な離島において、湯船で入浴できるのはありがたい限りですね。
余談ですが、この時大東諸島は数年に一度の大干ばつだったそうです。お風呂に入れたのは本当にありがたいことでした。
ハマユウ荘の食事
ハマユウ荘には「レストランはまゆう」が併設されており、宿泊者はここで夕食と朝食をいただくことになります。島内では食事ができる店が限られているため、結果的に昼食もレストランはまゆうでいただきました。
ハマユウ荘の夕食
夕食はステーキを中心とした定食。
ステーキはとても柔らかくて美味。ソースは少し甘めの味噌ベースのものでした。その他にもマグロやイカの刺身、お浸し、いももち、味噌汁がついており、ボリューム満点。
こちらがドリンクメニュー。
夜の時間帯は、居酒屋ハマユウとしても営業しており、色々なアルコールメニューがあります。北大東島名産のじゃがいもで作られている「ぽてちゅう」という焼酎を飲みたかったのですが、残念ながら品切れになっていました。
…というわけでオリオン生を注文。暑い中自転車で走り回った後の生ビールは格別でした。
夜は居酒屋も兼ねているので、夕食メニューに加えて、居酒屋のメニューを注文することも可能です。「マグロの皮ポン酢」(600円)を注文。このようなマグロの希少部位がいただけるのも、絶海の孤島ならではですね。マグロの皮はクニクニとした食感で、とてもお酒が進む味でした。
他にも大東寿司や大東パパイヤ漬けなど、地元の料理があったので、お腹に余裕がある場合は色々追加注文してみるのもおススメです。
ハマユウ荘の朝食
こちらがハマユウ荘の朝食。
焼き魚と目玉焼きがメインの、至ってシンプルな和朝食でした。モーニングコーヒーと北大東島名産の月桃茶が飲み放題だったのは嬉しかったですね。
ハマユウ荘の展望台
ハマユウ荘の中には、ご覧のような展望台があります。宿の廊下からそのままアプローチすることが可能です。
展望台からは北大東村の中心部を見下ろすことができます。建物が少なく、ほとんどが畑ですが、これが北大東村の中心です。
村役場、小中学校、保育園、製糖工場など、北大東島の主要な施設が一望できます。奥に見えている緑のラインは北大東島特有の崖地形、「長幕」ですね。
星空観賞なんかにも良さそうな展望台ですが、残念ながら僕が泊まった時は曇っていました。
次回は大東諸島旅行の2日目。北大東島北部の見どころ、大東ピラミッドや北港を巡ります。
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|投稿:2023.07.30 | 最終更新:2023.07.30 |カテゴリ: 旅行記