白石温麺(うーめん) メニューの数が尋常じゃない人気店に行ってみた(関東家@宮城県白石市)
宮城県南部に位置する城下町、白石市。この街には他の地域では見られない一風変わった麺料理が存在します。
それが白石温麺(うーめん)。
温麺とは白石市の特産の素麺の一種。通常、素麺は麺同士がくっつかないよう、製造過程で麺の表面に油を塗るのですが、温麺には油は使用しません。また、素麺よりも麺が短く、太いという点も温麺ならでは。そのため、味わいもコシも通常の素麺とは一味違うんです。
また、夏の風物詩である素麺とは違い、年中食べられているのも温麺も特徴。料理法も様々で、温かくして食べる場合も冷たくして食べる場合もあります。「温麺」という名前から、温かい料理を想像していましたが、色々あるんですね。
白石市内には温麺を提供する店が多くありますが、今回は地元の方に人気だという関東家にお邪魔しました。この記事では関東家のメニュー、今回いただいた「冷やしスタミナうーめん」について紹介したいと思います。
地元民に人気の蕎麦と温麺の店、関東家
今回紹介する関東家は、白石駅に程近い市街地にあるお店。周辺には懐かしい雰囲気の商店街が広がっています。
こちらが関東家です。市街地の中に溶け込むように佇む日本家屋風の店舗。「そば・うどん」という幟とともに、「白石温麺」と書かれた幟がはためいています。いざ入店。
店内は昭和の香り漂う「町の蕎麦屋さん」といった雰囲気。テーブル席と小上がり席があり、今回は小上がり席を利用しました。
関東家のメニュー
関東家に来て驚くのが、とにかく温麺のバリエーション豊かであること。別の席のお客さんも「迷うなー」と言っていたのが頷ける程、たくさんのメニューがあります。
こちらが関東家のメニュー。
温麺、蕎麦、うどん、丼物、定食など、豊富なメニューが小さな字でビッシリと書かれています。お目当ての温麺は、メニューの上段から中段にかけて書かれています。
「温麺・そば・うどんをお選びください。」という文字の横には多種多様なメニューがズラリ。天ざるやきつね、たぬき、にしん、かしわ、きのこなど、蕎麦屋ではお馴染みのメニューから、カレー、スタミナ、すき焼き風味牛鍋などのちょっと攻めた温麺メニューも存在します。
訪れたのは7月だったので、冷やし温麺メニューが猛プッシュされていました。
写真と豪快なフォントで彩られたコテコテとしたメニューもありました。
本当にメニューが豊富で、迷いに迷ってしまいました。女将さん曰く、「常連さんのリクエストを聞いているうちにどんどんメニューが増えてしまった」とのこと。地元で愛される店なんですね。
迷いに迷って、冷やしスタミナうーめんを注文しました。
冷やしスタミナうーめんを食べてみた
こちらが冷やしスタミナうーめんです!
甘じょっぱいタレが絡んだ肉、生野菜、ゆで卵、パイナップルが入った具沢山の温麺。薬味としてネギとワサビが付いています。
食べてみましょう。麺は少し太めなので素麺というよりも冷麦のような感じ。素麺よりも短いのでスルスルといただけます。氷が入っているため、ヒンヤリとした喉越しがたまりません。
たくさん入った具材も美味。コッテリとした肉とサッパリとした野菜、甘いパイナップル、漬物が複雑に絡み合い、クセになる味わいを生み出しています。ツルツルと飲むように完食しました。
関東家へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■東北道の白石ICから国道4号線、宮城県道12号線などを経由して約10分
店の前には3台ほどが停められる駐車場があります。道路からバックで入らなければならず、また歩道との間に段差があるので、少し停めにくいかもしれません。
鉄道でのアクセス
■東北本線の白石駅から700m。徒歩で10分。
■東北新幹線の白石蔵王駅から2km。徒歩で30分。
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|投稿:2023.08.02 | 最終更新:2023.08.02 |カテゴリ: 宮城県