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三島村旅行記【薩摩黒島編①】薩摩黒島一周ドライブ

三島村


2023年8月12日(土)

三島村

16:00
鹿児島港からフェリーみしまに揺られること約6時間半、三島村の一番西の島、薩摩黒島片泊港に到着しました。スケジュールの都合上、明朝8:00に片泊港を出る折り返しのフェリーみしまに乗ってこの島を離れる予定。つまりこの島を楽しめる時間は本日の日没までということになります。なかなか来れる機会の無い絶海の孤島なのでもっとゆっくりと周りたいのですが、こればかりは仕方ありません。

本日宿泊する「ゲストハウス 3515」のご主人が運転する車に乗り、まずは本日の宿へ。宿に着いたらすぐに荷物を下ろし、宿が貸してくれた車に乗り換えて早速薩摩黒島ドライブに出発しました。


三島村

お借りしたのは黒の軽自動車。狭い道が多い離島では、小回りが利く軽自動車が便利ですね。




薩摩黒島は三島村の中では最大の面積を誇る島。島の東にある大里集落と西にある片泊集落を結ぶ県道(三島村唯一の県道)と、島の南側を回り込むように大里と片泊を結ぶ村道が通されており、島を一周することが可能です。一周約20kmなので、日没までには戻ってくることができるでしょう。

片泊集落にあるゲストハウス3515を出発し、島を反時計回りに周りながら、名所を巡ることにしました。




塩手鼻 柱状の岩が連なる海岸



16:40
島の南西部にある景勝地、塩手鼻にやってきました。

塩手鼻は島を一周する道路から逸れて、細い道を下っていった場所にあります。雑草や大名竹が道を塞ぐように生えており、かなりワイルドな道でしたが、草を避けながら、時には竹を手でどかしながら、下っていきました。

道路の終点には車が2~3台停められそうなスペースがあり、釣り人らしき先客の車が停まっていました。薩摩黒島に来て、初めて島民以外の姿を見た気がします。


三島村

車道の終点に車を停め、塩手鼻へ向かって歩道を下っていきます。大名竹に飲み込まれそうな道ですが、手入れはされているようで、歩きやすい道でした。1~2分下っていくと、海岸に出ました。


三島村

三島村

こちらが塩手鼻です!

柱状節理と呼ばれる縦に割れた岩が連続する独特な海岸。崖っぷちスレスレの場所に遊歩道が通されており、柱状節理を間近に観察しながら歩くことができます。一部手すりがなかったり、足元の岩が剥き出しになっていたり、注意を要する箇所がありました。立入禁止の表示はありませんでしたが、手すりがある所までで引き返すのが無難だと思います。また、海が荒れている時には近づかない方が良いでしょう。




薩摩黒島南側の村道を走る

三島村

島を一周する村道に復帰し、島の東側を目指します。島の南側の道は基本的に1~1.5車線の狭い道で、所々この写真のように大名竹の枝がビヨーンと伸びてきています。島の北側の県道と比べると交通量が少ないこともあり、大らかな整備状況の道が続きます。


三島村

薩摩黒島は周囲を断崖絶壁で囲まれた島であるため、道路は標高200~400mの高所に通されています。森や竹林に阻まれ、海が見える場所は少ないのですが、時々視界が開ける場所が…。

遥か下に広がる東シナ海と雄大な広葉樹林。特に展望台があるわけではありませんが、思わず足を止めてしまうような絶景でした。


黒島平和公園 特攻隊の慰霊と平和を祈る観音像がある公園



17:35
大里集落の近くにある黒島平和公園にやってきました。


三島村

公園は小高い丘にあり、急勾配の道が公園まで続いています。車で上まで登ることもできますが、勾配がかなりキツいうえに道が先細りしているので、車は丘の下の駐車スペースに停めておくのがおススメです。


三島村

公園には観音像や平和の鐘があります。

太平洋戦争時、この島に不時着した特攻隊員が、戦友の慰霊と平和への祈りを込めて建立したのだそうです。現地にあった看板によると、戦艦大和が沈没前に薩摩黒島の近海を通過したのだそう。

