大東諸島旅行記【北大東島編⑤】レンタサイクルで大東ピラミッドと北港を周る
2023年5月5日(金) |
大東諸島旅行の2日目。本日は午後の飛行機で北大東島から南大東島に向かう予定。前日に引き続き、レンタサイクルで北大東島を周ろうと思います。
昨日は北大東島の南西部の海岸沿いを走ったので、本日は西港からスタートし、北海岸に沿ってサイクリングを楽しもうと思います。
北海岸沿いの道はご覧のように大海原を望む爽快な道路。広い歩道も完備された立派な道ですが、交通量はほとんどありません。風を感じながら、気持ち良く進んでいきます。
大東ピラミッド 北大東島にもピラミッドが存在する!?
8:20
北大東島の北海岸沿いにある大東ピラミッドに到着しました。ピラミッドと言えば古代エジプトに建てられた王の墓というイメージが強いですが、ここ北大東島にも「ピラミッド」があるのです。
こちらが大東ピラミッドです!
海岸沿いにドドンと聳え立つ、謎の石積みの構造物。確かに言われてみればピラミッドに見えないこともないですが、一体これは何なんでしょう。
これは北大東島の漁港を造った際に発生した残土を積み上げたもの。前々章でも説明しましたが、北大東島の漁港は島の大地を掘り込んで造られました。その際に不要となった岩や土を積み上げたのがこの大東ピラミッドなのです。
この大きさ、この高さ、この岩の量はとんでもないですね。
大東ピラミッドにはスロープや階段が整備されており、実際に登ることができます。階段の前は草で覆われていたので、スロープを通って登りました。いくら電動アシスト付き自転車と言えども、この傾斜はなかなかキツいですね。
大東ピラミッドの上部からはなかなかの絶景を拝むことができます。
荒々しい海岸と一本道のみが存在する北大東島の北海岸。そして果てしなく広がる太平洋。GWだというのに、こんな贅沢な景色を独り占めできるのです。沖縄の離島の中でも穴場中の穴場と言えるでしょう。
大東ピラミッドを満喫したあとは、再び北海岸に沿ってサイクリング。荒々しい海岸に沿って、北港を目指します。
北港 北大東島北部の港は釣人たちの楽園
8:50
北大東島の北側にある北港に到着。
「フェリーだいとう」は基本的には西港に発着しますが、風や波の状況によっては北港が使われる日もあります。
こちらが北港です。既に訪れた西港や江崎港と同様、急な下り坂の先にある荒々しい港です。大東諸島の港は、険しい海岸線を発破することにより造り上げたところが多いので、どの港もこのようなダイナミックな構造になっていますね。
港の入口にはゲートがあります。
看板にも書かれているとおり、高波の際には立入禁止になるようですね。看板には高さ10m以上はあろうかという高波。そして「絶対に近づくな!」という強い口調。大海原のど真ん中にある大東諸島では、日常的にこのようなシャレにならない波が押し寄せ、結構な高さがあるはずの岸壁が波で洗われるという事態になります。この看板は脅し程度のものではないのです。
こちらが北大東島の北港です。大東諸島ではスタンダードになっている、海面からの高さが半端ない岸壁。そして如何にも深そうな群青の海。
釣りのメッカらしく、多くの人たちが釣り糸を垂らしていました。
しばらくのんびりしながら釣りを見学。
さすがは絶海の孤島。中型のアジがバンバン釣れています。これは見ていて楽しいですね。
岸釣りではなかなかお目にかかることができないサイズの魚が見られるのも孤島ならでは。こちらの方が釣り上げようとしているのは、1mはあろうかというロウニンアジ。凄い力で逃げようとする魚と、何とか釣り上げようとする釣り人の死闘。
最終的には糸が切れて逃げられてしまいましたが、凄いものを見させていただきました。
次回は北大東島の東海岸へ。沖縄県最東端の地へ向かいます。
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|投稿:2023.08.10 | 最終更新:2023.08.10 |カテゴリ: 旅行記