日南の人気店「びびんや」で名物のかつおめしと魚うどんを食べた(びびんや@宮崎県日南市)
宮崎県日南市。
宮崎県屈指の観光都市で、鵜戸神宮(紹介記事)やサンメッセ日南(紹介記事)、飫肥城など、数々の名所が市内に点在しています。観光客が集まる日南市ですが、ご当地グルメもまた豊富。港町である日南市ではカツオやイセエビが水揚げされる一方で、マンゴー栽培も有名です。城下町である日南市飫肥では飫肥天や厚焼卵など、古くから愛されている郷土料理も存在します。
今回は、そんな隠れた食の宝庫、日南市にある人気店「びびんや」を訪れ、日南名物であるかつおめしと魚うどんをいただきました。この記事ではかつおめしや魚うどんを食べた感想、びびんやのメニューやアクセス情報について紹介したいと思います。
日南市油津の人気店、びびんや
今回紹介するびびんやは、日南市油津の港の近くにある海鮮料理店。日南市の中でも特に高い人気を誇るお店です。訪れたのは連休の11時半前でしたが、席はほぼ満席。なんとか滑り込むことができましたが、食べ終わって店を出る頃には行列ができていました。
店内は比較的広く、テーブル席やお座敷席がたくさんあります。席数が多いので、家族連れやグループ客にも利用しやすい店だと思います。
かつおめしを食べてみた
こちらがかつおめしです!
かつおめしは、元々漁師が漁船の上で獲れたてのカツオをご飯に乗せ、ダシをかけて食べたのがルーツになっている漁師料理。極めてシンプル、しかしとても美味しそうな料理です。
ツヤツヤとしたカツオの刺身が乗ったご飯。カツオは漬けになっており、ほんのりと醤油味。豪快にかけてある紫蘇と海苔が良いアクセントになっています。そのまま丼ものとして食べても十分に美味しいです。
ただでさえ美味しいかつおめしにダシを注ぎ、お茶漬け風にしていただきます。カツオの漬けにサッと火が通り、食感が変化。さらにはダシの旨味が加わり、味が劇的に変わります。1食で2度楽しめるのがかつおめしの醍醐味と言えるでしょう。
お茶漬け状態になった後は、まるで飲み物のように、あっと言う間に完食しました。美味かった…!
魚うどんを食べてみた
びびんやでは、他にも郷土料理をいただくことができます。
こちらが魚うどんです。
魚うどんとは、トビウオのすり身に小麦粉や卵などのつなぎを加えて麺状にした、独特なうどん。戦時中に米や小麦粉などを手に入れることができなかった頃、油津港で獲れる魚のすり身を麺にして食べていたのが、魚うどんの始まりだと言われています。
うどんを食べているような、練り物を食べているような、今まで味わったことがない新食感!食べ応えがある麺とスッキリとしたダシの相性も抜群です。日南に来た際には、こちらも食べていただきたい一品です。
びびんやのメニュー
びびんやのメニューを紹介します。
メニューのトップを飾るのはマグロ。油津港は「東洋一のマグロ港」と呼ばれるほどマグロ漁が盛ん。マグロはカツオと並んで日南市の名産となっています。
マグロのコースや定食、マグロを使った一品料理の数々が並びます。
様々なセットや御膳。チキン南蛮など、宮崎県の郷土料理や地産地消の料理には「宮崎名物」という表示がなされているのが分かりやすいですね。
丼ものや麺類、定食、一品料理も豊富。特に魚介類を使ったメニューのバリエーションの多さは、他の追随を許しません。
色々な好みの人にも対応できるので、家族やグループ旅行で訪れるには最適ですね。
びびんやへのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■東九州道の日南東郷ICから約10分。
店の前には広めの駐車場が用意されています。ただ、店を出る頃(連休の12時頃)には、広い駐車場がほぼ満車になっていました。
鉄道でのアクセス
■JR日南線の油津駅から1.3km。徒歩で20分。
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|投稿:2023.11.30 | 最終更新:2023.11.30 |カテゴリ: 宮崎県