この島は戦時中の悲劇と遠からぬ縁があるようです。


三島村

少し草に隠れてしまっていますが、公園からは大里集落を一望することができました。




大里集落 薩摩黒島の東端にある集落

三島村

18:00
大里集落にやってきました。集落内にある宿、「旅荘きくみ」さんの前に貴重な自動販売機があったので飲み物を購入しました。

薩摩黒島にある集落は大里と片泊のみ。2023年8月時点の人口は大里が104人、片泊が73人。2つの集落を合わせても200人足らずの島ですが、2つの集落が離れすぎており、道が険しいことから、フェリーが停まる港、緊急用のヘリポート、小中学校、郵便局がどちらの集落にもあります。


平等大慧会妙塔 大里集落を見下ろす宗教施設



18:05
大里集落の近くにある平等大慧会妙塔を訪れました。


三島村

塔があるのは大里集落近くの海を見下ろす高台。芝生の広場の奥に、一際目立つ中国風の建造物があります。

これは平等大慧会という宗教団体の施設。広島県に本部を持つ団体なのですが、何故か薩摩黒島にも施設があり、毎月信者が巡礼に訪れ、貴重な観光収入源にもなっているようです。

口コミによると塔からは大里港や海を一望できるようなのですが、草木に阻まれて、景色はあまり見えませんでした。塔の上まで登れば良い景色が拝めそうでしたが、施錠されているようでした。




赤鼻 肉牛が戯れる薩摩黒島北端の岬

三島村

18:30
薩摩黒島の北端にあたる赤鼻を訪れました。

Googleマップにも載っていない穴場ですが、景色が良さそうだったので寄ってみたのです。大里と片泊を結ぶ県道から外れ、牧場の中の細い道を下った先にあります。

東シナ海に突き出した赤鼻からは、雄大な薩摩黒島の北海岸を見渡すことができました。


三島村

赤鼻からの帰り道、放牧されている牛と遭遇。道の真ん中を堂々と闊歩!こちらは車に乗っているとはいえ、身体が大きい牛なので、こうして相対してみると緊張しますね…。なかなか避けてくれなかったので、しばらく牛との睨み合いが続きました。




みしま焼酎無垢の蔵 芋焼酎を製造する村営の焼酎蔵



18:40
赤鼻の近く、人里離れた山の中にみしま焼酎無垢の蔵があります。


三島村

こちらの焼酎蔵では、薩摩黒島産のベニオトメというサツマイモを原料とした芋焼酎を製造しています。島おこしを目的に設立された村営の焼酎蔵で、島の貴重な産業の1つとなっているようです。


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価格:3599円
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感想(1件)



ここで製造されている芋焼酎「みしま村」は、フェリーみしまの中で購入することも可能。せっかくなので僕も自分用のお土産として購入しました。非常に飲みやすく、美味しい焼酎でした。




片泊港で夕陽を眺める



18:50
約3時間かけて島を一周し、片泊に戻ってきました。最後に寄ったのは、フェリーみしまの終点である片泊港


三島村

崖に囲まれた片泊港。港の背後の崖の上に片泊集落があります。集落の近くを流れる川が滝となって港の脇に流れ落ちるというワイルドなロケーション。船を下りたら目の前に滝が流れ落ちているという港は、あまり他にはないんじゃないでしょうか。

そういえば、本日鹿児島から乗ってきたフェリーみしまは、今晩は薩摩黒島で停泊し、明朝鹿児島港に向けて折り返すはずなのですが、船の姿は見えません。一晩片泊港に停泊するものだと思っていたのですが、別の場所で停泊するのですかね。


三島村

片泊港に来た理由はただ1つ、夕陽を眺めること。

本日は天気が良かったため、水平線に沈む夕陽を拝めるかと期待していたのですが、残念ながら水平線近くには雲がかかってしまっていました。


夕陽を眺めた後、宿へと戻りました。

薩摩黒島はスケジュールの都合上、大急ぎでの観光となってしまいました。何とか島を一周することはできましたが、もう少し時間をかけてじっくりと巡りたかったですね。


次回は薩摩黒島で泊まった宿、「ゲストハウス3515」について紹介します。


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|投稿:2023.12.27 | 最終更新:2023.12.27 |カテゴリ: 旅行記

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